• トップ
  • リリース
  • 多拠点生活における「社会的インパクト評価レポート2022-23」を一般公開

プレスリリース

  • 記事画像1
  • 記事画像2
  • 記事画像3
  • 記事画像4
  • 記事画像5

多拠点生活における「社会的インパクト評価レポート2022-23」を一般公開

(PR TIMES) 2023年10月12日(木)16時45分配信 PR TIMES

約5割が「心の拠り所ができた」、8割超は「幸福度が高まった」と回答

定額制の多拠点居住プラットフォーム「ADDress」を運営する株式会社アドレス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:佐別当隆志、以下「ADDress」)は、業務データおよび利用者アンケートを分析し、多拠点生活者の動向が社会的課題にどのように関わっているのかをレポートにまとめ、『社会的インパクト評価レポート2022-23』として一般公開しました。当レポートは2020年度からの3版目で、この1年間での数値比較も行い、サービスの「社会的価値」を可視化しています。レポート作成にあたって、ロジックモデルの作成やインパクト評価の設計など、出資者の一般財団法人社会変革推進財団(所在地:東京都港区、理事長:大野修一、以下「SIIF」)と立命館ソーシャルインパクトファンド投資事業有限責任組合(プラスソーシャルインベストメント株式会社、本社:京都府京都市、代表取締役社長:野池雅人、以下「RSIF」)と共同プロジェクトで取り組みました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/40352/45/40352-45-7480f2391cf351729885d78f27e8b626-2146x1470.png ]


ADDressが目指すべき社会課題におけるKPI(重要業績評価指標)を設定するために、下図の「ロジックモデル」を基に、アウトプットと初期・中期・長期アウトカムの計18項目のデータを収集しました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/40352/45/40352-45-48e009d5e13810c2b83c4d7897985dba-1816x1230.png ]

ADDressが目指すアウトカム「多拠点生活者の増加」では、昨年同月比で160.05%と約1.5倍以上の増加率でした。なお、空き家だった物件のADDressでの再利用ニーズも高まり、昨年の218件から295件と77件の大幅増となりました(2023年8月末時点)。さらに、空き家・空き室の提供希望件数は1,344件に上っています。ADDressと契約したオーナーの1部屋あたりの平均初期投資額は53,533円、1部屋あたりの月次収益は25,292円で、約2.1月で初期投資が回収できる収益が出ていることがわかりました。

ADDress会員の平均年間利用物件数は17.3件で、総予約数に占めるリピート率が62.65%と高いことが特徴です。年間平均予約数は昨年の22.4件から減少していますが、これは新料金プランを2023年1月から開始したことによります。新料金プランはADDressを2枚プラン(月2泊分)から定額利用できるもので、移住ニーズ以外にもよりライトに多拠点生活を楽しめる「リフレッシュ」「異日常体験」というニーズを取り込んでいると考えられます。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/40352/45/40352-45-77a738e4b01bb0ee75a68e23b1de2fdf-1446x1000.png ]

ADDressでの日々の暮らしを通した地域や人とのつながりを創出することを目指し、長期アウトカムに「幸福感をもち、生きる人の増加」を指標にしています。なぜなら、人間は社会性の生き物であり、友人関係や社会への帰属意識が幸福感に強く影響すると言われているからです。「心の拠り所ができた」と回答した会員は48.28%で、昨年の47.8%と同水準の高い着地となりました。ADDressを利用する以前と今の生活の満足度も、83.91%の会員が「満足」「やや満足」と回答しています。

こうしたデータに結びつく背景として、ADDressでは会員同士や家守、地域住民を交えたイベント活動を推奨しており、会員や家守が立ち上げた部活動は37(参加人数は2,919人)に上ります。また、ADDressでの暮らしを通して10人以上と交流した会員は52.87%となり、「ADDressのサービスが新たな出会いを促進した」と判断するに足る結果となっています。

交流やイベント参加に留まらず、地域で新たなことにチャレンジした人は19.92%、自身の収益につながる生産活動をした人は13.41%でした。自分の得意な事柄を教える講座を開始したり、地域産業を盛り上げるコンテンツづくりを始めたりと方向性はさまざまですが、ただ受け身的に多拠点生活を楽しむだけではなく、そこで思い思いに「やりたかったこと」にチャレンジする主体的活動が見られてきています。

生産活動の先にある移住について、アンケートに回答した会員のうち38.7%が意欲を示しました。昨年より約5%減少しましたが、ADDress会員の利用層が一般に拡大したことで、特定地域に固定の生活基盤のある家族世帯の他、これまでは気軽に多拠点生活ができなかった利用層の流入が「移住人口よりも関係人口」として地域にかかわりを持ったことが結果に反映したものと捉えます。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/40352/45/40352-45-3a55fdc85b7ec913bfc604f4d5ae0e41-1428x980.png ]

▼『社会的インパクトレポート2022-23』の資料公開URL
https://address.love/column/?p=6454
【問い合わせ先】社会的インパクト評価調査チーム:press@address.love(広報PR/桜井・狩野)



■住まいのサブスク「ADDress」とは?
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/40352/45/40352-45-41b23e7c543a87ff2bf30b2156652cae-1920x1005.png ]

ADDress公式サイト: https://address.love/
「いつもの場所が、いくつもある、という生き方。」
ADDressは、定額制で全国の家に住める多拠点コリビング(co-living)サービスです。
「#全国創生」をスローガンに掲げ、多拠点居住を通じ、全国活性化および日本中のコミュニティに新たな関係をつくるライフプラットフォームを提供します。
都市と地方が協力しながら地方への「帰属」そして生活の「回遊」を促進することで、日本全国にコミュニティを築いていく、全国各地の関係人口を加速させる次世代の地方創生の在り方だと考えます。各家には個室を中心に寝室を確保しつつ、シェアハウスのようにリビングやキッチンなどを共有。空き家や別荘を活用することで、コストを抑えながらリノベーションによる快適な空間を提供。光熱費、Wi-Fi、共有の家具の利用も含めて月額9,800円(初月4,800円)からの低価格を実現しています。
家守をハブとした会員同士や地域住民との交流機会も魅力の一つで、会員はさまざまな地域で新たなコミュニティに出合えます。少子高齢化の人口減少社会において、移住ではなく都心部と地方が人口をシェアリングする多拠点居住のサービスを目指しています。

【ADDress プレスリリース一覧】
https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/40352

【ADDress メディア掲載アーカイブ】
https://note.mu/address/n/n35bc93ea1536

■株式会社アドレス 概要
設立:2018年11月30日
代表取締役社長:佐別当 隆志
本社所在地:東京都千代田区平河町 2-5-3
事業内容:多拠点居住サービスの提供
URL: https://address.love



プレスリリース提供:PR TIMES

このページの先頭へ戻る