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【新刊】ステイホームを豊かにする森美術館のプロジェクトが書籍化!コロナ禍で世界中のアーティストが作った料理とは?

(PR TIMES) 2021年07月01日(木)19時45分配信 PR TIMES

森美術館『ARTISTS’ COOKBOOK under Lockdown』

2020年の緊急事態宣言時。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、世界各地でロックダウンが発令される中、芸術家たちは料理に取り組んでいました。家にいながらアートを楽しめるよう森美術館が制作した「MAM デジタル」のコンテンツから、Facebookで16万以上の“いいね”を集めた好評プロジェクト、「アーティスト・クックブック by MAM」を《ARTISTS' COOKBOOK under Lockdown》として書籍化いたします(2021年7月下旬刊行予定)。

アイ・ウェイウェイ(艾未未)、塩田千春、ソピアップ・ピッチなど、世界各地のアーティストたちから送られてきた料理のレシピ、写真(ドローイング)、ストーリーを中心に収録。

時に美しく、時に個性的、時に感動的なアーティストの料理を楽しみながら、気候や風土を反映したその土地の文化を感じとることができます。それと同時に、繰り返される緊急事態を振り返り、当時と今の繋がりを感じることができる書籍に仕上がっています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/52594/43/resize/d52594-43-6f541cf339696d4b3fc4-8.png ]

【amazon 商品ページ】
https://www.amazon.co.jp/ARTISTS-COOKBOOK-under-Lockdown-%E6%A3%AE%E7%BE%8E%E8%A1%93%E9%A4%A8/dp/4865280278/

《内容紹介》
世界各地の食文化は、その土地の気候や風土を反映し、生活に根付いたもの。
各国のアーティストを訪ね、世界中の料理を食べてきた片岡真実氏(森美術館館長)曰く、「アーティストたちの食卓を知り、どんな環境で作品を作っているのか実感することは、キュレーターとして重要な調査の一部」です。

2020年春、コロナ禍で世界中の美術館が閉館したとき、オンラインでの発信を模索していた森美術館が出した回答のひとつが、ロックダウン下の今、アーティストたちがどんなところにいて、どんな料理を作っているのか、写真とレシピを寄せてもらう「アーティスト・クックブック by MAM」でした。
参加を依頼したアーティストの多くから前向きな返事が続々と届き、最終的には23人が本プロジェクトに参加することとなりました。

各料理には、写真だけでなく、レシピとストーリーが添えられています。
海から食材を採取するとき「生きている珊瑚を踏まないように」と注意が付してあるものや、「祖母の思い出のレシピをベジタリアンの自分がいかに継承するか」がテーマとなっているものなど、日常的な生活を基盤としながら、時にはっとさせられる内容を含んだものになっています。


「いま、ここ」を意識して過ごすことが重要なのです。食事も、食べるだけではなく、丁寧に食材を選び、調理し、感謝して頂くこと。その全てを意識的に行うことで、毎日の食事にも意味が生まれてきます。カプローを想いながら、「日々の無意識の儀式」を意識し、少し変わったルールを作って自分だけで楽しんだり、パートナーと楽しんだり。そんなことの延長上に毎日の料理を考えてみたら、どんなことになることだろう。「アーティスト・クックブック by MAM」の背景には、そんな思いがありました。(「まえがき 現代アートと料理とCOVID-19」より)

収束が見えないコロナ禍ですが、当たり前の日常を「料理」を通して見つめ直してみるのはいかがでしょうか。


《本書に収録されている料理から》
コロナ禍にある世界各地の食材を映した、ヴァニタス絵画のように世の終焉を感じさせる作品
“Food Photography”series /「フード・フォトグラフィ」シリーズより(台湾)
Ai Weiwei /アイ・ウェイウェイ(艾未未) 撮影:Sergio Coimbra, Washington Borges(アシスタント)


[画像2: https://prtimes.jp/i/52594/43/resize/d52594-43-422063-7.jpg ]




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新鮮な野菜が本来持つ美しさを愛でるために生まれた、クメール農家の野菜料理
Toeuk Kroeung(Spiced Water)/トゥック・クルーン(香り汁)
Sopheap Pich/ソピアップ・ピッチ

[画像3: https://prtimes.jp/i/52594/43/resize/d52594-43-858418-4.jpg ]




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水玉やホワイトネットといった草間彌生の作品を彷彿とさせる“永遠”に口にしていたい蓮根料理
Kusama Lotus/クサマ・ロータス
Mami Kataoka/片岡真実(森美術館館長)
[画像4: https://prtimes.jp/i/52594/43/resize/d52594-43-678515-3.jpg ]



【収録アーティスト】
エイヤ=リーサ・アハティラ/Eija-Liisa Ahtila
アイ・ウェイウェイ(艾未未)/Ai Weiwei
アキラ・アキラ/Akira Akira
リンゴ・ブノアン/Ringo Bunoan
ヒーマン・チョン(張奕滿)/Heman Chong
ティファニー・チュン/Tiffany Chung
アブラハム・クルズヴィエガス/Abraham Cruzvillegas
アーニャ・ガラッチオ/Anya Gallaccio
ライアン・ガンダー/Ryan Gander
ローラン・グラッソ/Laurent Grasso
N・S・ハルシャ/N. S. Harsha
ロスリシャム・イスマイル(イセ)/Roslisham Ismail(ISE)
リー・ミンウェイ(李明維)/Lee Mingwei
デイン・ミッチェル/Dane Mitchell
ソピアップ・ピッチ/Sopheap Pich
ナウィン・ラワンチャイクン/Navin Rawanchaikul
島袋 道浩/SHIMABUKU
塩田 千春/Chiharu Shiota
曽根 裕/Yutaka Sone
杉本 博司/Hiroshi Sugimoto
ライアン・タベット/Rayyane Tabet
ツァイ・チャウエイ(蔡佳)/Tsai Charwei
柳 幸典/Yukinori Yanagi

【特別参加】
片岡 真実/Mami Kataoka(森美術館館長)


【デザイン】
direction Q(大西隆介+沼本明希子)


【翻訳】
山川純子、キャロライン・エルダー


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本書に関するお問い合わせは下記にご連絡ください。
株式会社左右社
tel:03-5786-6030 fax:03-5786-6032
mail:info@sayusha.com
営業担当:青柳諒子、野村玲雄 編集担当:立原亜矢子



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