プレスリリース
犬や猫の殺処分ゼロを目指して全国で活動する公益財団法人どうぶつ基金(兵庫県芦屋市)に、日本一長い村として知られる鹿児島県十島村から感謝状が贈呈されました。
鹿児島県十島村は、動物病院のない島に獣医師団を派遣し異常繁殖したノラ猫の無料不妊手術、小中学校での命の授業などを行い、ノラ猫問題解決に貢献した「公益財団法人どうぶつ基金」に感謝状を贈りました。
どうぶつ基金の佐上理事長は「今回のさくらねこ一斉TNRと命の授業で、子供たちが命について考えることや、常識を疑うということを覚えてくれたなら、本当にうれしく思います。十島村の皆さん、お世話になりました。これからも、偉大かぎりの命をけなげに生きる「さくらねこ」をやさしく見守ってください。」とコメントしました。
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十島村は、有人島7島と無人島5島からなり、南北約160kmという「日本で一番長い村」です。
今回、どうぶつ基金が出張手術を行ったのは平島です。
どうぶつ基金は、2020年7月中の島に出張し、さくらねこTNR無料不妊手術を行いました。その十島村から今度は平島でさくらねこ一斉TNRをしてほしいと依頼がありました。
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平島の人口は64人、そして猫はおよそ70頭、猫の数が増えるにつれ、糞尿被害や発情期の鳴き声などの苦情が寄せられ、このままでは観光資源への影響や住民間のトラブルに発展しかねない状況となりどうぶつ基金にSOSが届きました。
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広げたい、 愛され猫のしるし。 殺処分0の裏側を見逃さないために
https://www.doubutukikin.or.jp/kifu/
九州地方の天候悪化や新型コロナの影響もあり、実現が危ぶまれましたが、獣医師2名を含む5名が出張手術に伺いました。
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夜の11時に鹿児島港を出港した船が平島に翌朝午前8時に到着、そのまま会場である平島小中学校の体育館に向かいます。体育館に到着後、すぐに手術のための設営を行い早速手術に入りました。
休憩時間に生徒さん達が、いつも可愛がっている猫のことを心配して見に来ます。
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手術2日目は、小中学生と島民の皆さんを招いて「命の授業」が行われました。
授業では、佐上理事長からTNRの大切さを教わりながら、捕獲、手術、リターンまで、TNRの全工程を見学しました。
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実施期間:2021年11月27日〜12月3日
会 場:平島小中学校体育館
診療:不妊手術82頭(オス37・メス45)、3種混合ワクチン、補液、(平島61頭 中之島21頭)
ノミ、ダニ・回虫の駆除(レボリューション)、負傷治療など
診療以外:耳先のV字カット(さくら耳)、爪切り、耳掃除、ブラッシングなど
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無事に不妊手術を終え、フェリーで中之島に戻るさくらねこ
申請された猫の頭数は当初73頭でしたが捕獲数が増えたことや、2020年中之島での出張手術時に捕まえることが出来なかった猫も運んでこられて、結局82頭の手術が行われました。
広げたい、 愛され猫のしるし。 殺処分0の裏側を見逃さないために
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猫島=猫の楽園ではありません。
弱い猫は餌にありつけずにやせ細り、オス猫に襲われて命を落とす子猫たちー。
観光で訪れるだけでは決して見ることのできないつらい現実があります。
そして、人口の少ない島では、増えすぎた猫はより大きな問題となります。
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自然豊かな美しい島で、人と猫がともに幸せに暮らしていくために
どうぶつ基金は離島での出張不妊手術を行っています。
さくらねこの島をこれからも増やしていけるよう
どうか皆様のご支援をお願いいたします。
広げたい、 愛され猫のしるし。 殺処分0の裏側を見逃さないために
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さくらねこを増やす一ヶ月キャンペーン/2月22日(猫の日)〜3月22日(さくらねこの日)
2022年2月22日、今世紀最大の猫の日に向けて、まもなく222,222頭目のさくらねこが誕生します。
これまで、多くの皆様からのご寄付によって、すべての「さくらねこ無料不妊手術」が無料で行われてきました。おかげさまで行政による猫の殺処分数は2万頭以下になり、殺処分ゼロのゴールが見えてきました。
しかし、長引くコロナ禍の影響もあり資金不足が深刻です。
どうか、さくらねこサポーターに参加してあなたの力を分けてください。
※「さくらねこサポーター」は、毎月2,222円から継続的にさくらねこTNR無料不妊手術の取り組みを応援いただく仕組みです。
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=_gwDlUqs7qc&t=6s ]
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殺処分ゼロのために、ご寄付をおねがいします。
お申し込みは今スグ!
https://www.kifukara.jp/form/doubutukikin/monthly/
プレスリリース提供:PR TIMES