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カラクリ株式会社

カラクリ、OpenAI社開発の「GPT-3」を活用!チャットボットの「質問パターン自動生成」機能を提供開始

(PR TIMES) 2023年02月07日(火)16時15分配信 PR TIMES

人によるチューニング作業の大幅削減を目指す

カスタマーサポートDXを推進するカラクリ株式会社(東京都中央区:代表取締役CEO 小田志門、以下カラクリ)は、ChatGPTを提供するOpenAI社の自然言語処理モデル「GPT-3」を活用し、「KARAKURI chatbot」に質問パターンを自動生成する機能(β版)を搭載しました。これにより、チャットボットの導入時の構築期間の短縮や日々の運用工数の削減を実現いたします。

「質問パターン自動生成」を動画でご覧いただけます



[動画: https://www.youtube.com/watch?v=1ibm_BIivOs ]




開発の背景

カラクリは、大企業向けに高精度なAIチャットボット「KARAKURI chatbot」を提供しております。大手企業は、複数のブランドや提携先、グループ企業などを抱え、利用者属性(年齢、性別、文化など)が多岐にわたります。チャットボットの回答精度が下がる要因の1つに、「ログインできない」「サインインできない」「パスワードがわからない」といった同一の意味に捉えてほしい異なる言い回しや、スペルミス、変換ミスなどに対応できないことが挙げられます。より正確な回答を行うため、Q&Aの学習におけるバリエーションも豊富でなくてはなりません。そこで、人間が好ましいと感じる出力を生成できるGPTモデルを連携し、チャットボットの学習データ(質問パターン)を自動生成できる機能を搭載しました。質問パターンを豊富に学習させることにより、「曖昧な表現」での対話でもスムーズに正確な回答が可能となります。

[画像1: https://prtimes.jp/i/25663/49/resize/d25663-49-78f76a6888205e0ae621-3.png ]



「質問パターン生成機能」について

大手企業満足度No.1の「KARAKURI chatbot」に、米国の人工知能研究機関であるOpenAIが提供している対話AIアルゴリズムを連携させることで、Q&Aの質問パターン案を自動で生成できるようになりました。

AIによる質問パターン生成により、以前は手作業によって行っていたチャットボット学習の作業が、ワンクリックで簡素化され、運用の負担も大幅に軽減されます。


[画像2: https://prtimes.jp/i/25663/49/resize/d25663-49-c887a40457f5c02c5882-1.png ]



カラクリ株式会社 取締役CTO兼CPO 中山智文コメント

2022年末にOpenAIが提供する「ChatGPT」が話題になっているように、大規模言語モデルの可能性は更に拡がっています。しかし、ChatGPTやそのベースとなるGPT-3は優れた性能を持つ一方で、誤った内容を自然に返したり、レスポンスが遅いといった課題もあります。また、既存のOpenAI社のAPIは安定性に欠け、現時点ではエンタープライズを対象とした当社のサービスレベルには達していません。そこで、当社はエンドユーザーからのお問い合わせに対する回答ではなく、お客様が行うチャットボットAIのチューニング作業を、GPTを活用して効率化する方法を考案し、使いやすいデザインで実装しました。これにより、お客様の状況に合わせたチャットボットAIの育成が大幅に効率化されると考えております。これからも当社のビジョン「Friendly Technology」を実現するため、引き続き先進技術を多くのお客様に届けてまいります。

[画像3: https://prtimes.jp/i/25663/49/resize/d25663-49-32b4bb29aa20983d4825-2.png ]


【プロフィール】
1992年生まれ。2016、東京大学大学院在学中に自身の研究分野である人工知能・データサイエンス技術の社会実装を進めるため、カラクリ株式会社を共同創業し、CTOに就任。主にエンタープライズのカスタマーサポート向けAIソリューション群をSaaSとして提供している。2021年博士(科学)を取得。



会社概要

カラクリは「カスタマーサポートをエンパワーメントする」をブランドパーパスに掲げ、AIテクノロジーを活用した事業を展開しています。高精度AIチャットボット「KARAKURI chatbot」の提供を中心に、メルカリ、SBI証券、セブン-イレブン・ジャパン、SmartHRなど各業界のトップランナーに選ばれつづけています。業界に先駆けて、「利用サービスに不満はあるが、問い合わせをしない」サイレントカスタマーの存在に着目し、EC利用者の困りごとを予測するシステムを開発。売上の機会損失を防ぎ、カスタマーサポートの事業貢献の可視化へ貢献しております。2018年のICCサミット「スタートアップ・カタパルト」に入賞、2020年には「Google for Startups Accelerator」・2022年『Google for Startups Growth Academy Tech 2022』に採択されました。

住所   : 〒104-0045 東京都中央区築地2-7-3 Camel 築地 II
設立   : 2016年10月3日
代表者  : 代表取締役CEO 小田 志門
事業内容 : カスタマーサポート特化型AI「KARAKURI」シリーズの開発・提供・運営など
URL   : https://about.karakuri.ai/



プレスリリース提供:PR TIMES

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