プレスリリース
オンプレミスのHPC環境にクラウドのような消費モデルを導入し、イノベーションを牽引
*本プレスリリースは、2022年1月26日にレノボ本社の発表した英文リリースの抄訳です。本サービスの日本市場での提供開始時期は未定です。
https://news.lenovo.com/pressroom/press-releases/lenovo-unveils-truscale-hpc-as-a-service/
レノボは本日、クラウドライクな体験で、あらゆる規模の組織にスーパーコンピューティングの演算能力をもたらす、「Lenovo TruScale™ High Performance Computing as-a-service(HPCaaS)」を発表しました。この新サービスは、ハイパフォーマンス・コンピューティング(HPC)とas-a-Service(サービスとしての提供)を組み合わせる形で、レノボのEverything-as-a-ServiceプラットフォームであるTruScaleポートフォリオを拡張したものです。これによって、HPC分野のお客様は、これまで以上にスーパーコンピューティングのリソースを活用できるようになり、人類最大の課題の解決に取り組む研究者は、より短期間で問題解決が可能です。
※Lenovo TruScaleの “Everything-as-a-Service"についてはこちらを参照ください。
https://www.lenovo.com/jp/ja/news/article/2021-9-08
クラウドのような消費モデルのHPCは、HPC分野で最も急成長中の利用形態です。オンデマンド形式のリソース消費により、ワークロードの要件に応じた、より効率的で拡張性に優れたHPCリソースを提供します。一般的なHPCクラスターは、ほぼフル稼働状態で動作しており、演算とストレージのサイクルに対する需要が急速に拡大する中、ワークロードを追加する余裕はほとんどありません。Lenovo TruScale HPCaaSでは、追加の容量が確保できるため、研究機関は助成金の申請プロセスを優位に進めつつ、より短期間で洞察を獲得できます。同テクノロジーは、学術、製薬、製造、ヘルスケアなど、さまざまな業界でイノベーションを牽引する上で欠かせないラックからクラウドレベルまでのソリューションを提供します。
レノボ インフラストラクチャー ソリューションズ グループのアジア太平洋事業責任者のSumir Bhatia(スミア・バティア)は、次のように述べています。「レノボのTruScale HPCaaSは、増え続けるワークロードの要件に対応し、インテリジェントにイノベーションを推進するための柔軟性、信頼性、パフォーマンスをお客様に提供します。本サービスは、研究機関がテクノロジーを活用し、より迅速なインサイトを得て、人類の最大の課題を解決する方法に進化をもたらします。レノボは今後も信頼できるパートナーとしてお客様に価値提供できるようサービスの拡充を図っていきます。」
Lenovo TruScale HPCaaSがもたらす新たな可能性
TruScale HPCaaSは、レノボが管理・サポートするシンプルな従量課金モデルを採用しており、HPCクラスターのリソースを最大限に活用し、共有アクセスをコントロールします。お客様のデータセンターにテクノロジーを直接導入することで、HPCワークロードの管理者は、リソースの動的なアクセスと提供をオンデマンドで行えます。追加のクラスター・リソースは、「プッシュボタン」方式のアクセスを通じて入手でき、企業は必要に応じて追加のコンピューティング、ストレージ、アクセラレーション機能を利用できます。
レノボは、「ExascaleからEveryscale™へ」という考え方に基づき、Exascaleレベルのコンピューティングをあらゆる規模の組織に提供するテクノロジーの開発・統合・導入に向けて、主要な業界パートナー各社と緊密に協業しています。スペイン・バルセロナのトレ・ジローナ礼拝堂での気候変動研究や、沿岸地域の保護を目的とした、ノースカロライナ州立大学の気象動向予測など、数々の受賞歴を誇るレノボのHPCソリューションは、これまでの可能性の限界を突破し、世界的な最大の課題を解決できるよう、世界中の研究者を支援しています。新サービスのLenovo TruScale™ HPCaaSにより、あらゆる規模の組織は、より多くのHPCリソースをオンデマンドで利用でき、追加の演算、ストレージ、アクセラレーション機能をすぐに活用できます。
※バルセロナのトレ・ジローナ礼拝堂での気候変動研究について:https://www.lenovo.com/us/en/resources/streams/customer-stories/?storypopup=Barcelona-Supercomputing-Center
※ノースカロライナ州立大学の気象動向予測について:https://www.lenovo.com/us/en/servers-storage/nc-state-university/?orgRef=https%253A%252F%252Fnews.lenovo.com%252F
実用的で柔軟なHPCアプローチ
Lenovo TruScaleは、拡張性に優れたクラウドライクな消費モデルに加えて、ハードウェアとサービスを含んだ予測可能な決済オプションを採用することで、あらゆる規模の組織を対象に、競争力の維持に必要な柔軟性をもたらしており、ROI(投資対効果)を最大化しつつ、より短期間で価値を提供できます。お客様はTruScale for HPCを使用することで、調達の遅延やサプライチェーンの混乱に悩まされることなく、提供されたリソースを柔軟・迅速に追加できます。
※Lenovo TruScaleについてはこちらを参照ください。
https://www.lenovo.com/jp/ja/data-center/services/truscale-infrastructure-services
Lenovo TruScale HPCaaSには、以下の広範な機能が用意されおり、自社のHPCリソースを必要に応じて拡張できます。
消費したリソース分のみの支払いにより、想定外のコストの発生はなし
リソースの制限がなく、HPCクラスターを容易に拡張
アーキテクチャ上のボトルネックなしに、大規模な環境でアプリケーションを実行
設備投資を運用経費に変換して、長期的・集中的な予算サイクルと、調達の遅延を回避
レノボのTruScale Portalを通じ、予算を管理し、消費と請求金額を可視化
専用ハードウェアを利用
保護とセキュリティの向上
Lenovo TruScale HPCaaSは、高水準のコントロールとセキュリティを実現します。オンプレミスのHPC機能は、ジョブスクリプトの変更や、パブリッククラウドの公開に伴う潜在的なリスクなしに、シームレスで保護されたデータアクセスを実現します。さらに、導入から利用、廃棄までのサイクルを通じ、レノボの専任プロフェッショナルがデータのセキュリティを保証します。これらの機能は、費用対効果の高いサービスとして提供され、使用に伴うデータの出入費用は不要です。TruScaleの特長である柔軟性と俊敏性の組み合わせにより、お客様はデータの潜在能力をフル活用しつつ、運用が可能です。
Lenovo、TruScaleは、Lenovo Corporationの商標です。
その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
<レノボ・ジャパン ホームページ>
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<レノボについて>
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レノボの詳細については、www.lenovo.com/jp/ja でご覧いただけます。
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