プレスリリース

  • 記事画像1
  • 記事画像2
  • 記事画像3
  • 記事画像4

新電元工業株式会社

パッケージサイズ30%削減、双方向TVS発売

(PR TIMES) 2023年10月25日(水)16時15分配信 PR TIMES

〜車載ECU保護用回路の小型化に貢献〜

新電元工業株式会社は、車載ECUなどのサージ保護向けに、車載信頼性規格AEC-Q101に準拠した双方向TVS「DL20Bシリーズ」の認定評価用サンプルの提供を開始しました。パッケージサイズを30%削減し、23V〜27Vの幅広い耐圧で4機種を製品化しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/63577/48/63577-48-107483eb02e56199788fa4acd179bdad-487x443.png ]

近年の車載ECUは機能の増加と複雑化により消費電力が増加しています。以前はECU保護のための逆接防止素子には一般整流ダイオードが使用されていましたが、最近では高効率化を図るためにショットキーバリアダイオードや、MOSFET、理想ダイオードなどを使った回路構成への移行が進んでいます。このような回路構成では、サージ保護および損失削減の観点から、正負サージを1素子で吸収できる双方向TVSの需要が拡大しています。その中でも車載ECU増加によるスペースの制約が顕著であるため、コンパクトな双方向TVSが求められています。

今回開発した双方向TVS「DL20Bシリーズ」はこのような市場ニーズに対応します。本製品は他社同等品と比較し、パッケージサイズを30%削減したことで、機器の小型化・省スペース化に貢献します。
また幅広い耐圧のラインアップを用意しているため、対応する規格に適した製品を選定できます。品質レベルは車載信頼性規格AEC-Q101に準拠します。

■特長
(1)パッケージサイズを30%削減
他社同等品と比較し、パッケージサイズを30%削減することで機器の小型化に貢献
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/63577/48/63577-48-9eb1cd093049b0c32e9abb893590a332-433x281.png ]


(2)アノード・カソード両端子にガルウィング構造を採用
基板応力緩和とリード先端部メッキ処理により高信頼性実装を実現
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/63577/48/63577-48-9b1e06ab9a485abae9fd4fc9a0c989a2-321x257.png ]

(3)車載品質
車載信頼性規格AEC-Q101準拠

(4)片方向TVSと同様パッケージを使用
回路変更により片方向TVSから双方向TVSへ置き換える際も、基板パターンの変更が不要

(5)幅広い耐圧のラインアップを用意
23V〜27Vの幅広い耐圧により、対応する規格に適した製品を選定可能

■用途例
車載ECU過電圧サージ対策(ISO7637-2)

■製品仕様
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/63577/48/63577-48-3ec002792d7e0d64f61dd287380680aa-737x279.png ]


■発売時期
2023年12月予定


新電元工業株式会社について
新電元工業は、1949年の設立以来、パワー半導体やスイッチング電源などパワーエレクトロニクスを主な事業領域として、独創的な技術を活かした数多くの製品を開発し、世界各国のお客様の期待と信頼にお応えしてきました。
新電元工業は、半導体技術、回路技術、実装技術を併せ持つ世界でも稀なメーカーとしてコア技術を融合し、発展・応用させていくことで、持続可能な社会の実現の一翼を担う製品をご提供していきます。詳細については新電元工業のウェブサイト(https://www.shindengen.co.jp/)をご覧ください。

お問合せ先
新電元工業株式会社 営業統括部
hansoku@shindengen.co.jp



プレスリリース提供:PR TIMES

このページの先頭へ戻る