プレスリリース
2024年は国内旅行を中心に旅行意欲は堅調、キーワードは「無理しない旅」
(日本のハイライト)
● 回答者の34%が、2024年は昨年よりも国内旅行に出かける回数を増やす意向。
● 国内旅行が主流で、ゴールデンウィーク期間に旅行予定の回答者の行き先も90%近くが国内。
● 気兼ねなく行ける家族との週末旅行や、スパやヨガなどで心身をいたわる「ウェルネスツーリズム」への関心が高まるなど、「無理しない旅」を求める傾向に。
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アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.(本社:東京都港区、日本社長:須藤靖洋、以下、アメリカン・エキスプレス)は、日本を含む世界7カ国で2024年1月31日〜2024年2月8日に実施した旅行に関する意識調査「アメリカン・エキスプレス・グローバル・トラベル・トレンド・レポート」を発表しました。本資料では、当該調査結果から導き出された、日本における旅行の最新動向を紹介します。
*2022年の結果はこちら(https://www.americanexpress.com/en-us/newsroom/articles/travel-and-dining/2022-global-travel-trends-report-introducing-the-latest-trav.html)
2023年の結果はこちら(https://www.americanexpress.com/en-us/newsroom/articles/travel-and-dining/2023-global-travel-trends-report--7.html)
2024年の旅行意向は高いものの、行き先は国内が主流。
ゴールデンウィークの旅行計画も約9割が国内旅行。
■2024年も国内旅行が主流 - 日本の回答者の34%が昨年と比較して2024年は「国内旅行に出かける回数を増やす」予定で、60%が昨年と比較して2024年は「同じくらい国内旅行に出かける」予定と回答しています。その一方で、昨今の航空運賃の高騰や、円安の影響を含めた渡航先での物価高を敬遠してか、日本の回答者で昨年よりも「海外旅行に出かける回数を増やす」と回答した人は15%にとどまり、世界7カ国平均(32%)の半数に満たない結果となりました。
■ゴールデンウィークも国内旅行が中心 - 日本の回答者で2024年のゴールデンウィーク期間に「旅行を予定している」と回答したのは18%で、そのうちの86%が行き先を国内旅行と回答しています。
気兼ねなく過ごせる家族との週末旅行や、
心身を癒すウェルネスを重視する、「無理しない旅」。
■家族旅行を計画している人が突出して多い日本 -「2024年は誰との旅行を計画しているか」を聞いたところ、日本は1位が「家族(67%)」で、2位が「自分(一人旅)(11%)」、3位が「友達(8%)」となり、「家族」という回答が突出して多い結果となりました。日本の回答者の「家族(67%)」という回答結果は、世界7カ国平均(43%)を大きく上回り、調査対象の7カ国中で最も高くなっています(図表1参照)。
<図表1:2024年に誰との旅行を計画していますか>
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また、「2024年は誰と気ままな思いつき旅行をする可能性があるか」という質問に対しても、日本では「家族」との回答が51%を占め、世界7カ国平均(41%)を上回り、こちらも調査対象の7カ国中で最も高い値になりました。「誰と旅行に行きたいか」に関する質問の回答結果から、日本では気兼ねなく過ごせる家族と一緒に旅行を楽しみたい傾向が強いことが見受けられました。
■気軽な週末旅行が最も選ばれるスタイル - 2024年に計画している旅行について期間を聞いたところ、日本の回答者のおよそ8割が「週末旅行(76%)」と、最も多い結果となりました。次いで多かったのは「1週間の旅行(31%)」で、3位が「1〜2週間の旅行(5%)」という結果になり、週末旅行または1週間以内での旅行が大半を占める結果となりました。世界7カ国平均では1位が「1週間の旅行(47%)」、2位が「週末旅行(41%)」、3位が「1〜2週間の旅行(36%)」となっており、この結果と比較しても、日本は1週間を超える休暇を取得して旅行に出かけるよりも、週末の時間を活用するなどで気軽に旅をすることを想定している傾向が見られました(図表2参照)。
<図表2:2024年に予定している旅行の期間は次のうちどれですか>
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■ウェルネスツーリズム*への高い関心 - 2024年にどのような旅行を計画しているか聞いたところ、日本の回答者は上位から「ロードトリップ(41%)」、「大都市への訪問(31%)」、「スパやヨガリトリートなどのウェルネスツーリズム(26%)」となりました。一方で世界7カ国平均は上位から「ビーチでの休暇(51%)」「大都市への訪問(42%)」「ロードトリップ(40%)」となり、調査対象国の中でも日本における心身を労わる「ウェルネスツーリズム」への関心は、非常に高い結果となりました(図表3参照) 。
<図表3:2024年にどのような旅行を計画していますか>
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また、「2024年に旅行を計画している主な理由は」という質問への回答で、「セルフケア」を挙げた人は日本の回答者の23%を占め、1位の「家族や友人を訪問(29%)」や2位の「行きたかった旅行先を訪れたい(24%)」に次ぐ、3番目に多い結果となっています。このことからも、旅行中にゆっくりと心身のリフレッシュを図ろうとする意識の高まりがみられます。
日本の回答者は気兼ねなく過ごせる家族との旅行や、気軽に出来る週末旅行を大半が選択し、かつ心身を癒すウェルネスを求めた旅への関心の高まりなど、「無理しない旅」が旅のスタイルとして好まれていることが表れています。
※ウェルネスツーリズム:「健康の維持・増進」を主な目的にした旅の形態。ヘルスツーリズムが医学的なアプローチを重視しているのに対して、生きがいや自己発見、QOL(生活の質)向上などを含めた、自らの健康をコントロールし改善できるようにするプロセス(ヘルスプロモーション)に力を入れているのが特徴。
出典:https://www.mitsui.com/wellness/188/
旅における「食」への高い優先度
■旅先のグルメへのこだわり - 日本の回答者が最も旅行で妥協したくない要素は「食べ物(58%)」であり、次いで「宿泊施設(47%)」でした。世界7カ国平均では1位が「宿泊施設(53%)」で2位が「食べ物(52%)」となり、日本は旅行における食へのこだわりが一段と強い傾向が見受けられました。
2024年のグローバルトラベルトレンドレポートの詳細はこちら(https://www.americanexpress.com/en-us/travel/discover/get-inspired/global-travel-trends)※英語のみ
<アメリカン・エキスプレス・トラベル:2024年グローバル・トラベル・トレンド・レポート概要>
調査期間:2024年1月31日〜2024年2月8日
調査対象国:日本、米国、カナダ、メキシコ、オーストラリア、インド、イギリス
調査方法:オンライン調査
サンプル数:日本、カナダ、イギリス各1,002人、インド1,005人、メキシコ1,006人、オーストラリア1,007人、米国2,005人で、少なくとも5万米ドル以上の所得があり、通常時は年に1回以上旅行をする成人を対象に調査。
<アメリカン・エキスプレスについて>
1850年に米国ニューヨーク州にて創立したグローバル・サービス・カンパニーです。個人のお客様向けには多様なライフ スタイルをサポートする商品やサービスをお届けし、法人のお客様向けには経営の効率化を実現しうる経費管理やデータ 分析のツールを提供し、大規模/中堅企業や中小企業、個人事業主にいたるまで幅広いビジネスの成長を支援しています。日本では、1917年(大正6年)に横浜に支店を開設して事業を開始し、現在では世界180以上の国や地域に広がる独自の加盟店ネットワークとトラベル・サービス拠点を通じ、最高品質のサービスを提供しています。また、アメリカン・エキスプレスのカードは、JCBとの提携により、従来からのホテル、レストランや小売店などに加え、公共料金からスーパーマーケット、ドラッグストアなど日々の生活で使えるお店が拡大しています。
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