プレスリリース
21年10月以降、8割が「料理頻度に変化なし」、ステイホームの安心感と習慣化でさらなる自炊ニーズに期待〜家庭料理の変化及び、2022年暮らしの展望に関する調査〜
約3万人のフーディスト(料理インフルエンサー/料理クリエイター)が参加する、日本最大級の料理インフルエンサーネットワーク事業「フーディストサービス」を展開するアイランド株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:粟飯原理咲)は、「コロナ禍における料理と生活の変化」をテーマにしたユーザーアンケートを2020年から定点調査してまいりました。今回は21年10月緊急事態宣言解除後の料理や生活の変化及び22年の暮らしに対する展望をテーマに実施した結果をご報告いたします。
【調査結果 サマリー】
【2021年10月緊急事態宣言解除後の変化】
料理をする頻度は、「変わらない」約80%、さらに「増えた」は7%でやや増加
外食の頻度は約40%が「やや増えた」
増えた支出TOP3「外食などの食費」、「食材費」、「被服費」。「特に変化なし」も30%となり、消費に大きな差。
【21年の料理の傾向や22年の展望】
21年よく作っていた料理「カレー」「パスタ」「スープ」「韓国料理」などバリエーションが豊か
22年料理をする頻度、78%は「変わらない」と回答。料理への意欲は高い回答も
【総括:フーディストサービスリーダー:久永 千恵】
2年に及ぶWithコロナ生活で新型コロナウィルス感染症との向き合い方もある程度見えてきた2022年。緊急事態宣言が解除され人々の行動制限も緩和されてきた一方、一部地域ではまん延防止等重点措置が発令され、新変異株への対応を模索する日々が続いています。フーディストサービスでは家庭での料理の変化に関する5度目のアンケートを実施し、私たちの暮らしがどのように変化したのか調査しました。
過去の同調査では、コロナ禍において自炊率が大きく伸張していましたが(※)、21年10月に緊急事態宣言が解除されてからも、8割近くの方が自宅で料理をする頻度は変わらなかったと回答し、さらに今後も8割近くの方が料理をする頻度は変わらないと答えています。「料理の楽しさに目覚めた」「感染予防のためにおうちご飯の方が安心」といったコメントからもわかるように、この2年で料理をすることの楽しさや家族と過ごすことの大切さを実感した方が多いことがうかがえます。
4割近くの方が緊急事態宣言解除後に外食頻度が増えたと答えており、増えた支出も「外食などの食費」「洋服や靴などの被服費」「会食や交際費」が上位にあがりました。長期化する自粛生活の中、もう少し自由に外食をしたり買い物に出かけたいといった欲求があらわれています。一方で「支出に変化はなし」が30%となり、消費に大きな差も見受けられます。
今年の抱負となるフリー回答には「おうち時間を充実させたい」「より健康を意識した食生活を心がけたい」「旅行や外出を増やしていきたい」といった声が届いていました。各自が感染対策を行い健康管理に気を付けながら、不安なく旅行や外出も楽しめる生活になることを願う前向きな姿勢が感じられました。
(※)【プレスリリース】2020年の家庭料理の変化及び、2021年暮らしの展望に関する調査報告
〜料理の頻度は64%が増えた、一方で料理の悩み事やストレスを感じている人は43%も〜
https://www.ai-land.co.jp/press/p-ailand/9959/
【調査結果】
(1)2021年10月緊急事態宣言が解除されて以降、自宅で料理をする頻度は変わりましたか
[画像1: https://prtimes.jp/i/1653/50/resize/d1653-50-79593abaaf71db2d9547-0.jpg ]
緊急事態宣言解除後、料理の頻度は「変わらない」が約80%となりました。一方で7%は「増えた」と回答しており、やや増加傾向にあります。
(2)2021年10月緊急事態宣言が解除されて以降、外食をする頻度は増えましたか
[画像2: https://prtimes.jp/i/1653/50/resize/d1653-50-33045e35acf70341b211-1.jpg ]
緊急事態宣言解除後、外食する頻度は49%が「変わらない」と回答していますが、38%が「やや増えた」という結果になりました。長期的な料理の負担やさまざまな制限が解除された結果、外食意欲は増加傾向のようです。
(3)2021年10月緊急事態宣言が解除されて以降、増えた支出はなんですか
[画像3: https://prtimes.jp/i/1653/50/resize/d1653-50-31a5fe908a53e3dcb552-2.jpg ]
緊急事態宣言解除後の増えた支出で「外食費」が31%と最多になり、問2の外食の増加傾向と連動する結果です。また、「食材・調味料などの食費」「洋服などの被服費」は約20%となり、緊急事態宣言解除による外出頻度の高まりがあったのではないかと推測されます。一方で「特に変化なし」も30%となり、消費に大きな差がでています。
(4)2021年を振り返って特によく作った料理(メニュー名)はありますか(フリー回答)
スパイスから作るカレー、時短でバリエーションが豊富なパスタ、多くの野菜を摂れる健康的なスープ、新たな韓流ブームによる韓国料理などが回答にあがってきました。
【カレー】
・みんなが好きで、在宅が多い中 楽に作れるから
・食べに行くのはあまりできないが、家でスパイスを揃えて、免疫力を高めたり、野菜を多くとれるスパイスカレーを作ってみたいと思ったからです
・本場のスパイスを自分なりに調合して 作るのが楽しいから
【パスタ】
・ランチにパスタを本当によく作りました。パスタの種類や具材を変えてなので飽きずに、食べれました
・在宅勤務の昼食に早く作れるから
【スープ】
・野菜スープ。健康管理のため
・おかずになるスープ 野菜を沢山食べることが出来、1品にもメインにもなるから
・コロナ太り解消のために野菜スープ中心の食事が増えました
【韓国料理】
・チーズタッカルビ、ビビンバ、スンドゥブなど韓国料理。息子が好きで簡単でおいしく野菜も取れるため
・韓国ドラマにハマって韓国料理を作る頻度が増えました
・流行りの韓国のテレビドラマをみるようになり、その影響で韓国の食文化に興味を持ったから
(4)2022年は21年と比べて自宅で料理をする頻度は変わると思いますか
[画像4: https://prtimes.jp/i/1653/50/resize/d1653-50-06c37860081e8d851c08-3.jpg ]
2022年の料理の頻度については78%が「変わらない」と回答しています。各選択肢のフリー回答には、料理への意欲や習慣化、ステイホームの安心感などが理由にあがっています。コロナ禍で新しい生活様式を含め料理をする行為が定着している様子も見受けられ、引き続き自炊需要が一定数あるのではないでしょうか。
【やや減る】
・休日は家でパンやお菓子を作るばかりだったので来年は少しアクティブに過ごさないといけないな…と考えている為
・外出に伴う、外での飲食
【やや増える】
・料理の楽しさに目覚めたので、今後もどんどん作ると思います
・やはりコロナ以来健康を意識したメニューやSGDsによる食生活の変化もあるので
【増える】
・自宅で料理をせざるおえない期間が長かった為、その間にいろいろ工夫していた事が定着しました
・安心して食べたいのでおうちご飯が一番楽で楽しく食べれると思うので
・子どもたちが料理の魅力に目覚めたのか、興味がでてきたので食育や、子どもたちのスキルアップのために一緒に料理がしたいと思っている
【変わらない】
・ステイホームが習慣化してしまったから
・今のところ外食が減ったことに慣れて、自炊が苦ではなくなったから
・料理する楽しみを見出したので今後も続けて上達したいため
(5)コロナ禍の生活が続いていますが、2022年はどのような暮らしをしていきたいですか (フリー回答)
家族との時間や在宅時間の楽しみ、健康を意識した生活、日々の生活を大切にしたい気持ちが多い傾向でした。
<コメント>
・おうち時間を充実させたい。物を減らしてよりシンプルな暮らし、お気に入りに囲まれた暮らし。
・これからも家族で過ごす時間を大切にしていきたいです。まだまだコロナ禍が続くと思うので外食気分を味わえるよう、料理のレパートリーを増やしたいです
・今年と変わらず、気をつけながら、小さなことを楽しむ生活
・家での料理が増えたことによりメリットのが多いと感じた。変わらず家の中でどれだけ楽しく有意義に過ごすかを料理を含め考えていきたい
・身体が健康であるにはまさに食が全てだと実感しておりますので、より健康を意識した食生活を心がけるかと思います。
・サステナブルな暮らし、身近な環境問題に取り組みたい
・コロナ禍で『食べる』楽しみが増えました。料理することを含め、旅先でいろいろなご飯を食べて再現する等、出先と家の中で楽しめることを探したい
・家族の健康管理に配慮した食生活をしていきたい
・安心できる旅行や外食をして、日々の生活に変化をつけたい
・旅行や食べ歩きにいったり、旅先で買った調味料や食材、お皿をつかって料理したい
■アンケート概要
2021年10月緊急事態宣言解除後の料理と生活の変化に関するアンケート
調査方法 :フーディストサービス(レシピブログ・フーディーテーブル)にてアンケートを実施
回答者詳細 :20代〜60代以上の男女/有効回答:445名 ※設問により回答数が異なります
実施期間:2021年12月7日(火)〜12月20日(月)
[表: https://prtimes.jp/data/corp/1653/table/50_1_99ec74643c172d5812286395ef00086e.jpg ]
「フーディスト」及び「フーディストサービス」について
フーディストとは、料理インフルエンサーであり、料理クリエイターである人たちの総称です。日々料理や食を楽しみながら、ブログやInstagram、TwitterなどのSNSで積極的に発信をして活躍している方々です。
フーディストサービスは、日本最大級の料理インフルエンサー・料理クリエイターネットワーク事業です。約3万人の料理インフルエンサー(フーディスト)とともに、料理メディア及びコミュニティ(フーディストノート、レシピブログ、フーディーテーブル、スグレピ)を運営しています。 また、企業向けに料理インフルエンサーとのマッチングを行う「フーディストナビ」では、フーディストとクライアントとのコラボレーションを企画・提案しています。※フーディスト(R)はアイランド株式会社の商標登録です
<フーディストサービス運営メディア&コミュニティ>
・フーディストノート
https://foodistnote.recipe-blog.jp/
・レシピブログ
https://www.recipe-blog.jp/
・FoodieTable(フーディーテーブル)
https://foodietable.jp/
・スグレピ
https://www.sugurecipe.jp/
・フーディストナビ
http://foodistnavi.jp/
アイランド株式会社について
「フーディストサービス」「おとりよせネット」「朝時間.jp」などのサービスをはじめ、イベントスペース「外苑前アイランドスタジオ」を運営しています。これまでありそうでなかった「こんなサービスがあったら、自分たちもみんなも嬉しい」サービスを考え、日々の生活が豊かになるサービスの提供を目指しています。
<会社概要>
商号 : アイランド株式会社
代表者 : 代表取締役 粟飯原 理咲
所在地 : 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-1-25 神宮前IKビル2F
資本金 : 1,600万円
事業内容: ・「おとりよせネット」「フーディストサービス」「朝時間.jp」など、ライフスタイルメディアの運営事業
・料理インフルエンサープロモーション/料理インフルエンサーマーケティング事業
・食品ECサイト(オンラインショップ)の集客・販促支援、食を軸にした地域創生支援事業
URL:https://www.ai-land.co.jp/
プレスリリース提供:PR TIMES