プレスリリース
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/124365/44/124365-44-dc06b5cbaf42d4be1235bf1da07aa03f-1909x2700.jpg ]
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/124365/44/124365-44-8dbfb71dd6ba9a0b923c08f7250c0627-1903x2700.jpg ]
熊本大学では、地質学分野や古生物学分野のフィールドワークを中心とした調査・研究を進めています。特に九州には、中生代白亜紀〜新生代古第三紀の地層が、広く分布しているため、恐竜や哺乳類などの発掘調査や当該分野の研究で多くの成果を挙げてきました。
これらの成果と教育学的な活動および啓蒙事業が、御船町恐竜博物館や御所浦白亜紀資料館、薩摩川内市甑ミュージアム恐竜化石等準備室(通称:甑ミュージアム)、などの熊本県内の施設や日本各地の博物館の展示作成などに繋がり、現在では当該分野の研究や教育面だけでなく、九州の観光業や地域の活性化にも貢献しています。
本学のキャンパスミュージアム構想が進む中で、2024年3月に御所浦白亜紀資料館が「天草市立御所浦恐竜の島博物館」としてリニューアルオープン、2025年4月に薩摩川内市立甑ミュージアムの開館が決定したことから、これらの熊本大学とゆかりのある自然史系博物館とのコラボ展が開催される運びとなりました。
御船町恐竜博物館からは、ティラノサウルス類の歯や獣脚類の四肢骨、甑ミュージアムからは、獣脚類や竜脚類恐竜の歯、日本では初めての報告となった角竜(ケラトプス科)の歯、上甑島の白亜紀末期(マーストリヒチアン期)の地層から発見された獣脚類恐竜の歯や「日本列島最後の恐竜」として注目されている国内最大級の鳥脚類恐竜の大腿骨など、御所浦白亜紀資料館からは、古第三紀の哺乳類であるコリフォドン類の化石などが展示されます。
今回、会場となる化学実験場は、通常は公開されていない重要文化財の建物です。ぜひこの機会にお越しください。12月2・3日には、国立科学博物館副館長の真鍋真先生の講演会も予定しております。
記
【開催期間】令和5年11月1日(水)〜12月20日(水)
【開館時間】10:00〜16:00 火曜日休館
【場 所】熊本大学化学実験場(熊本市中央区黒髪2丁目40番1号)
【対 象】一般の方(興味がある方はどなたでも)
(申込不要・入場無料)
【お問い合わせ先】
熊本大学社会共創推進課
TEL:096-342-2047
プレスリリース提供:PR TIMES