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日本電気株式会社

NECの「リモート機能訓練支援サービス」が、自宅での個別機能訓練実現に向けた検証を開始

(PR TIMES) 2022年01月21日(金)11時45分配信 PR TIMES

神奈川県の公募型「ロボット実証実験支援事業」に採択


NECがデイサービス事業者向けに提供している「リモート機能訓練支援サービス」について、デイサービスに通所する利用者が自宅で機能訓練を実施する実証実験を1/24〜2/28の1か月間行います。本実証実験は神奈川県の公募型「ロボット実証実験支援事業」(注1)に採択されており、神奈川県と共同で実施します。

2021年度介護報酬改定では、「自立支援・重度化防止の取組の推進」が重要な施策として定められており、アウトカムにつながる質の高いサービス提供の推進が求められています。これに対応するため、デイサービス事業者においても、リハビリの専門職である理学療法士・作業療法士等と連携した、より自立支援に資する個別機能訓練の提供が期待されています。

しかしながら、デイサービス事業者は介護スタッフの人材不足が課題となっており、特にリハビリ専門職が介護現場で不足しています。さらに、コロナ禍の影響によるデイサービスへの通所控えや、要支援者は介護保険制度上、通所回数の上限があるなどから、十分な運動機会を確保できず、それにより生活機能の低下、要介護度の悪化につながるケースも予想されます。

これまでNECは、デイサービスの個別機能訓練の提供を支援するシステムとして、遠隔にいる理学療法士や作業療法士が利用者毎の評価レポートを作成するとともに、デイサービスで利用者が運動プログラム動画をタブレット端末で確認し機能訓練できる「リモート機能訓練支援サービス」を提供してきました。

今回、本サービスを基に利用者が自宅でも機能訓練可能になるよう、健康状態の管理機能や、訓練状況やデイサービスからのメッセージを確認できるマイページ機能などを新たに開発し、実証実験で運用上の課題等を検証します。

■実証実験の概要
[画像: https://prtimes.jp/i/78149/52/resize/d78149-52-c15617e913eb22058faa-0.png ]


◆実証実験:要支援者・要介護者の自宅での個別機能訓練を支援するICTシステム
◆日  程:2022年1月24日(月)〜2月28日(月)
◆場  所:藤沢市内のデイサービス利用者の居宅
※協力施設:リフシア鵠沼海岸デイサービス(神奈川県藤沢市鵠沼海岸7-5-22)
◆内  容:
本実証実験用システムでは、タブレット端末上の専用アプリで機能訓練を提供します。利用者は個別の運動プログラム動画を見ながら訓練を行い、その他にも訓練開始前の体調確認や、マイページから訓練の実施記録やデイサービスからのメッセージを確認可能です。
デイサービスの機能訓練指導員は各利用者の訓練状況を確認した上で、利用者にメッセージを配信することができます。
実証実験では、利用者が自宅で家族の見守りのもと機能訓練を行い、本システムの活用による訓練継続意欲や心身の変化、本システムの運用上の課題等を検証します。

【神奈川県さがみロボット産業特区 発表文】
https://sagamirobot.pref.kanagawa.jp/pdf/220120.pdf

【リモート機能訓練支援サービス製品Webサイト】
https://jpn.nec.com/rtrepo/index.html

なお、以下イベントにおいて「リモート機能訓練支援サービス」を紹介しています。ぜひご視聴ください。

【イベント情報】
◆タイトル:デイサービスに求められるLIFE活用と機能訓練
◆日時:1月30日(日)まで配信中
◆形式:オンデマンド配信
◆参加費:無料(事前申込制)
◆詳細・申込:https://jpn.nec.com/rtrepo/seminar/rtrepo211213/index.html

※注1:神奈川県 公募型「ロボット実証実験支援事業」
神奈川県が「さがみロボット産業特区」の取り組みの一環として推進しているもので、生活支援ロボットの実証実験の企画を全国から募集し支援する事業です。

<本件に関するお客様からのお問い合わせ先>
NEC AIプラットフォーム事業部
E-Mail:info@promo.jp.nec.com

プレスリリース提供:PR TIMES

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