プレスリリース
―日本総代理店として工場の再利用促進、解体作業削減により循環型社会の実現に寄与―
株式会社GSIクレオス(東京都港区/代表取締役 社長執行役員 吉永 直明、以下「当社」)は、この度、北米および欧州を中心に全世界で化学プラントの本体・システム・設備の買取ならびにリニューアル販売を行う米企業、INTERNATIONAL PROCESS PLANTS AND EQUIPMENT CORP.(以下、IPP)と日本における総代理店契約を締結し、本年1月1日よりIPPが展開する工場・製造設備プロセス等の再利用・供給サービスに関する、情報収集や売買交渉のサポート業務を開始しましたので、お知らせします。
【IPPビジネスの特長】
IPPは、欧米各国やインド、中国などに事業拠点を置き(全11拠点)、化学業界や石油化学業界、製薬業界、バイオテクノロジー業界を中心に、プラスチック&ポリマー、石油・ガス、食品加工、発電装置、紙、鉄鋼といった幅広い工業関連業界を対象として、グローバルに工場・製造設備プロセス等の再利用・供給サービスを展開しています。その業容は、閉鎖する化学プラントの本体・システム・設備の売買で、単なる仲介サービスではなく、IPP自らがこれらを購入して在庫を保有しながら、より高品質にリニューアルして販売するものです。現在は、16の稼働可能な工場、115の製造プロセス設備、15,000の製造設備を在庫として保有しており、解体・再生プロジェクトの管理(スケジューリング、関連諸契約の管理、安全管理の実施)も担っていることから、「様々な業界の顧客が新たな商材開発などのために必要とする製造加工インフラを早急に構築し、それに伴う費用・時間・労力を節減できる※」ことが、本サービスの最大の特長となります。
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IPPは、1978年の設立以来、全世界で約160,000社との取引を実現しており、その間培った売買等に関する豊富なノウハウをベースに、ニーズを確実に捉えた質の高いサービスを提供しており、世界中のクライアントから絶大な信頼を獲得しています。
※通常、工場の閉鎖時には施設の解体や修復、保守ならびに設備の移設や処分のために相当の費用や時間が必要となりますが、本サービスの利用により、これらコストの削減が可能となります。
【当該事業のサステナビリティへの貢献】
本サービスは、工場施設の再利用やプラント全体の売買を行うものであるため、施設・設備等の解体や廃棄、処分に伴い発生する産業廃棄物の処理量の低減や、汚染防止、資源の保全につながり、環境保護や気候変動対策に貢献するとともに、循環型社会の実現にも寄与します。また、移転を伴わない工場施設の再利用は、「雇用を守る」という面から地域に貢献するケースもあり、「サステナビリティ」に関しても高く評価されています。
【当社の役割】
当社は、IPPの日本総代理店として、同社のサービスおよび販売物件の広告宣伝や、「国内に所在する」または「国内企業が欧米やアジアなど海外に保有する」売買対象物件に関する情報収集を行うとともに、IPPと国内企業との売買取引の交渉をサポートします。当社は「次代の生活品質を高める 事業の創造者として 人びとの幸せを実現する」というパーパスを掲げ、サステナブルな社会の実現や人々のQOLの向上を目指しています。今後当社は、本事業の拡大に取り組むことより、工業関連市場の成長と環境負荷の低減に貢献してまいります。
以 上
【INTERNATIONAL PROCESS PLANTS AND EQUIPMENT CORP.の概要】
[表: https://prtimes.jp/data/corp/66023/table/53_1_56b8b3ccb2c16070bb296b2a424f251b.jpg ]
<本件に関するお問い合わせ>
株式会社GSIクレオス 経営企画部 企画広報課 Tel 03-5418-2122
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