プレスリリース
各市が地域資源を活用した“100万人に届ける!わが町の暑さ対策!”を発表
一般社団法人アツいまちは、2022年5月28日(土)に環境省をはじめ各県、各市の後援のもと、株式会社伊藤園(共催)と「第9回アツいまちサミット2022」を開催しました。
本サミットでは、日本の歴代最高気温を記録した5都市である浜松市(静岡県)・熊谷市(埼玉県)・四万十市(高知県)・多治見市(岐阜県)・山形市(山形県)が、環境省後援のもと暑さ対策先進都市として「住みやすいまちづくり」の提案を行うとともに、地域資源を活用し、各市の全市民に届けることを目指し“100万人に届ける!わが町の暑さ対策!”についてアイディアを発表しました。
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今年は、昨年の各都市の活動報告、共催である伊藤園の取り組み、また「100万人に届ける!わが町の暑さ対策!」をテーマに市民団体や学生が考えた、この夏の各市のアイディアを発表した他、
熊谷市出身の黒沢医師から「こまめな水分とミネラル補給が効果的な暑さ対策となる」とのコメントがありました。
発表されたアイディアを5都市(浜松市、熊谷市、四万十市、多治見市、山形市)で実施することを『アツいまち活動宣言』として採択し、「第9回アツいまちサミット2022」は閉幕しました。
<各都市の取組み>
■浜松市:「サッカー王国静岡の“サッカー熱”で水分補給の大切さをリアルにPR」
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昨年、初めてアツいまちサミットに参加した浜松市。2年目となる今年は、浜松市の人口に相当する約80万人に暑さ対策をPRすることを目指し、具体的な取り組みを発表しました。地域資源を“サッカー王国静岡”の“サッカー熱”とし、浜松こども館、浜松科学館、スポーツ教育団体などと連携し、スポーツ中の水分補給の大切さを駅前の広場でリアルにPRすることに加え、浜松市にいる様々な業界のアツい人を紹介するプロモーションを実施します。
■四万十市:40,010(しまんと)人へ暑さ対策!
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四万十の暑さ対策を40,010人に届けることを目標に、6~9月で、毎月のテーマに沿った異なる取り組みを発表しました。四万十市の学校給食に夏バテ予防効果のある地域資源「米ナス」を提案したり、YouTubeにて四万十で行っている暑さ対策を発信していきます。8月には毎年恒例で実施している「ナスフェス」にて、うちわづくりや巨大米ナス釣りを開催します。地元の飲食店と連動した米ナス料理を提供することで、地域資源の価値を活かしながら、40,010人に暑さ対策を届けることを目指します。
■多治見市:「暑さ対策のみえる化でアイディアを共有!」暑さ対策博覧会を開催
小学生向けの熱中症対策アイディアコンテストの実施
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10年以上もの間、熱中症による死亡者数が0人の多治見市は、市民の多くがそれぞれの暑さ対策を持っているのではないか?と考え、市民の暑さ対策アイディアを共有する「暑さ対策博覧会」を開催することを発表しました。募集したアイディアをWEBサイトやYouTubeにて公開する他、暑さ対策を実施する企業に共通ロゴを配布すること、多治見駅前商店街に街路灯フラッグを設置することなど発信していきます。さらに、幅広い世代へこの活動を届けるため、地域のケーブルテレビやコミュニティラジオでも発信を行い、合計で10万人の多治見市民と暑さ対策を共有することを目指します。
■山形市:「水まんまコンテスト」で集まったオリジナルメニューをレシピ集に
山形大学と連動し、山形の“クールスポット”を募集しマップとして発信
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昨年好評だった山形の郷土料理「水まんま」を活用した「水まんまコンテスト」を今年も開催。集まったオリジナルメニューをレシピ集にまとめてInstagramで全国へ発信します。さらに、山形大学と連動し、涼しい場所や涼しく感じる食べ物やモノをクールスポットとして募集、マップとしてまとめてInstagramや山形駅でも発信していくことで、山形市の人口の7割である約18万人に届けることを目標にしています。
■熊谷市:星川を中心にグリーンカーテンの栽培と、小学生向けの熱中症対策アイディアコンテストの実施
タイニーハウスで屋内における暑さ対策の実験も(3大作戦)
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熊谷市の地域資源である星川を活用した熱中症対策を発表しました。星川通り沿いで、グリーンカーテンを栽培する取り組みでは、サステナブルを重視し、複数年利用できる土を使用する他、プランターの代わりに土に還る麻袋を使用します。また、星川の上にスイカやきゅうり、ミニトマトを植え、見た目だけでなく体感して学べる機会を作ります。さらに、小学生向けに熱中症対策アイディアコンテストを開催し、幼少期から熱中症対策への意識を高めることをねらいます。また、断熱効果を施したタイニーハウスを制作し、屋内における暑さ対策の効果を体感してもらう取り組みも実施します。
<熊谷市長 小林哲也様 コメント>
熊谷市は、「熱中症声かけ事業」や「熱中症対応キットの設置」、そして本年から開始している「クーラーのサブスク事業」を通して、市民の皆さんに暑さに対しての注意喚起を行っています。
是非、ご参加の皆様で、アイディアを共有しながら各市での熱中症予防対策の強化が図られることを期待しています。
また、暑いという言葉をネガティブにとらえられる方が多いようですが、是非、みなさんには暑さ対策をしながらも「暑さを楽しむ」という視点をもっていただいて、アツいまちが、日本だけでなく世界にも誇れるまちになっていただきたいと思います。
<千葉中央メディカルセンター 黒沢哲生医師 コメント>
これからの季節は、暑さ対策に注意が必要です。特に、暑さを感じにくい高齢者や体温調節機能の未熟な乳幼児は十分な暑さ対策をしてください。また、マスク着用時はのどの渇きを感じにくくなり、体に熱がこもってしまうため、注意が必要です。
暑さ対策には、水分だけでなく体の健康維持に必要なミネラルの補給が大切なため、手軽にミネラル補給ができる伊藤園「健康ミネラルむぎ茶」がおすすめです。また、効率的に水分・ミネラル補給するためには、こまめに飲む「点滴飲み」を実践してください。
アツいまちサミットとは?
日本の歴代最高気温を記録した5都市(暑さ日本一の記録を持つ「浜松市(静岡県)」、歴代最高気温を記録した「熊谷市(埼玉県)」、「四万十市(高知県)」、「多治見市(岐阜県)」、「山形市(山形県)」がタッグを組み開催をしています。
理念「アツいまちを住みよくするために私達にできること」
日本のアツさ対策先進都市が、SDGsを踏まえアツさに負けない経験とアイディアを共有し、持続可能な社会の実現を目指します。
・元気に活動できる環境をつくります。
・いきいきとした人間関係を構築します。
・訪ねたくなるまちづくりを実践します。
未来へのビジョン「私の地域を誇りに思えるようにする」
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発信:アツさ対策を全国・世界と共有し、持続可能な社会の実現を目指す
交流:アツい街同士の交流
革新:アツい街のイメージチェンジ
■当日開催の様子
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