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Hyundai Mobility Japan 株式会社

Hyundaiと伝説のデザイナー ジョルジェット・ジウジアーロとのコラボレーションにより 1974年の初代ポニークーペコンセプトを再現

(PR TIMES) 2022年12月01日(木)18時45分配信 PR TIMES

・Hyundaiはイタリアのデザイン会社GFG Styleと協業し、韓国自動車産業に起点となった車を、
 Hyundaiブランドのヘリテージ遺産として復活させた
・初代ポニーとポニークーペコンセプトは、ヒョンデの長年にわたる注力商品であるポニー、
 受賞歴のあるIONIQ 5、N Vision 74ローリングラボコンセプトに影響を与えた
・生まれ変わった初代コンセプトカー、春に初披露
[画像: https://prtimes.jp/i/95868/44/resize/d95868-44-b7403ba389f11d910169-3.jpg ]

 ソウル、2022年11月24日 – Hyundai Motor Companyは本日、イタリアのデザイン会社GFG Style、特に創業者のジョルジェットとファブリツィオのジウジアーロ父子と協力して、若きジョルジェットが1974年のトリノモーターショーでHyundaiのデビューのために制作し、大きな影響を与えた1974年のポニークーペコンセプト(Pony Coupe Concept)を復元すると発表しました。復元されたコンセプトは、春に公開される予定です。

 Hyundaiは、ジョルジェットおよびファブリツィオ・ジウジアーロに加え、Hyundai Motor Groupチーフクリエイティブオフィサーのルク・ドンカーヴォルケ、Hyundaiグローバルデザインセンターのデザイン担当副社長のイ・サンヨプが出席したソウルのデザイントークにおいてこの計画を発表しました。

 「この貴重な機会にジョルジェットとファブリツィオをソウルに迎えることができて大変うれしく思います。また、素晴らしいデザインプロジェクトで彼らやGFGスタイルとコラボレーションすることを楽しみにしています。このプロジェクトは歴史的な価値があるだけでなく、異文化交流の象徴でもあり、将来的にはより多くのコラボレーションへの道を開く可能性があります」と、CCOのドンカーヴォルケは述べました。

 「初代ポニー(Pony)とポニークーペコンセプトは、数々の賞を受賞したIONIQ 5や注目を集めるN Vision 74など、1台だけでなく複数の市販車やコンセプトカーのデザインに影響を与えた稀有な車です。初代コンセプトカーはもう存在しないので、ジョルジェット・ジウジアーロに依頼して、私たちのデザイン哲学である“Shaping the future with legacy”に基づいて再現してもらいました」と、イ・サンヨプ副社長は述べました。

 1974年、Hyundaiがまだ自動車生産の初期段階にあったとき、同社の幹部はジョルジェット・ジウジアーロと連絡を取り、Hyundai初の独自モデルでもあり、韓国初の市販車のデザインに携わることを提案しました。当時の韓国は、自動車のデザインとスタイリングの能力に乏しかったため、Hyundaiはジウジアーロにデザイン、設計図の作成、5台のプロトタイプの制作を依頼し、そのうちの1台がクーペでした。デザインとプロトタイプの過程で、Hyundaiはトリノモーターショーにポニーとポニークーペを出展し、世界市場へのブランドデビューをアピールすることにしました。

 V字形のノーズ、円形のヘッドランプ、折り紙のような幾何学的なラインを備えたポニークーペは、北米やヨーロッパ向けのモデルでしたが、世界的な経済不況の中で量産直前の1981年に計画は中止されました。

 当時、このコンセプトは未完の夢となりましたが、その大胆な精神は、1975年から1990年まで世界中で販売されたポニーの名で呼ばれるHyundaiの最初の独立生産モデルに直接影響を与え、韓国の自動車産業に弾みをつけるのに貢献しました。ポニークーペコンセプトは、Hyundaiのヘリテージの重要な部分であり、創業者である鄭周永(チョン・ジュヨン)のビジョンを象徴する車でもあります。

 創業者の鄭は、ポニークーペコンセプトとその後のポニーラインアップにより、前向きな考え方、大胆なリーダーシップ、確固たる信念、不屈の努力で韓国の自動車産業の道を切り開きました。彼のリーダーシップにより、韓国は戦争の苦難を乗り越えて、20世紀後半には経済大国となりました。

 また、このコンセプトデザインは、1983年にデビューし、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(1985〜90年)で使用されて有名になったジウジアーロのDeLorean DMC12に大きなインスピレーションを与えました。

 ポニーとポニークーペコンセプトのインパクトは、今でも感じられます。Hyundaiは、2019年に初代ポニーからインスピレーションを得て「45」コンセプトカーを開発し、2年後にデビューしたIONIQ 5に直接影響を与えました。また、2021年には、初代ポニー市販車をレストモッドEVコンセプトとして再現しました。そして2022年、Hyundaiは再びクーペコンセプトを取り入れ、水素ハイブリッドのN Vision 74「rolling lab」開発車両を発表し、人々を魅了します。

 「私がHyundai ポニーをデザインしたのは、まだキャリアをスタートさせたばかりの若いデザイナーの頃でした。これから熾烈なグローバル競争に挑む企業と国のために車づくりを任されたことに、大きな誇りを感じていました。そして今、Hyundaiから、後世のために、そしてブランドのヘリテージを祝うために、この車を再現するよう依頼されたことを非常に光栄に思います」と、ジウジアーロはオリジナルデザインについて語りました。

Hyundai(ヒョンデ)について
 1967年に設立されたHyundai Motor Companyは、世界200ヵ国以上で事業を展開し、12万人以上の従業員を雇用しており、世界中のモビリティに関する現実的な課題に取り組んでいます。ブランドビジョンである「Progress for Humanity」に基づき、Hyundai Motorはスマートモビリティ・ソリューション・プロバイダーへの転換を加速しています。Hyundaiは、革新的なモビリティソリューションを実現するために、ロボティクスやAdvanced Air Mobility(AAM)などの先進技術に投資し、未来のモビリティサービスを導入するためのオープンイノベーションを追求しています。世界の持続可能な未来のために、Hyundai Motorは業界をリードする水素燃料電池と電気自動車技術を搭載したゼロエミッション車を導入するための努力を続けていきます。
 Hyundai Motor Companyとその製品に関するより詳しい情報は、以下をご覧ください。
http://worldwide.hyundai.com または http://globalpr.hyundai.com



プレスリリース提供:PR TIMES

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