プレスリリース

ベルベット生地に3Dプリンタで造形を施した、視覚的にインパクトのあるインテリアを製作。ストラタシスの3DFashion技術が、プジョーの電気自動車の新時代を支えます。

ミネソタ州エデンプレイリー & イスラエル・レホボト--(BUSINESS WIRE)--ストラタシスLtd. (樹脂3Dプリンタの造形ソリューションのリーダーであるストラタシス（Nasdaq: SSYS）は、世界的な自動車メーカーであるプジョーが、ストラタシスの革新的な3DFashion(TM)技術を新コンセプトカー「Inception」の内装に採用し、従来の装飾手法では不可能だったレベルの解像度を実現したと発表しました。
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ステランティス傘下のプジョー・ブランドの新時代を告げる、未来の電気自動車のビジョンを具現化した コンセプトカー「Inception」は、プジョー・ブランドのデザイン・ディレクター Matthias Hossann 氏が率いる初のデザイン・マニフェストであり、プジョーにとって大きな変革を意味します。このクルマには、同社が「革命的」と評するインテリア・デザインが採用されており、Stratasys J850(TM) TechStyle(TM) 3Dプリンタだけを使用して製作された先進の素材が採用されています。

コンセプトカー「Inception」のインテリアは、プジョーの電気自動車向け新デザイン・アーキテクチャーに沿ったものです。ドライバー体験を刷新するというクルマ全体の目標をサポートするために設計された、ミニマルなコックピットが特徴です。ここに不可欠なのは、100％リサイクル・ポリエステル製のベルベットで覆われた没入感のあるシートです。このベルベットは車内フロアにまで展開され、ストラタシスの3Dプリンタの造形技術で作られた見事な3Dパターンが特徴です。

「プジョーでは、常に機能と美しさを融合させたいと考えています。コンセプトカー「Inception」の座席エリアではベルベット素材を現代的にアレンジし、視覚的にインパクトのあるフロアマットとしても機能するように拡張させるため、デザインを分割することとしました。」と、プジョー・ブランドの将来像を担当する部署、プジョーのアドバンスド・デザイン・チーム、CMFデザイナー、Maud Rondot 氏は語ります。

Rondot氏によると、フロアエリアは通常、保護シートで覆う必要がありますが、コンセプトカー「Inception」では、代わりに「直接生地に印刷」できる3Dプリンタを活用し、機能性、質感、美観のユニークな融合を実現したといいます。これは、他の技術では実現できなかったと彼女は考えています。

「現在の装飾方法では、比較的フラットなデザインは可能ですが、厚みや高さを出すことはできません。柔軟な生地に直接3Dプリンタで造形できたのは、ストラタシス独自の3DFashion技術のおかげです。アイデアが構想通りに、驚くほどのクオリティで実現したのは、とても驚きでした。」

コンセプトカー「Inception」の基本的なテーマは、生地素材と光の関係を捉えることであり、プジョーのアドバンスド・デザイン・チームは、このクルマ特有の外観にふさわしい素材を使用し、将来の電気自動車に対するブランドのビジョンを体現する必要がありました。この新しいアーキテクチャ、新しい空間、デコンパートメント化への動きをサポートするため、プジョーは単一素材の効果を利用しました。これは、光と戯れ、より未来的な何かを伝えるために、視覚的にも象徴的にもデザインされたもので、J850 TechStyle 3Dプリンタを使用して半透明の「マイクロアーキテクチャ」を製作するにあたり、チームはベルベットにメタリックな色合いを選択しました。

「伸びる素材で全体を覆う代わりに、ベルベット感が見えるように残せたことが本当に有効的でした。3Dプリンタの造形では、ファイルの修正や再度の造形を非常に簡単に行うことができました。さらに耐久性と効率性も重要なポイントでした。」と、Rondot氏はつけ加えました。

ストラタシスについて
ストラタシスは、航空宇宙、自動車、コンシューマ製品、ヘルスケア、ファッション、教育業界向けの革新的な3Dプリンタの造形ソリューションを提供し、アディティブ・マニュファクチャリングへのグローバルな移行をリードしています。スマート・コネクテッド・3Dプリンタ、ポリマー材料、ソフトウェア・エコシステム、オンデマンド・パーツ造形サービスを通じて、ストラタシスのソリューションは製品バリューチェーンの各ステージで競争面での優位性を提供します。世界をリードする企業や組織がストラタシスのソリューションを活用し、製品設計のトランスフォーメーション、製造やサプライチェーンの迅速化、患者ケアの向上を実現しています。

ストラタシス・ジャパンはStratasys Ltd.の日本子会社で、ストラタシスが製造する3Dプリンタおよび3Dプリンタ材料の販売やパーツ造形サービス（DFP）の提供を行っています。本社は東京都中央区で、大阪に支店があります。 ストラタシスの詳細については、https://www.stratasys.co.jp/、ストラタシスのブログ（https://www.stratasys.com/explore）、Twitter（https://twitter.com/stratasys）、LinkedIn（https://www.linkedin.com/company/stratasys/）、Facebook（https://www.facebook.com/stratasysJP/）をご覧ください。ストラタシスは、SECのレギュレーションFDに基づき、当社のウェブサイトを含む前述のいずれかのソーシャルメディア・プラットフォームを利用して、重要な公開情報を共有する権利を留保します。ストラタシスは、適用される法律で必要かつ義務付けられている範囲において、かかる情報を当社の開示書類に含めることもあります。

ストラタシス、Stratasys、J850、3DFashion、TechStyleは、Stratasys Ltd.およびその関連会社の商標または登録商標です。その他の商標はすべて各所有者の財産であり、ストラタシスはストラタシス以外の製品の選択、性能、使用に関して一切の責任を負いません。

プレスリリース提供：PR TIMES