プレスリリース
センスは仕事に役立つと考える管理職は70%
コンサルティング事業を展開する株式会社ノースサンド(東京都中央区、代表取締役:前田 知紘、以下 ノースサンド)は、IT・コンサルティング業において営業・PM(プロジェクトマネジメント)・コンサルタント・システムエンジニアの職種に就く25歳〜54歳の男女300名(一般従業員:200名 経営層:100名)を対象に、「ビジネスパーソンのスキルとセンスに関する調査」に関する調査を実施しました。
岸田政権が発表した新しい資本主義に向けた計画的な重点投資項目の1つである「人への投資と分配」には「スキルアップを通じた労働移動の円滑化」の記載があり、政府は3年間で4000億円の人への投資の政策パッケージを創設すると表明しており、人への投資を重視する方針を打ち出しました。人的資本投資やリスキリングなど「スキル」への注目度が高まっています。
一方で、将来の予測が難しいVUCA時代には、定型業務を効率的に処理するために必要な「スキル」だけでは言い表せない「センス」(一般的には、物事の微妙な感じをさとる働きや能力、感覚を意味する)に関するメディア論調やビジネス書も多く流布しています。
そこで今回は、ビジネスパーソンが仕事を行う上でスキルと同様にセンスを重視しているという仮説から、一般社員と管理職が考えている「ビジネススキル」と「ビジネスセンス」についての価値観についてまとめましたので、以下にて報告いたします。
◆調査結果について
スキルを高めるためにやっていることについて「書籍・教材で学習」が42.3%で最も高く、次いで「職場の人から学ぶ」が33.7%。一方で「特にやっていない人」は31%という結果に
スキルで思い浮かべることTOP3は「仕事に役立つ」「スキルが高い人と働きたい」「信頼につながる」
管理職の7割が「ビジネスパーソンとしてのセンス」は仕事に役立つと思っている。
一般社員の56%に比べ14ポイント高い結果に
管理職が憧れるビジネスパーソン1位は「人間力が高い人物」
一緒に働いてみたいと思う芸能人ランキング第1位はタモリ
◆調査結果 詳細
1.スキルを高めるためにやっていることについて「書籍・教材で学習」が42.3%で最も高く、次いで「職場の人から学ぶ」が33.7%、一方で「特にやっていない人」は31%という結果に
ビジネスパーソンとしてのスキルを高めるためにやっていることについて、1位は書籍・教材で学習(42.3%)、2位は職場の人から学ぶ(33.7%)ということがわかりました。一方で、スキルを高めるためにやっていることは「特にない」(31%)という結果に。リスキリングという言葉が浸透しつつある中でも特にスキルを高めることはやっていない人が多いことがわかりました。
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2.スキルで思い浮かべることTOP3「仕事に役立つ」「スキルが高い人と働きたい」「信頼につながる」
ビジネスパーソンとしてのスキルと聞いて思い浮かべることとして「仕事に役立つ」「スキルが高い人と働きたい」に「当てはまる」(30.3%)が同率で並び、「信頼につながる」(25%)が続きました。当てはまる、やや当てはまるまで広げるとスキルが「仕事に役立つ」と考えている層は73%の多数を占めており、ビジネスにおける「スキル」の重要度が分かる結果となりました。
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3.管理職の7割が「ビジネスパーソンのセンス」が仕事に役立つと思っている。一般社員の56%に比べ14ポイント高い結果に(管理職100名・一般社員200名)
ビジネスパーソンのセンスと聞いて思い浮かべることにおいて、「仕事に役立つ」が「当てはまる」・「どちらかと言えば当てはまる」と答えた方は管理職で70.0%となりました。一般社員の56.0%に比べて14ポイント高い結果になりました。管理職は一般社員に比べセンスが「仕事に役立つ」と考える層が多いことがわかりました。
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4.管理職が憧れるビジネスパーソン1位は「人間力が高い人物」と回答(管理職100名・一般社員200名)
「どんなビジネスパーソンに憧れますか」という設問では、管理職の1位は「人間力が高い人」(27.0%)となり、一般社員に比べて5.5ポイント高い結果になりました。管理職が憧れる姿として「社内で実績がある人」や「人一倍能力が高い人」よりも「人間力」が選ばれやすいことがわかりました。
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5.一緒に働いてみたいと思う芸能人ランキング第1位はタモリ
一緒に働いてみたいと思う芸能人ランキング1位は「タモリ」(4.7%)となり、次いで、2位が「天海祐希」(2.3%)、3位が「西村博之(ひろゆき)」、「イチロー」、「カズレーサー」(同2.0%)となりました。選定の理由には、「知識が豊富だから」「ビジネスパーソンとしてのスキルがありそうだから」「論理と感性の使い分けに長けて良そうだから」などの回答が得られました。
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◆株式会社ノースサンド 人事部広報責任者 東谷昂 コメント
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ビジネス「スキル」はビジネスパーソンに『仕事に役立つ』『スキルが高い人と働きたい』『信頼につながる』と考えられていると考えられていることが分かりました。岸田政権の方針もあり会社から社員へのスキル投資や、ビジネスパーソンが自らビジネス「スキル」を高める行動を採る機会はより増加していくと予想されます。一方で、3割のビジネスパーソンは「スキル」を高めるための取り組みは『何もしていない』と回答しており、個々人が「スキル」を高める意欲には分断があることもわかりました。
また、「スキル」との対比で語られることの多い「センス」については、管理職において一般社員とのギャップを発見することができました。スキル偏重トレンドの兆しがあるビジネスシーンですが、管理職が憧れを抱くビジネスパーソンは『人間力の高い人物』が1位、管理職の7割は「センス」が仕事に役立つと考えているなど、仕事の視座を高めるほど「人間力」や「ビジネスセンス」のようなスキル以外の側面も大事になってくると推測できます。周囲に評価されるビジネスパーソンになるためには、「スキル」だけに偏ったリスキリングの考え方だけではなく、「センス」の両方を伸ばしていける環境が必要になります。
当社はスキルへフォーカスされがちなコンサル業界において、「スキル」を重視しつつも、また一緒に働きたいと思われるコンサルタントであるために、人間力=「センス」が重要であると考えております。理念経営を行っている唯一のコンサルファームとして、人間力という強みを武器に日々クライアントの解決に取り組んでまいります。
◆調査概要
・調査名:ビジネスパーソンのスキルとセンスに関する調査
・調査エリア:首都圏(1都3県:東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)
・方法:インターネットリサーチ
・調査対象:情報通信業(IT)、コンサルティング業に従事し、営業、PM(プロジェクトマネジメント)、コンサルタント、システムエンジニアの職種に就く25歳〜54歳の男女300名(うち一般社員200名、マネージャー、係長、主任、課長、部長など管理職100名)
・調査期間:2022年6月10日(金)〜12日(月)
◆ノースサンドについて
弊社は、テクノロジーの力を活用してクライアントの課題を解決するコンサルティングサービスを提供しています。
我々が取り扱うテーマは IoT、AI、Fintech、ビックデータ等に代表される先端デジタルテクノロジー、基幹系システムで使われているようなレガシーなテクノロジー、システム全体のグランドデザインやオペレーション改善など多岐に渡ります。
弊社は、コンサルティングを「お客様の実現したいことをデザインする仕事」と捉え、1社でも多くの会社、1人でも多くの方の力となることで、カッコイイ会社を増やし、世界をデザインできる会社となることを目指しています
【ノースサンド会社概要】
代表取締役:前田 知紘
設立:2015年7月
所在地:〒104-0061東京都中央区銀座4-12-15歌舞伎座タワー7F
事業概要:ITコンサルティング、ビジネスコンサルティング、新規事業立ち上げ
URL:https://northsand.co.jp/
TEL:03-6263-0733
FAX:03-6263-0734
以上
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