プレスリリース
2024年4月1日(月)よりみなとみらい東急スクエアの飲食店舗9店舗で発生する廃食用油を提供
株式会社東急モールズデベロップメント(本社所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:佐々木桃子、以下:当社)は、国内資源循環による脱炭素社会実現に向けて設立されたプロジェクト「FRY to FLY Project(以下:本プロジェクト)」に2024年4月より参画します。
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本プロジェクトは、家庭や店舗などで発生する使用済み食用油(以下:廃食用油)という国内資源を原料とするSAF(Sustainable Aviation Fuel、以下:SAF) で、航空機が飛ぶ世界を実現するプロジェクトです。SAFは、廃食用油などを原料とする航空燃料として、従来の航空燃料と比較しCO2排出量を約80%削減することが可能なエネルギーであり、航空機は自動車などと違い電気や水素などの燃料では代替しにくいことから、SAFの利用によるCO2排出削減が世界で求められています。
当社は、商業施設運営会社として、運営する商業施設の飲食店舗などから発生する廃食用油の提供に加えて、商業施設を活用し、訪れるお客さまに対して本プロジェクトの取り組みについて発信することで、国内資源循環による脱炭素社会の実現への貢献を目的に、本プロジェクトに参画します。4月1日(月)より、みなとみらい東急スクエア(所在地:神奈川県横浜市西区、以下:当施設)の飲食店舗9店舗で発生する廃食用油の提供を開始し、年間約2,400リットル(2022年度実績)となる見込みです。
当社は、商業施設運営を通じてサステナブルなまちづくりを推進しており、今年度より“Tokyu Malls Development Sustainability Action”を本格的に始動しています。『子どもの笑顔をつくる』『循環型社会の実現』『脱炭素社会の推進』の 3 つを重点テーマに掲げ、サステナブルな活動を通じて地域のお客さまや事業パートナーの皆さまとのコミュニケーション、共創の機会を増やし、共に社会課題の解決に取り組んでいます。本プロジェクトに参画し、参画メンバーと相互に連携を図りながら、当施設で発生する廃食用油を提供することで、『循環型社会の実現』と『脱炭素社会の推進』に取り組みます。
当社は、今後も商業施設運営を通して、多様なステークホルダーと共にサステナブルな社会の実現と環境に優しいまちづくりに貢献してまいります。
廃食用油提供に協力するみなとみらい東急スクエアの飲食店舗9店舗(※五十音順に記載)
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「FRY to FLY Project」について
「FRY to FLY Project」はご家庭や店舗などで発生する廃食用油という国内資源を原料とするSAFで、航空機が飛ぶ世界を実現するプロジェクトです。SAFが本格的に導入されるためには多くの廃食用油が必要となりますが、現在、家庭の廃食用油の多くは廃棄されており、回収された廃食用油についても年間10万トン以上が国外に輸出されているといわれています。
設立主旨に賛同する参加企業・自治体・団体が相互に連携しつつ、家庭や店舗などから排出される廃食用油の収集を促進するとともに、自治体との連携により廃食用油のSAF への活用に関する教育活動を実施するなど、日本国内において脱炭素化に向けた資源循環の促進に積極的に参加できる機会の創出を目指しています。
国産の持続可能な航空燃料SAF製造の原料として廃食用油を提供する事業について
当社は、日揮ホールディングス株式会社(本社:横浜市、代表取締役会長CEO:佐藤雅之、以下:日揮HD)、株式会社レボインターナショナル(本社:京都市、代表取締役:越川哲也、以下:レボインターナショナル)、合同会社SAFFAIRE SKY ENERGY(本社:横浜市、代表者:秋鹿正敬、以下:SAFFAIRE SKY ENERGY)と、飲食店舗などの廃食用油を国産の持続可能な航空燃料SAF製造の原料として提供する事業(以下:本事業)について2023年8月3日に基本合意書を締結しています。
日揮HDなどは2022年11 月 1 日付で廃食用油を原料とした国産 SAF の製造や供給事業を行う「SAFFAIRE SKY ENERGY」を設立。2025年度初頭に国産 SAF 製造プラントの運転開始を目指しており、国内初の大規模生産(年間生産量約 3 万キロリットル)を計画しています。排出事業者は発生する廃食用油を提供し、レボインターナショナルが収集。その廃食用油を使い、SAFFAIRE SKY ENERGYが計画するSAF製造装置向けに引き渡します。SAFFAIRE SKY ENERGYは、大阪府堺市で建設中の日本初となる国産 SAF の大規模生産プラントにおいて、レボインターナショナルから引き取った廃食用油を原料としたSAFを製造。日揮HDは、廃食用油を原料とするSAF製造事業に関するサプライチェーンの全体構築を行います。
当施設は、飲食店舗などから発生する廃食用油を提供するだけではなく、出店する飲食店舗に対し、SAF の環境価値啓発および収集協力の呼びかけも行うことにより、本事業を後押しします。
※ 画像は全てイメージです
※ 本プレスリリース記載の情報は3月25日時点のもので、予告なく変更となる場合があります
“Tokyu Malls Development Sustainability Action”について
当社は、さまざまな規模の商業施設を運営する中で、SDGsの認知度の高い東急線沿線にお住まいの皆さまに、より身近に、気軽に、SDGsに参加できる環境を提供することが使命と考え、積極的にサステナビリティ活動を推進してきました。当社が行うサステナビリティ活動を“Tokyu Malls Development Sustainability Action”として発信することで、サステナブルな活動を通じて地域のお客さまや、事業パートナーの皆さまとのコミュニケーションや共創の機会を増やし、共に社会課題の解決に取り組み、地域の魅力向上とサステナブルな社会の実現に貢献します。
みなとみらい東急スクエアについて
名称:みなとみらい東急スクエア
所在地:〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-2
運営:株式会社東急モールズデベロップメント
アクセス:横浜高速鉄道みなとみらい線 みなとみらい駅直結
営業時間:ショップ 11:00〜20:00、レストラン 11:00〜22:00
※一部店舗により営業時間が異なります
https://www.minatomirai-square.com/
株式会社東急モールズデベロップメントについて
株式会社東急モールズデベロップメントは、商業施設(ショッピングセンター)の運営を行う、東急グループの一員。東急線沿線を中心に、駅直結もしくは駅前などの好立地において、駅利用者や地域にお住まいの方々のさまざまなライフスタイルに合わせた店舗ならびにサービスを提案。主な運営商業施設は、「二子玉川ライズ・ショッピングセンター」「たまプラーザ テラス」「グランベリーパーク」「港北 TOKYU S.C.」、「武蔵小杉東急スクエア」などの“東急スクエア”ブランド、東急線駅構内・駅近隣に展開する商業施設ブランド「etomo(エトモ)」など。
https://www.tokyu-tmd.co.jp/
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