プレスリリース

  • 記事画像1
  • 記事画像2
  • 記事画像3
  • 記事画像4

大阪・関西万博のガスパビリオンにてSPACECOOL膜材料が採用

(PR TIMES) 2023年03月23日(木)18時45分配信 PR TIMES

SPACECOOL株式会社(以下、「SPACECOOL社」)は、大阪の夢洲で開催予定の2025年日本国際博覧会(以下、大阪・関西万博)において、一般社団法人日本ガス協会(以下、日本ガス協会)が出展するガスパビリオンに、カンボウプラス株式会社と共同開発した放射冷却素材『SPACECOOL』を活用した膜材料(以下、SPACECOOL膜材料)が採用される見込みとなりました。
SPACECOOL株式会社(以下、「SPACECOOL社」)は、大阪の夢洲で開催予定の2025年日本国際博覧会(以下、大阪・関西万博)において、一般社団法人日本ガス協会(以下、日本ガス協会)が出展するガスパビリオンに、カンボウプラス株式会社と共同開発した放射冷却素材『SPACECOOL』を活用した膜材料(以下、SPACECOOL膜材料)が採用される見込みとなりました。SPACECOOLは、ゼロエネルギーでの冷却が可能で、ガスパビリオンの空調負荷を軽減し、低炭素化に貢献します。

ガスパビリオンなどの膜構造建築物は、建築基準法において、国土交通大臣による不燃材料・膜材料の認定品の使用が義務付けられています。現在、不燃材料の認定を取得し(認定番号NM5553)、今後、膜材料(B種)の認定を取得予定としております。今回、膜材料(B種)の認定を取得した製品が採用される見込みです。

-SPACECOOL膜材料について
SPACECOOL膜材料は、基布がガラス繊維で、強度があり、不燃認定材料であることから、様々な用途の建築に使用可能です。(表1)。
[画像1: https://prtimes.jp/i/78861/44/resize/d78861-44-826fedf9beb2d61b17ba-0.png ]

-SPACECOOLの実証結果
大阪ガスエネルギー技術研究所(大阪市此花区)にてSPACECOOLを活用したテント、普通テント、他社製遮熱テントの比較検証を実施したところ、夏場の空調負荷が普通テントと比較して約40%削減できたことを確認しております。(図1)
[画像2: https://prtimes.jp/i/78861/44/resize/d78861-44-fa0990b1c174913f6119-1.jpg ]

-放射冷却素材「SPACECOOL」について
SPACECOOLは、直射日光下において、太陽光と大気からの熱をブロックし熱吸収を抑えるだけではなく、放射冷却技術の原理により、宇宙に熱を逃がすことで、エネルギーを用いずに外気温よりも温度低下する放射冷却*1素材です(図2)
[画像3: https://prtimes.jp/i/78861/44/resize/d78861-44-04222baa252734ab6626-2.png ]

*1:大阪ガス独自の放射冷却技術を用い、太陽光の入熱を抑え、熱放射による出熱(熱せられた物体の熱が電磁波・光として運ばれる現象)を大きくした材料設計により実現

-「大阪・関西万博」について
「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに2025年4月13日から2025年10月13日に大阪の夢洲で開催予定の国際博覧会。「People’s Living Lab(未来社会の実験場)」というコンセプトの下、会場を新たな技術やシステムを実証する、「未来社会の実験場」と位置づけ、多様なプレーヤーによるイノベーションを誘発し、それらを社会実装していくための、Society5.0実現型会場を目指しています。

-ガスパビリオンについて
パビリオンコンセプトは『化けろ、未来!』。私たち一人ひとりが、意識や行動を大きく変えることで、世界が希望に満ちた姿に変わっていく (化ける) との思いが込められています。
「化けろ、未来!」を合言葉に、いのち輝く未来社会への始めの一歩を踏み出しましょう。

パビリオン名称は『ガスパビリオン おばけワンダーランド』。「化ける」を象徴するキャラクターとして「おばけ」を用い、「おばけ」たちの不思議な世界「おばけワンダーランド」を展開。「おばけ」たちと一緒に、未来に化けるドキドキ・ワクワクな体験を提供します。

膜材には放射冷却素材の「SPACECOOL」を使用し、空調負荷を軽減し、低炭素化に貢献します。*2

*2:日本ガス協会プレスリリース引用


[画像4: https://prtimes.jp/i/78861/44/resize/d78861-44-c268d7204b867c048281-4.jpg ]



プレスリリース提供:PR TIMES

このページの先頭へ戻る