プレスリリース
京都を拠点とするNGO NICCOは、被災地で物資配布と継続的な支援のための調査を行っています。この度クラウドファンディングサイトにて、寄付金の募集を始めましたので、ご案内申し上げます
京都を拠点に国際人道支援を行うNGO公益社団法人日本国際民間協力会(NICCO・代表 小野了代)は、2023年2月6日にトルコ南部で発生したM7.8の地震を受けて、現地調査と緊急人道支援を開始することを決定し、2月15日から支援活動を開始しています。NICCOは、緊急食糧・生活物資の配布を行うため、クラウドファンディングサイト「Readyfor」にて寄付金の受付を開始しました。これまでに、日本人スタッフ1名と現地スタッフ2名がトルコ南東部にて、食糧と物資の配布、継続的な被災者支援のための調査を実施してきました。
今回の地震は、トルコとシリアの広範囲に被害が及んでいます。犠牲者5万人ともいわれていますが、被害の全容か明らかになるにつれて、死者数はさらに増えると考えられます。しかし、助かった被災者も支援物資が行きわたらないことや寒さによって命の危機に瀕しています。
NICCOは、これまでにトルコにて日本人スタッフ1名と現地スタッフ2名を中心に、トルコ南東部(マラティア県、カフラマンマラシュ県、アドゥヤマン県など)で、緊急物資配布と継続的な支援のための調査を実施してきました。また、トルコ災害緊急事態対策庁(AFAD)やトルコ赤新月社等支援の調整を行っている機関の職員とも面会し、支援内容、事業地等について調整を行い、現地提携団体との調整を行っています。
[画像: https://prtimes.jp/i/6317/52/resize/d6317-52-bb81ed43a007af8c0a3f-5.jpg ]
この度、NICCOは、緊急かつ継続的な援助活動を行うために、クラウドファンディングサイト「Readyfor」にて、寄付金の受付を開始いたしました。
1979年の設立以来、国内外で災害緊急支援を行ってきた経験を活かし、被災者に支援をお届けいたします。
今回の地震の被害は南東部の10県に広がっています。家族を失った人たちは、悲しみに耐えながら、協力して困難を乗り越えようとされています。
倒壊や損傷のため住いに住めなくなってしまった人々は、空き地などで仮設のテントを張って、がれきを焚火として灯しながら、寒さをしのぐ生活を余儀なくされています。
また、度々発生する余震、凍結した道路、地滑り、落石、洪水などにより被災地へのアクセスすることが未だ困難な状況です。そのため各国の支援団体が活動しているものの、必要とされている水や食糧、テント、ブランケット、ストーブ、モバイルバッテリー、発電機などを届けられていない地域がたくさんあります。
NICCOは、被災された方々を1人でも多く助けられるように、支援活動を実施していきますので、
この度、開設しておりますクラウドファンディングサイト「Readyfor」の当該ページをご案内いたしますので、皆さまのご協力をお願いいたします。
【READYFOR】
https://readyfor.jp/projects/niccoTurkeySyria
ご寄付の募集期間:2023年4月30日(日)午後11時まで
【活動の概要】
期間:2023年6月1日ごろまで(予定 寄付金が集まり次第延長)
予算:100万円
内容:物資の配布と現地調査
配布物資:水・食糧・テント・ブランケット・ストーブ・モバイルバッテリー・発電機・衛生用品など
場所:マラティア県、カフラマンマラシュ県、アドゥヤマン県など
被災地では、政府機関や被災地の自治体・他団体からも情報を収集し、安全対策を講じながら活動を行います。
プレスリリース提供:PR TIMES