プレスリリース
循環型 デジタル・エンジニアリング事業推進に向け工作機械分野のソフトウエア開発を強化
三菱電機株式会社は、工作機械向けのソフトウエアを開発・販売するModuleWorks GmbH.(モジュールワークス、本社:ドイツ アーヘン市、CEO:Yavuz Murtezaoglu、以下Module Works)と戦略的パートナーシップ契約を締結し出資を行いました。
■戦略的パートナーシップ 契約締結の狙い
工作機械において、加工ワークのシミュレーションや機械のリアルタイムな干渉チェックが、機械の操作や安全な使用、設計工数削減に重要になっています。
当社は、工作機械向けの加工ツールパス(※1)の生成やシミュレーション技術の開発において、最先端のCAD/CAMソリューションの提供で高い評価を得ているModuleWorksと従来から協業を進めてきました。
当社は今回、ModuleWorksとの出資を伴う戦略的パートナーシップ契約締結により、共同開発・マーケティングなどの協業を加速します。工作機械のシミュレーションやCAD/CAM(※2)とのデータ連携などソフトウエア開発を一層強化することで、機械の簡単かつ安全な操作、設計工数の削減、エンジニアリングチェーンの最適化を行います。これにより、当社の循環型 デジタル・エンジニアリング事業の推進に向け、工作機械分野におけるデジタルツイン技術などを拡充し、生産現場のスマート化に貢献します。
■関係者コメント
ModuleWorks CEO Yavuz Murtezaoglu氏 コメント
「三菱電機と戦略的パートナーシップ契約を締結し、大変うれしく思います。パートナーシップに基づく緊密な協力により、新たな技術の発展を加速し、製造業におけるデジタルトランスフォーメーションを推進していきます。」
三菱電機株式会社 FAシステム事業本部長 竹内敏惠 コメント
「当社はFAシステム事業において、多様化する社会課題の解決に貢献することを経営戦略として掲げています。今回の契約締結・出資により、お客様により使いやすいと感じていただけるソリューションを提供することで、人手不足や技術伝承などエンジニアリングチェーンにおける課題解決に貢献していきます。」
■ModuleWorksの概要
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/120285/51/120285-51-23a9db459c43f25a683263888aa87446-1134x236.png ]
・ホームページ:https://www.moduleworks.com/
※1 加工ツールパス:CL(Cutter Location)データと呼ばれ、NC工作機械で製品を加工する際に、切削ツールが辿る経路をコード化したもの。主にCAM上で計算してCLデータを生成する
※2 CAM:Computer Aided Manufacturingの略。製造作業のサポート・自動化を目的とし、CADデータからNC加工プログラムを生成するためのソフトウエア
<お客様からのお問い合わせ先>
三菱電機株式会社 産業メカトロニクス事業部 NC事業推進部
〒100-8310 東京都千代田区丸の内二丁目7番3号
TEL 03-3218-6570 FAX 03-3218-6822
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