• トップ
  • リリース
  • SUNDRED、LIFULL、藤和那須リゾートがWell-beingの可視化によるリゾート地の魅力度向上・リピーター獲得についての実証実験を開始

プレスリリース

  • 記事画像1

SUNDRED、LIFULL、藤和那須リゾートがWell-beingの可視化によるリゾート地の魅力度向上・リピーター獲得についての実証実験を開始

(PR TIMES) 2021年12月15日(水)20時16分配信 PR TIMES

国内最大級のリビングラボ「ナスコンバレー」にて社会実装を目指す

100個の新産業の共創を目指す「新産業アクセラレーター」SUNDRED株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:留目 真伸、以下:SUNDRED)と株式会社LIFULL(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:井上 高志、以下:LIFULL)、藤和那須リゾート株式会社(所在地:栃木県那須郡那須町、代表取締役社長:雪本 智史、以下:藤和那須リゾート)は、訪問者のWell-being度を可視化し、一人ひとりの状況にあったアクティビティの提案を行うことで、リゾート地の魅力度向上、リピートの獲得につなげる実証実験を、日本最大級のリビングラボ・ナスコンバレーにて開始します。
[画像: https://prtimes.jp/i/46109/42/resize/d46109-42-f181c15d3d44a3088593-0.jpg ]


■取り組みの背景
SUNDREDは2019年7月の新産業共創スタジオのローンチ以来、21世紀型社会に求められる「新産業」のエコシステムの構築を目指して、現在 約12個の新産業共創プロジェクトを推進しています。その中には、Well-being度を様々な方法で可視化し、すべての産業において一人ひとりの状況にあった「人間中心」のソリューションを提供できるようにしていくことでHappiness Drivenな世界を共創するプロジェクト「ハピネスキャピタル産業」があります。この度、SUNDREDが経済産業省関東経済産業局と推進している「令和3年度 越境人材を中核とした新産業共創エコシステム構築事業」の一環として、LIFULL、藤和那須リゾートと連携の上、「ハピネスキャピタル産業」の実証実験を日本最大級のリビングラボ「ナスコンバレー」にて実施します。まずは第一弾として、Social Healthcare Design株式会社(所在地:神奈川県横浜市中区、代表取締役CEO:亀ヶ谷 正信、以下:SHD社)のソリューションを活用し、リゾートの訪問者のWell-being度測定の実証実験を行います。今後、ナスコンバレーの活動を通じて、会員企業と共同でWell-being度の可視化によるアクティビティの提案、およびWell-being度向上のためのアクティビティの開発など、那須地域のリゾートとしての魅力度の向上、リピートの獲得を目指す取り組みとして、更に検討を進めていきます。

■実証実験の詳細について
今回の実証実験は、ココロ、カラダ、キズナの健康について自己認識と客観的評価を可視化するSHD社のソリューションを用いて行います。那須高原エリアの訪問者のWell-being度を可視化することで、訪問者自身の自己認知を高めるとともに、一人ひとりの状況にあったアクティビティの提案を有効に行っていくことで、満足度向上につなげていくことができるか検証していきます。
最初のステップとして、2021年12月13日(月)に都心部や那須周辺の地域からナスコンバレーに集った28名に対し、自身のWell-being度を測定する実証実験を行いました。参加者はSHD社が提供するWell-being度計測ソリューション「Happiness Book」を活用し、スマートフォンのアプリケーション上でアンケートに回答することで、自己認知と客観的評価の二つの観点から指標化された自分自身のココロ、カラダ、キズナの健康度合いを把握します。ツールを通じて自分自身のWell-beingの状況やその要素について理解を深めることが、リゾートにおけるアクティビティの選択や、リピートの動機付けにつながるか、コンセプトの検証を行いました。

■参加者のコメント
藤和那須リゾート 五十嵐 弘樹 氏
年齢、性別、国籍や出身地、経歴、家族構成、住まいの環境、仕事など、多様な属性、価値観に寄り添った計測ツールを通じて、自己認知と客観的評価の二つの観点で「Well-being」の状況を可視化、自分自身を理解することができたことにより、具体的に行動を見直す機会となりました。私たちは、この取り組みや那須地域での体験を通して、より多くの方々にとって健やかで幸せな状態「Well-being」の実現に貢献したいと考えております。

那須町役場 高久 祐一 氏
那須町は、多種多様なレジャー施設や宿泊施設、温泉やアウトドアなど様々なアクティビティにも対応ができる町でもあります。まだ様々な検証が必要な段階ではありますが、那須に来ていただくお客様のカラダ、ココロ、キズナのバランスの向上につながり、リピートの動機付けにつながる仕組みづくりが出来るよう、ナスコンバレー協議会や関係企業、地元の事業者などと連携を図りながら進めていければと感じております。
今後も継続して様々なソリューションの検証を含め、Well-beingリゾートとしての那須の発展に向けて検討を進めていきます。

■SHD社のWell-being度計測ソリューション「Happiness Book」
「Happiness Book」はSHD社の開発したWell-beingを数値化しパーソナリティーを考慮して個別最適化した意思決定支援まで行うシステムです(特許取得済)。SHD社の最大の特徴は、Well-beingのカタチが一人ひとり違う事を前提としている点、またSHD社の特許を活用する事により、個別最適化した意思決定支援を自動化できるロードマップを描いている点です。アプリ上で87問のアンケートに回答することにより、自分自身のWell-beingの状態をココロ・カラダ・キズナの健康として可視化します。SHD社では最新の脳科学に基づき、情動的な感じ方特性、認知における特性、意思決定における特性、行動における特性の研究をベースに、生活者が広く求める「ココロ・カラダ・キズナ」の健康全ての要件が満たされた健やかで幸せな状態(Well-being)を目的にし、「ココロ・カラダ・キズナ」の健康バランスを整えることを推奨しています。「ココロ・カラダ・キズナ」の健康を主観と客観で別々に分析し、過去や他者との比較、パーソナリティ分析などを通して自分自身を客観的かつ多角的に分析できるようになっています。また「Happiness Book」は、生活者の多種多様なニーズに寄り添うためにパーソナリティを加味して分析、意思決定支援を行える点も特徴です。意思決定支援に必要な要素として、感じ方の癖、認知の癖、意思決定の癖、行動の癖の4つに切り分け分析する手法を取り入れており、一人ひとりの意思決定に関わるパーソナリティを加味して、伝え方を変えることができます。

■日本最大級のリビングラボ「ナスコンバレー」
ナスコンバレーは、21世紀型社会に求められるソリューション(エコシステム、サービス、製品)の共創・実証実験・社会実装の場であり、社会・社会人・市民を中心に、未来社会の現実解となるソリューションを共創していく国内最大規模のリビングラボです。リビングラボとは多様な関係者が集う場で、実現したい未来のイメージや、解決すべき社会課題を共有し、関連する知見や技術・ノウハウ、ソリューションを集約し、新たな結合(イノベーション)を構想・実証・実装することによって地域や社会の活性化を推進していくための仕組みです。那須エリア(那須町、那須塩原市、大田原市)は、都心から1時間ほどの好立地に位置し、豊かな自然と地域資産、そして日本の典型的な地域課題も併せ持つ地域です。ナスコンバレーでは、東京ドーム170個分の私有地を含む広大な実証フィールドを活用し、様々なプロジェクトの構想・実証を進めていきます。

■SUNDREDの新産業共創プロジェクト
SUNDREDでは2019年7月の新産業共創スタジオのローンチ以来、「ユビキタスヘルスケア産業」「フィッシュファーム産業」「ハピネスキャピタル産業」等の約12個の新産業プロジェクトを推進中です。その最大の特徴は個社単独での新規事業の開発ではなく、社会起点での新産業の共創を推進していくことで結果として各社の事業機会・投資機会の創出を進めていくというコンセプトにあります。社会起点の目的を多様な社会人との対話の中から共創し、駆動目標となるエコシステム仮説に落とし込み、エコシステム構築の中核となる事業(トリガー事業)を創出し成長を加速していくことで、エコシステム構築を進めていきます。アカデミアの知見とプロジェクトの実践を融合させた「新産業共創プロセス」、目的志向で行動する社会人「インタープレナー」のネットワーク、各所で推進されているイノベーション活動を集約して社会実装を進める「リビングラボ」の開発・運営を通じて、新しいパラダイムに求められる新産業の創出・社会実装を加速しています。

■これからの社会を牽引する「インタープレナー」について
SUNDREDはこれからの社会を牽引する人材として「インタープレナー」の開発に取り組んでいます。インタープレナーとは、組織の枠を超えて社会起点で発想し、オープンでフラットな対話を通じて目的を共創し、仲間とリソースを集めてプロジェクトを進め、目的を達成していく「社会人」のことです。全てのセクターに顕在・潜在している「インタープレナー」達が、新しい時代の価値創造の仕組みを理解し、自らの生き方について考え、動き出していくことによって新産業の共創が加速されると考えています。
SUNDREDのインタープレナーコミュニテイーは、大企業、中小企業、スタートアップ、政府系公務員、自治体職員、大学研究者、医療者、教育者、プロフェッショナル、学生など各セクターから集まったインタープレナー約1,000人が参集・参画し、新産業のテーマや「実現すべき未来」について継続的に対話を行っています。本年度は経済産業省関東経済産業局と共同で「令和3年度 越境人材を中核とした新産業共創エコシステム構築事業」を推進し、「インタープレナー(越境人材)」の育成を益々加速させていきます。

インタープレナー
https://www.interpreneur.jp/

■会社紹介
企業名:SUNDRED株式会社
設立 :2017年3月 ※「新産業共創スタジオ」は2019年7月1日より正式稼働
代表者:留目 真伸
本社  :東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー
オフィス :東京都港区北青山3-6-7 青山パラシオタワー11階
概要 :100個の新産業の共創を目指す「新産業アクセラレーター」。「新産業共創スタジオ」を運営し、エコシステムのデザインを起点に成長領域にリソースを集約し、新産業を共創していく 。
URL :https://sundred.co.jp

企業名:LIFULL株式会社
設立 :1997年3月
代表者:井上 高志
本社 :東京都千代田区麹町1-4-4
概要 : LIFULLは「あらゆるLIFEを、FULLに。」をコーポレートメッセージに掲げ、個人が抱える課題から、その先にある世の中の課題まで、安心と喜びをさまたげる社会課題を、事業を通して解決していくことを目指すソーシャルエンタープライズです。主要サービスである不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME'S」をはじめ、空き家の再生を軸とした「LIFULL地方創生」、シニアの暮らしに寄り添う「LIFULL介護」など、この世界の一人ひとりの暮らし・人生が安心と喜びで満たされる社会の実現を目指し、さまざまな領域に事業拡大しています。
URL : https://lifull.com

企業名:藤和那須リゾート株式会社
設立 :1969年12月
代表者:雪本 智史
本社 :栃木県那須郡那須町高久乙3376
概要 :那須地域全体の魅力および価値向上を念頭に、那須高原最大級の広さ(約800万平方メートル 、東京ドーム171個分)の別荘地「那須ハイランド」の管理運営をはじめ、約40種類のアトラクションを備えている北関東最大級の遊園地「那須ハイランドパーク」、日本初導入した透明グランピング「AURA」など多様な客室を提供する「那須ハイランドパーク&りんどう湖ファミリー牧場オフィシャルホテル 那須高原TOWAピュアコテージ」、日本最大級の広さがある森の中の空中アスレチック「NOZARU」、自然と一体になれる空間を提供するキャンプ場併設の「FACTLAND」など、多数のレジャー施設、飲食施設を運営している。
URL :https://www.nasuhai.co.jp/company/

企業名:Social Healthcare Design株式会社
設立 :2018年1月
代表者:亀ヶ谷 正信
本社 :神奈川県横浜市中区日ノ出町1-36-404B
概要 :個別最適化した意思決定支援プラットフォームを活用したシステムを協業スタイルで開発し未病産業を2倍に拡大させる(Well-beingコンサルティング 及び 弊社知財を活用したソリューションのOEM開発)
URL :https://s-h-d.co.jp

プレスリリース提供:PR TIMES

このページの先頭へ戻る