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ICMG共創ファンド、インドネシアでAI監視システム&スマートシティ化プラットフォームを提供するQlueへ投資を実行

(PR TIMES) 2022年04月20日(水)10時45分配信 PR TIMES

株式会社ICMG Partners(本社:東京都千代田区丸の内、代表取締役:舩橋元)が運用するICMG共創ファンド1号投資事業有限責任組合は、PT Qlue Performa Indonesia (本社:Jl. Pejaten Barat Raya No. 13, Kelurahan Pejaten Barat, Kecamatan Pasar Minggu, Jakarta Selatan, DKI Jakarta, CEO:Rama Raditya)へ投資を実行したことをお知らせいたします。Qlueはインドネシアに拠点を置き、街全体の安心安全を高めるAIクラウドソリューションをSaaS型で提供しており、政府や企業が保有する監視カメラへ独自のAI監視システムを導入することで、既存インフラを有効活用しながら街の安全性を高めています。QlueのAI監視システムは、コンピュータビジョンによって侵入者や脅威を自動で識別・通知することができ、行動分析を実行することもできます。Qlueは、こうした最先端技術の活用により、「世界中のポジティブな変化を加速させること」を目指しています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/33726/48/resize/d33726-48-8459adb8aae2c6e4bede-0.jpg ]

現在、世界的に都市化のスピードが加速しており、2050年には世界の70%の市民が都市部に住むと言われています。こうした動きは、生活の質や経済の向上につながる一方で、市民の監視やセキュリティに関する問題が発生してくることが見込まれ、街のあらゆる場所に多くのCCTVカメラを設置する必要があります。また、CCTVカメラの増加に比例して、映像を監視し、潜在的な脅威に早急に対応するために、より多くの監視員が必要となる懸念があります。加えて、現在のCCTV技術では、中央司令室の重要性が大きな比重を占めており、現場の職員は指令室からの情報にますます依存するようになるため、現場側での対応に非効率が生じるリスクもあります。


これらの問題に対処すべく、Qlueは監視の自動化と作業員の生産性向上を目的に、デジタルツールを相互接続・統合するプラットフォームを開発しました。同社の主力製品であるQlue visionは、既存のCCTVカメラに簡単に組み込むことができるプラグアンドプレイ型のAI監視システムであり、一度組み込むと自動的に脅威を認識・検出する機能が搭載され、監視・セキュリティ能力が飛躍的に向上します。また、Qlue Dashboardは、QlueのビジョンAIソフトウェアが収集したすべてのセキュリティフィードとデータを一箇所で確認できるウェブベースのダッシュボードであり、ビッグデータ分析ツールが組み込まれているため、リアルタイムで実用的な判断を下せるようになり、監視プロセスの自動化と人手不足の解消が可能となります。さらに、現場のセキュリティ担当者向けアプリケーションQlueworkにより、警備員はリアルタイムでセキュリティや安全に関するアラートを直接受信できるようになり、業務効率・生産性を向上させることができます。このように、Qlue の監視システムは、政府や企業などで活用されながら、監視の自動化、コスト削減、労働生産性の向上、セキュリティの強化など、大きなメリットを実現しています。

本投資の意義は、Qlue社の顧客獲得と事業拡大を支援することを通じて、インドネシアをはじめとしたアジア各国の安心安全なスマートシティ化と、その先のさらなる経済発展に貢献することにあります。今後、Qlue社はインドネシアのAI監視ソリューションのリーディングカンパニーとして、製品開発を進めると共に、政府や企業とのパートナーシップを通じて、インドネシア国内でのさらなる事業拡大を進めます。具体的には、政府との連携を起点に、インドネシアの様々なTier 1およびTier 2都市に同社のAI監視ソリューションを拡大することを計画しています。また、アジアの他の地域への進出も計画しており、ベトナム、フィリピン、タイ、日本などが主な進出予定先となっています。

ICMGグループは、日本の大手企業とのネットワークを活用し、Qlue社の日本進出をサポートしてまいります。そして、日本進出支援と並行して、インドネシアに進出している日本企業の子会社・関連会社とQlue社のパートナリング支援も行ってまいります。

[画像2: https://prtimes.jp/i/33726/48/resize/d33726-48-1eef1a7ec93d2f126853-1.png ]


【Qlueについて】
2016年に設立されたQlueは、インドネシアのテック系スタートアップとしてスタートし、現在ではスマートシティの総合プロバイダー企業へと進化しております。Qlueでは、「世界中でポジティブな変化を加速させる」というミッションの下、ワークフォース・マネジメント、人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)を活用した、最先端のテクノロジー製品からなるプラットフォームを構築しています。
スマートシティ領域での事業展開を開始して以降、ロンドンで行われたWorld Smart City OrganizationによるGlobal Smart City Contestでの優勝(2018)をはじめ、ドバイで行われたWorld Government SummitでのBest M-Government Service(2019)、香港で行われたJumpstart MagazineでのStartup of the Year(2019)など、これまで複数の賞を受賞しています。それ以降も、マレーシアで行われたRiceBowl Startup AwardsでのBest IoT ASEAN(2020)、WeGoによるOpen and Inclusive City pada Silver Award(2020)、Brain Society CenterによるSocio Digitechnopreneur Innovation Awards(2021)、World Technology Leader AwardによるTop 200 Global Tech Leader 2021や、IDC Smart CIty Asia Pacific Awardにおける交通インフラ部門トップ5など、さまざまな栄誉ある賞を受賞しています。
Qlueは、政府機関向けのQlueApp(市民通報アプリ)のほか、民間企業向けにQlueVision(コンピュータビジョン技術)、QlueWork(モバイルワークフォース・マネジメント)、QlueDashboard(データ一元可視化プラットフォーム)、QlueSense(IoTベース技術)を開発しており、データドリブンな意思決定に寄与しています。現在、Qlueはインドネシアの政府機関、災害救援機関、衛星都市、様々な業種の民間企業、政府機関など70社以上のお客様から信頼を獲得しています。
URL:https://www.qlue.ai/

【ICMGグループについて】
ICMGグループは創業以来、日本だけでなくシンガポールやシリコンバレーをベースに日本大企業やスタートアップ、官公庁とプロジェクトを行ってきました。直近では、東京電力及び中部電力と共同で、東南アジアにおける再生可能エネルギーの投資を実行、国連UNDPとのSDGsイノベーション分野における戦略提携、愛知県のスマートサステナブルシティプロジェクト等、国内だけでなく海外でもプロジェクトを推進しております。今回のICMG共創ファンドでは、社会課題を解決するベンチャー企業に迅速に成長資金とICMGの有する日本大企業のパートナーネットワークを提供することで、持続可能な未来の創造を目指しております。
URL:https://www.icmg.co.jp/partners/

【ICMG共創ファンドについて】
羽田空港旅客ターミナルを運営する日本空港ビルデング及びグループ会社の羽田未来総合研究所(日本空港ビルデングよりLP出資)と「金融にも強い総合サービス業」を目指すきらぼし銀行等を有限責任組合員に迎え、2021年5月にスタートしたベンチャーキャピタルファンドです。インダストリーの垣根を越えて社会課題を解決するスタートアップと日本大企業の共創を後押しし、未来に繋がるエコシステムを構築することを目的としております。スタートアップへスピーディーな成長資金を提供するだけでなく、ICMGグループが持つ日本大企業ネットワークを提供することでグロース支援を行います。



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