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10代のためのクリエーションの学び舎「GAKU」、カリモク家具協力によるプロダクトデザインのクラス第2期を開講

(PR TIMES) 2023年11月02日(木)12時15分配信 PR TIMES

テーマは、理想の学びの場のためのプロダクト。講師は、プロダクトデザイナーの岩元航大氏。10代がアイディアの構想からプロトタイプまでの本格的な工程に挑戦し、実装化を目指す。


[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51357/42/51357-42-69c1655bd6e7cd31971e94193f922782-3900x3900.jpg ]

10 代のための新たなクリエーションの学び舎「GAKU」では、カリモク家具の協賛のもと、2期目となるプロダクトデザインのクラス「ものづくりと場づくり」を2023年12月より開講します。

第1期のクラス「ものがたりとものづくり」では、木材が宿す物語を起点に、これからの時代のものづくりのあり方を考えていきました。第2期のクラス「ものづくりと場づくり」では、場のあり方を捉え直し、その場を豊かにするという、プロダクトデザインの可能性を探究していきます。テーマは、理想の学びの場のためのプロダクト。具体的には、渋谷PARCO9階のGAKUの教室をケーススタディとして、10代が「もの」のあるべき姿や形を考え、実際につくってみることに挑戦。最終的には、10代によるプロトタイプをベースにカリモク家具がプロダクトとして制作し、GAKUで実際に活用していきます。

講師を務めるのは、第1期に続いてプロダクトデザイナーの岩元航大氏。神戸芸術工科大学プロダクトデザイン学科入学後、デザインプロジェクト「Design Soil」に在籍し、イタリアのミラノ・サローネやフィンランドのハビターレ等、海外の展示会に多数参加。現在は東京を拠点に活動する傍ら、シェア工房「スタジオ発光体」の主宰、都内専門学校での講師職など、教育分野へのアプローチを進めています。

受講対象者は、プロダクトデザインやものづくりに広く関心のある10代。生徒募集は、GAKU 公式HPのクラスページにて受付中。また受講料が無料となる「特別枠」を人数無制限で設け、11月22日(水)まで募集しています。受講者一人ひとりに向き合いながら制作を進めていくために少人数制としていますので、ご関心をお寄せいただける方はぜひお早めにご応募ください。国内外で活躍するクリエイターが講師となり、新たなクリエーションと教育のあり方を発信するGAKUのクラスにぜひご注目いただけますと幸いです。

[表1: https://prtimes.jp/data/corp/51357/table/42_1_7bd845b644b5105a9d6aa2d7f217d246.jpg ]



ステイトメント         
クリエーションの学び舎としてのGAKUを舞台に、どのような「学び心地」を想像することができるでしょうか。日本では今から150年ほど前に制度化された学校の空間に目を向けてみると、そこで使われるプロダクトや場のあり方は、驚くほどにその当初より姿を変えていません。

「考え方」と「もの」に関係性があるとするならば、教室にある「もの」を更新できれば、学びに対する「考え方」を更新できる可能性があるはずです。つまり、新たな理想や構想が埋め込まれているプロダクトには、場や社会を変化させる力があると言えます。とはいえ、その答えを私たちはまだ持ち得ていません。だからこそ、10代のみなさんの「こうだったらいいのにな」という常識にとらわれない想いが重要なのだと思いますし、わたしたちもそこから学んでいきたいと考えています。

実際に姿や形に落とし込んでいくという技能もさることながら、自分自身にとっての理想や構想を持つことが重要になっていくこのクラス。皆様の参加をお待ちしています。


プログラム           
プロダクトデザイナーの岩元航大氏が講師を務める全11回の授業。10代も1人のプロダクトデザイナーとして制作や発表をしていきます。

前半では、GAKUを舞台に、「学び心地」というキーワードをもとにしながら、学びのあり方を捉え直すコンセプトワークを進めていきます。プロダクトの姿や形と、そのあるべき姿を同時に検討していくためにも、実際に手を動かしながら、段ボールを使った実寸大模型や「エスキス」と呼ばれるデザイン画を描きつつ、自分なりにしっくりくるものを探っていきます。

後半では、岩元氏が主宰する工房「スタジオ発光体」に会場を移し、木工旋盤、バンドソー、マルノコ盤、ベルトサンダーなどの本格的な機材を扱い、自分自身の手による「ものづくり」に挑戦し、プロトタイピングまで行う予定です。試作を重ねながら完成したプロトタイプは最終授業で発表し、その内一つは実寸大のプロダクトとして制作されGAKUに設置される予定です。

1:ガイダンス
日時:2023年12月10日(日)
会場:GAKU
「ものがたりと場づくり」の関係性や、プロダクトデザインのプロセスについて、岩元さんによるこれまでの実例を参考に学んでいきます。同日の16時からは、GAKUで同時に開講している建築のクラス「『私をつくる』教室をつくる」の同世代による中間発表に参加し、「学び」の定義を豊かに捉えていくヒントにしていきます。

2:コンセプトワーク
日時:2023年12月24日(日)
会場:GAKU
GAKUの普段の授業の様子や、自分自身にとっての「学び心地」の良い状態をリサーチしたり考察をしたりしていきながら、今回のプロダクトデザインのあるべき姿を構想していきます。

3:エスキス制作
日時:2024年1月14日(日)
会場:GAKU
コンセプトを磨いていくために、エスキス(ラフスケッチ)を制作。コンセプト(考え方)とプロダクト(姿や形)を様々な角度から共に吟味していくためにも、まずは量を生むことに挑戦します(粗いラフなものでも、1人10案以上のエスキスをつくることを目指します)。

4:実寸大模型制作
日時:2024年1月28日(日)
会場:GAKU
プロダクトは、その大きさによって、感じ方が大きく変わります。そのため、エスキスをもとに段ボールを使って実寸大の模型を制作し、コンセプトを磨きつつ、仕上がりのイメージを掴みやすくしていきます。

5:中間発表
日時:2024年 2月4日(日)
会場:GAKU
実寸大模型とエスキスで、これまでの成果を中間発表。次回以降に、本格的な機材を使用しプロトタイピングを進めていくためにも、フィードバックを受けつつ、具現化していくべきアイディアを固めていきます。

6:プロトタイピング1.
日時:2024年 2月18日(日)
会場:スタジオ発光体
「スタジオ発光体」は、岩元さんが実際に自身のプロダクトデザインを生み出している工房です。本格的な機材を前にすることで、「できること」が広がったりイメージをしやすくなります。これから進めるプロトタイピングの作業を掴んでいくためにも、工房の機材に触れていきます。

7:プロトタイピング2.
日時:2024年 3月3日(日)
会場:スタジオ発光体
岩元さんと対話を重ねていきながら一人ひとりのアイディアにあった機材や素材を選びつつ、プロトタイピングを進めるための下準備を進めていきます。

8:プロトタイピング3.
日時:2024年 3月10日(日)
会場:スタジオ発光体
頭でイメージができるということと、それを実際に姿や形にできるということ。その両方を豊かにしていくことが必要ですが、木材などの素材に働きかけて思うような姿や形を生み出していくことは、とても難しいことです。機材や素材の扱いに慣れつつも、岩元さんと相談をかさねていきながら、ものづくりに挑戦していきます。

9:プロトタイピング4.
日時:2024年 3月17日(日)
会場:スタジオ発光体
自分自身がしっくりくるものにしていく。そのためには、何度も繰り返し試行錯誤することが求められます。また、試行錯誤を通して生まれる学びを大切にすべきとも考えています。最終発表に向けて、時間が許す限りプロトタイピングを繰り返していきます。

10:最終発表
日時:2024年3月31日(日)
会場:GAKU
どのようなコンセプトか。それをどのように姿や形に落とし込んだのか。それらのプロセスの中での創意工夫のポイントはどのようなものか。スタジオ発光体で制作したプロトタイプなどをもとに発表します。最優秀作品は、岩元さんとカリモク家具株式会社のプロの方々によって実際に利用できるプロダクトとして制作され、GAKUに設置される予定です。

11:制作報告(特別授業)
日時:2024年 4月28日(日)
会場:GAKU
最優秀作品をベースに、岩元さんがディレクションし実施設計を行っている様子や想いを紹介することで、プロの制作工程を身近に感じる機会にしていきます(実際の現物の完成は5月末以降を予定しています)。


講師              
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51357/42/51357-42-6de757ebebf0fa16dd97e585e7ff4597-871x870.jpg ]

岩元航大
プロダクトデザイナー。鹿児島県生まれ。2009年神戸芸術工科大学プロダクトデザイン学科入学後、デザインプロジェクト「Design Soil」に在籍し、イタリアのミラノ・サローネやフィンランドのハビターレ等、海外の展示会に多数参加。2016年にスイスのEcole cantonale d’art de Lausanne(ECAL)のMaster in Product Designを卒業後、現在は東京を拠点に精力的に活動を行っている。2021年、東京・八王子市にクリエイター向けシェアオフィス兼シェア工房の”スタジオ発光体”を設立。


協力              
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51357/42/51357-42-806131c327ca0cad827684835c2d0067-768x768.jpg ]

カリモク家具株式会社
創業者である加藤正平が江戸時代から続く材木屋を引き継ぎ、愛知県刈谷市で小さな木工所を始めたことをきっかけに1940年に創業。様々な木製品を生産することで技術を磨き、1960年代に入ると、自社製の木製家具の生産と販売 を開始。高度な機械の技術と職人の技を融合させる「ハイテク&ハイタッチ」という製造コンセプトを掲げて木材生産分野における土台を作りあげ、国産家具メーカーへと成長を遂げる。


GAKU概要           
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51357/42/51357-42-1e6effab78606458538cd26cf1343e57-750x750.jpg ]

場所   渋谷 PARCO 9 階(東京都渋谷区宇田川町 15-1)
運営   LOGS inc.(中央区東日本橋2-26-8 MKKビル8階)
公式 HP  https://gaku.school
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/51357/table/42_2_79d96f6489180721626a96cb4b18e9c3.jpg ]



プレスリリース提供:PR TIMES

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