• トップ
  • リリース
  • 【マンガで学ぶ】医師が教える「コロナ変異株(N501Y)」について

プレスリリース

  • 記事画像1
  • 記事画像2

【マンガで学ぶ】医師が教える「コロナ変異株(N501Y)」について

(PR TIMES) 2021年07月30日(金)16時15分配信 PR TIMES

千葉大学発医療スタートアップの株式会社Smart119(本社:千葉県千葉市、代表取締役社長/CEO:中田孝明)は、新型コロナウイルスの変異株である「N501Y」について、医学の見地からまとめたイラストレーションを一般公開しました。同社代表で国立大学法人千葉大学 救急集中治療医学 教授の中田孝明医師と、同医学部附属病院 感染症内科の谷口俊文講師が監修しています。現在、変異株は4種が確認されており、そのうち3種は、「N501Y」変異を持ちます。これらに関する研究の蓄積から、この変異株から、ウイルス変異のしくみと予防方法などを解説します。本資料は学校、企業、公共機関、町内会等で自由に配布・利用していただくことが可能です。
[画像1: https://prtimes.jp/i/56624/46/resize/d56624-46-961621d77cb70bbf5792-0.jpg ]


現在、新型コロナウイルスの変異株は、「α(アルファ)株」「β(ベータ)株」「γ(ガンマ)株」、「δ(デルタ)株」と、次々に確認されており、日々の感染症対策へ不安視される方が多く見受けられます。

変異株として初めて確認された「N501Y」は、コロナウイルス研究の早期からの対象として、知見が蓄積されてきました。2021年3月までの研究結果をもとに、千葉大学附属病院感染症内科講師・谷口俊文医師、同大学救急集中治療を専門とする中田孝明医師が、変異株の種類と特徴、予防方法、注意点を、正しく解説します。

◆印刷用資料ダウンロードリンク
https://smart119.biz/manga/000365.html

◆テーマ
「知りたい!コロナ変異(N501Y)」

◆解説者
中田孝明
株式会社Smart119 代表取締役
千葉大学大学院医学研究院 救急集中治療医学 教授
https://twitter.com/Nakada119

谷口俊文
千葉大学医学部附属病院
感染症内科講師

◆ポイント1:変異株「N501Y」とは
・新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の変異の1つ。
・ウイルスが持つスパイクタンパクの受容体結合ドメインの501番目が、「N:アスパラギン」から「Y:チロシン」へ置換したもの。

◆ポイント2:各地の変異株はエリアごとの違い
・現在、確認されている変異株(呼称名:読み方/発見場所/系統名)
   α:アルファ/イギリス/B.1.1.7
   β:ベータ/南アフリカ/B1.351
   γ:ガンマ/ブラジルからの帰国者/P.11
   δ:デルタ/インド/B.1.617
・α株、β株、γ株の3種は、「N501Y」と同様の変異を有するが、それぞれ違う変異も有していることから、3種の変異株として考えられている。
・δ株は、「N501Y」とは、別の変異を持つ。

◆ポイント3:従来株との違い *2021年3月研究結果より
・感染力(伝播性)
 N501Y変異を持つα株、β株、γ株は、感染力(伝播性)が上がっている。
・重症化のしやすさ
 α株は、他の3種と比較して、死亡リスク増加の可能性が示唆される。
・ワクチン効果
 日本で承認されているワクチンは、変異ウイルスに対しても有効である。

◆ポイント4:ウイルス変異の起因と、なぜ短期間で他種変異が発生するのか
・変異の起因
 ウイルスが複製する際に、少しずつ構造が変化する。これは、新型コロナウイルスに限定される傾向ではなく、全てのウイルスにおいても起きる。
・短期間で多種変異する背景
 流行の広まりに比例して、ウイルスの複製も増加する。これに伴って、変異の機会が増える。

◆ポイント5:新しく注意すること
感染経路は、従来と同様と考えられている。これまでの感染対策を継続して行う。
1.手洗い
2.マスク着用
3.咳エチケット
4.ソーシャルディスタンスの確保
5.混雑、密閉空間を避ける
6.体調不良時には、自宅に留まる

◆医療情報イラストレーション・シリーズ ホームページ
https://smart119.biz/manga/

※画像など当コンテンツを報道にて引用頂く場合は、「(株)Smart119 提供」と記載ください。
また、その際はpress@smart119.bizまでご一報いただけますと幸いです。

<株式会社Smart119について>
株式会社Smart119は「現役救急医が設立した、千葉大学医学部発ベンチャー」です。
『今の「119」を変える』ため、音声認識とAIを活用した救急医療支援システム「Smart119」を開発・運用。
千葉市において、日本医療研究開発機構 (AMED) の救急医療に関する研究開発事業を実施。
緊急時医師集合要請システム「ACES」、災害時の病院初期対応を「Smart DR」の開発・運用を行なっています。Smart119は「安心できる未来医療を創造する」を目指します。

[画像2: https://prtimes.jp/i/56624/46/resize/d56624-46-11840f3ca7aad480f986-1.jpg ]

【株式会社Smart119 会社概要】
会社名: 株式会社Smart119
住所: 千葉県千葉市中央区中央2丁目5-1千葉中央ツインビル2号館 7階
設立: 2018年5月
代表者: 中田 孝明
事業内容:
音声認識とAIを活用した救急医療支援システム「Smart119」の開発・運用
緊急時医師集合要請システム「ACES」の開発・運用
災害時の病院初期対応を「Smart DR」の開発・運用
URL: https://smart119.biz
Twitter: https://twitter.com/Smart119_jp
メールアドレス: press@smart119.biz (担当:中村)



プレスリリース提供:PR TIMES

このページの先頭へ戻る