• トップ
  • リリース
  • GEヘルスケア・ジャパンとリコージャパン、医療機器メンテナンス分野で業務提携を開始

プレスリリース

GEヘルスケア・ジャパン株式会社

GEヘルスケア・ジャパンとリコージャパン、医療機器メンテナンス分野で業務提携を開始

(PR TIMES) 2021年11月29日(月)10時45分配信 PR TIMES

〜両社の異なる強みを活かし、医療現場のさらなる課題解決に向けて共創〜


GEヘルスケア・ジャパン株式会社(代表取締役社長兼CEO:多田荘一郎、以下 GEヘルスケア)およびリコージャパン株式会社(社長執行役員:坂主 智弘、以下 リコージャパン)は、医療現場の課題解決に貢献することを目的とし、2021年11月から超音波診断装置および麻酔機器メンテナンスの分野における業務提携を開始いたしました。

【背景】
日本の医療においては、コロナ禍を経て高度な技術革新を伴う構造変化が加速しており、デジタルやAIを駆使した革新性の高い装置やシステムの導入による運営効率の改善、それに伴う働き方改革が進んでいます。この様な中で、医療機器の設置やネットワークへの接続、また稼働開始後の定期点検や故障時の修理などオンサイトでの対応における質の確保が、医療の質や効率、さらには患者さんや医療従事者の安全性の面からも重要視されるようになりつつあります。そのため、全国をカバーするためのサービスエンジニアの配置やサービス品質(即応性・維持・管理)の更なる向上が期待されるようになっています。

【両社の取り組みについて】
こうした状況を受け、GEヘルスケアとリコージャパンは、医療機器の品質維持・機能保守の分野における連携を開始し、提供するサービス品質の更なる向上を目指し共創していきます。まずはGEヘルスケアの超音波診断装置および麻酔機器の設置や保守点検業務の一部について全国に431の拠点を持つリコージャパンと業務委託契約を締結し、11月からサービスの提供を開始しました。

またリコージャパンはMAE(Medical Advanced Service Engineer:医療機器の高度技術者)の育成や技術レベルの向上を図り、全国規模での医療機器保守サービス体制を強化します。医療機器の設置から点検・修理業務を提供するなどのサービスメニューの拡充により、医療機関へのサービス品質の向上や安心・安全な医療現場の実現に貢献します。

【今後の展開】
近年急速に多様化が進む市場のニーズに迅速に対応するために、両社は今後、本取り組みを加速していきます。両社の異なる強みを連携させることで、付加価値の高い保守・点検サービスを提供できるプロ集団を形成し、それを核として医療現場の期待に応え、課題解決に貢献していきます。

■GEヘルスケア・ジャパン
GEヘルスケアでは多様化する医療のニーズに応えるプレシジョン・ヘルスの実現を掲げ、最新のAI技術などが搭載される革新性の高い医療機器の提供に加え、当社の日野工場のリーンへの取り組みを基に体系化されたブリリアントホスピタル構想を通じて病院経営の効率化を図る各種デジタル・ソリューションの提供に注力しています。またコロナ禍においては、患者さんや医療従事者の皆さんの安全と安心を確保しつつ精密な診察を実現するCT in Boxや保守・点検回りのサービスをクラウドベースで一元化してオンデマンドで提供できるOriGEnの提供を日本でいち早く行い、リアルタイムのデータの一元化および分析によって病床管理の効率化を実現するコマンドセンターの地域レベルでの導入も手掛けるなど、テクノロジーの実装を通じて日本の医療が直面するキャパシティ不足など数々の課題解決に貢献します。

GEヘルスケア・ジャパンの代表取締役社長兼CEOを務める多田荘一郎は次のように述べています。「この度、リコージャパン株式会社様と共に医療の質向上と効率化、そして患者さんの安心と安全に貢献する医療機器の保守・点検をベースに医療の課題解決に向けて共創していくこととなり、大変嬉しく思っております。超高齢化やコロナ禍により不確実性が増すなかで、意義のあるイノベーションを社会実装していくためには、共創基盤を通じて双方の異なる強みを活かし、連携していくことが欠かせません。より意義ある貢献を行っていくためにも、両社の連携を通じて様々な可能性を検討していければと思っています。」

■リコージャパン
リコージャパンは、医療機関の主にオフィスエリアで使われる電子カルテ用プリンターや健康保険資格に関するオンライン資格確認システム、地域の医療と介護の現場をつなぎ、双方向かつシームレスに患者情報を共有できる統合医療介護連携システムの導入・設置・保守を実施してきました。医療現場向けには、医療機器メーカーから機器の設置・保守業務を受託するサービス(メディカルマネージドサービス)を2017年より実施しており、2021年8月からはクラウド型医療機器管理システムの導入や医療機器の基本点検サービスをワンストップで提供する「リコー医療機器管理支援サービス」を上市しており、ビジネスパートナーとの連携により、医療機関のICT 環境の構築から運用保守までをサポートします。
今後は、医療機器を扱う高度人材を育成して全国のサービス拠点に配置し、医療機器修理業事業所を順次開設することで、各医療機器メーカーとともに医療機器の設置から点検・修理業務を提供するなどのサービスメニュー拡充を図り、医療機関のオフィスと現場のデジタルトランスフォーメーション(DX)支援を強化してまいります。

リコージャパン株式会社の代表取締役社長を務める坂主智弘は次のように述べています。
リコージャパンは、全国すべての都道府県に支社を設置し、お客様に寄り添い、お客様の経営課題の解決や企業価値の向上、それらの活動を通じた社会課題解決に取り組んでまいりました。
リコージャパンとしてヘルスケア(医療/介護)市場への商品サービス展開に力を注いでいる中、この度GEヘルスケア・ジャパン株式会社様より、医療機器の保守・点検を通じた医療現場の課題解決に向けたサービスをご提供する機会をいただきました。GEヘルスケア・ジャパン株式会社様との連携により、医療機器のサポート技術の向上・人材の育成を図り、両社の強みを活かして医療現場の課題解決をご支援していく所存です。


<GEヘルスケア・ジャパンについて>
GEヘルスケア・ジャパン株式会社は、GEヘルスケアの中核拠点の1つとして1982年に創設されました。予防から診断、治療、経過観察・予後管理までをカバーする「プレシジョン・ヘルス」の実現を目指し、インテリジェント機器やデータ分析、ソフトウェア、サービス等を提供しています。国内に研究・開発、製造から販売、サービス部門までを持ち、日本のお客様のニーズにお応えしつつ、日本が直面する医療課題の解決に取り組んでいます。日本における社員数は約1,700名、本社および約60カ所の事業拠点があります。
詳細はホームページ www.gehealthcare.co.jp をご覧ください。

<リコーグループについて>
リコーグループは、お客様のデジタル変革を支援し、そのビジネスを成功に導くデジタルサービス、印刷および画像ソリューションなどを世界約200の国と地域で提供しています(2021年3月期グループ連結売上高1兆6,820億円)。
imagine. change. 創業以来85年以上にわたり、お客様の“はたらく”に寄り添ってきた私たちは、これからもリーディングカンパニーとして、“はたらく”の未来を想像し、ワークプレイスの変革を通じて、人々の生活の質の向上、さらには持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
詳しい情報は、こちらをご覧ください。https://jp.ricoh.com/

プレスリリース提供:PR TIMES

このページの先頭へ戻る