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株式会社ティアフォー

ティアフォー、5Mpixの新車載カメラの受注開始 現行モデル増産と8Mpixの次世代モデルも開発進行中

(PR TIMES) 2023年06月26日(月)11時45分配信 PR TIMES


オープンソースの自動運転技術を先導する株式会社ティアフォー(以下「ティアフォー」)は、自動運転システム用の車載カメラソリューションとしてこれまで提供してきた車載HDRカメラ(Automotive HDR Camera C1、以下「C1カメラ」)の好調な導入実績を受け、製品の増産およびラインナップ拡充を行うことをお知らせします。
   
[画像1: https://prtimes.jp/i/40119/42/resize/d40119-42-44b7be2715f506cc8e92-4.png ]

  ティアフォーが提供する車載HDRカメラの製品ラインナップ

C1カメラについて

ティアフォーが提供するC1カメラは、120dB相当のダイナミックレンジ(HDR)や高い接続性を備えた車載品質のハードウェアなどにより、自動運転や運転支援の領域に限らず、自律移動ロボットや警備・監視など様々な用途で採用されています。すでに国内外の100以上の企業で導入されています。同製品のこれまでの好調な導入実績、および、需要が供給を上回っている状況が続いていることを受け増産に至りました。今回の増産に対応したロットは7月より出荷される予定です。また、新規に魚眼レンズを搭載したオプションの提供を開始します。

メーカー希望小売価格:800(USD)
レンズオプション:46, 85, 120, 198度(水平画角で記載、カメラ内レンズ歪み補正機能OFF時)

C1カメラ利用者からのコメント 

スズキ株式会社 次世代先行技術開発部

"C1カメラの優れた画質性能や機能性は自動運転システムの性能向上に期待できます。今後、C1カメラの評価を行い、自動運転サービスの早期実現に向け、開発を推進していきます。"

[画像2: https://prtimes.jp/i/40119/42/resize/d40119-42-e55dcca60d3f197bc78c-1.jpg ]

   スズキ株式会社 自動運転実験車両への搭載事例

チューリッヒ工科大学(ETH Zurich), Robotic Systems Lab (RSL)

 ”C1カメラは、その優れたハイダイナミックレンジ(HDR)性能により、私たちがロボットを野生の環境に持ち込むための研究を支援しています。車載品質の防水・防塵設計であるため、ロボットを自然の環境下で稼働させる様々なシーンで活躍しています。”

[画像3: https://prtimes.jp/i/40119/42/resize/d40119-42-cd3ea38c84c057384b25-2.jpg ]

   ANYmalへの搭載事例
[画像4: https://prtimes.jp/i/40119/42/resize/d40119-42-a97acdc9e2f9bf76d787-3.png ]

   自社の自動運転車両への搭載事例(物体認識、信号認識、遠隔監視、自己位置推定などに使用)

C2カメラについて

C2カメラは、C1カメラの上位機種としてHDR性能やLEDフリッカ低減機能を維持しながら、2倍以上の解像度(5.4メガピクセル)をもち、遠方の物体認識や信号認識に対して強みを発揮します。これまで1年間以上にわたる自社の自動運転システム開発においても物体認識や信号認識の精度評価に対するリファレンスカメラとしての実績を残し、車載カメラとしての製品化要件を満たすことが確認できたことから、本日6月26日よりC1カメラの取扱代理店各社より先行受注を開始することを決定しました。なお、製品の発送は8月下旬より順次実施予定です。

メーカー希望小売価格:1,000(USD)
レンズオプション:30, 62, 120, 176度(水平画角で記載、カメラ内レンズ歪み補正機能OFF時)

[画像5: https://prtimes.jp/i/40119/42/resize/d40119-42-4fd7ad66e981e14e6241-4.png ]

  C1カメラ(左)とC2カメラ(右)の解像度比較(信号認識)

C3カメラについて

C3カメラは、高速道路などの走行速度域が高いユースケースで求められる認識範囲のさらなる拡大に対応するため、8.3メガピクセルのイメージセンサを採用して開発を進めています。年内に開発を完了し、2024年初旬から提供開始予定です。


上記のようにC1カメラ、C2カメラ、C3カメラそれぞれで幅広いレンズオプションをもつことで、車載用途でのあらゆるユースケースに対応できるようになります。また、車載以外のアプリケーションからの様々なニーズにも応えることで、本ソリューションの適用事例がさらに増えることを期待しています。


その他の情報

各カメラ製品の詳細な仕様やアプリケーション事例は、下記製品ウェブサイトを参照下さい。なお、量産機種への搭載等を想定したカスタマイズ(カメラの形状やレンズ画角など)にも対応可能な場合があります。


製品ウェブサイト:https://sensor.tier4.jp/automotive-camera


今後の展開

車載LiDARやECUと統合されたセンサフュージョン開発キットの提供準備も進めており近日中に詳細を発表します。また、様々な環境で取得した高画質なカメラの映像データやLiDAR等のセンサデータを用いたMLOpsソリューション(機械学習モデルの開発・運用基盤の提供)や、自動運転システムの運用において必要な遠隔監視システム、運行管理システム(FMS)とも組合せたソリューションの開発を推進し、市場に提供していきます。



販売代理店のお問い合わせ先

アイサンテクノロジー株式会社
https://aisan-mobility.com/en/lineup/c1/

株式会社マクニカ
auto-solution@macnica.co.jp

アスメック株式会社
https://www.asmec.co.jp/business/prolist.php?compid=141

岡谷鋼機株式会社
t4-sales6311@okaya.co.jp

株式会社PALTEK
https://www.paltek.co.jp/solution/tier4/index.html

株式会社RYODEN
https://www.ryoden.co.jp/business/maker/detail/7


ティアフォーについて
TIER IV(ティアフォー)は、世界初の自動運転用オープンソースソフトウェア「Autoware」の開発を主導するディープテック企業として、自動運転技術の社会実装に向けて挑戦を続けています。「自動運転の民主化」をビジョンとし、世界各地のパートナーと協力して、Autowareを活用したソフトウェアプラットフォームと統合開発環境を自社製品として提供しています。これらの製品を基盤に市場のニーズに対応したソリューションを展開し、顧客と共に自動運転技術の社会実装を推進しています。Autowareが生み出すエコシステムを通じて、個人から組織まで、全てのステークホルダーと共に自動運転技術の可能性を拡大し、より良い社会の実現を目指しています。
AutowareはThe Autoware Foundationの登録商標です。


━━会社概要━━
【社名】株式会社ティアフォー
【所在地】東京都品川区北品川1-12-10
【URL】https://www.tier4.jp
【設立年月】2015年12月
【主な事業内容】
・自動運転プラットフォーム開発事業
・自動運転ウェブサービス開発事業
・自動運転システム開発キット販売事業
・自動運転技術の教育事業


お問い合わせ先
Media Contact
pr@tier4.jp

Business Inquires
camera@tier4.jp



プレスリリース提供:PR TIMES

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