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お墓購入についてのアンケート調査を実施

(PR TIMES) 2021年11月19日(金)12時45分配信 PR TIMES

石材業界唯一の経済産業省公認団体「全国石製品協同組合(以下 全石協)(東京都港区、理事長 加登隆三)」は、日本での「お墓の購入について」の現状について探るべく、全国40代以上 お墓の購入を検討している人、お墓の購入をした人、男女657名を対象にアンケート調査を実施し、得られた回答結果の概要をまとめた。
【アンケート結果サマリー】
お墓の購入をした人で、過去5年以内と6年以前で、お墓の種類について比較すると“一般墓”の割合が30%弱減 っている。
現在、お墓の購入を検討している人の形態の内訳をみると、過去にお墓を購入した人と比較し、室内墓(納堂)・ 樹木葬が増加しており、お墓の多様化が進捗していることがわかる。
購入に際して、重要視する点は、全体的に”価格”、”アクセス”が上位であるが、一般墓の場合は、「子や孫がお 参りに来られる場所」。それ以外のお墓は「子や孫に負担をかけないか」が3番目の理由として上げられた。

― お墓の購入についてのアンケート調査概要 ―
【調査対象】全国 お墓を持っている人およびお墓を検討している人 40才代以上 男女
【調査期間】2021年10月1日〜2021年10月31日
【調査方法】インターネット調査
【有効サンプル数】657名

【調査結果】
1.お墓の種類の内訳を比較
 1).過去にお墓を購入した人の比較

[画像1: https://prtimes.jp/i/15761/42/resize/d15761-42-2c29caa91b37409a1423-0.jpg ]

一般墓の購入割合が、6年以前と5年以内では、母数の違いはあるものの、30%弱の差があり、近年のお墓の多様化が進 んでいる傾向が如実に表られている。

 2). お墓の購入を検討している人のお墓の種類の内訳

[画像2: https://prtimes.jp/i/15761/42/resize/d15761-42-c5959db1d8b22c55f397-1.jpg ]

お墓の購入を検討している人は、既にお墓の購入した人と比較し、「室内墓(納堂)」、「樹木葬」の割合が上がり、 逆に「一般墓」、「永代供養墓」の割合が下がっている傾向が顕著に表れている。

※「永代供養墓」とは、お墓で供養する子孫が絶えた際に、寺や霊園が永久的または一定期間管理し、供養を行うお墓

2. お墓の購入を検討している人でお墓を購入されていない理由

[画像3: https://prtimes.jp/i/15761/42/resize/d15761-42-c2f941107527f8cd35c7-2.jpg ]

全体的には、「まだ急いでいない」が1位で時期を考え準備を進めている方が多くの回答を得た。続いては、「金銭面」 という回答で資金的余裕がないなどの意見が散見された。お墓の種類別では、一般墓で「良い場所がみつからない」が2 位となり、自身の条件にあった場所が見つかっていない等のコメントが目立った。また、少数ではあるが、永代供養墓お よび樹木葬で「親族の理解が得られていない」の比率が他に比較して高い傾向にあった。

3. お墓を購入する上で重要視している(した)点 【複数回答】
 1) 購入済または検討中のお墓の形態が「一般墓」の場合

[画像4: https://prtimes.jp/i/15761/42/resize/d15761-42-4966c26db260cdeefa71-3.jpg ]

一般墓では、購入した人の重視した点は、”自宅からのアクセス”、購入検討している人は、”価格”が各々トップと いう明確な違いが出た。3番目の重視した点には、”子や孫がお参りに来られる場所”となった。

 2) 購入済または検討中のお墓の形態が「永代供養墓」の場合

[画像5: https://prtimes.jp/i/15761/42/resize/d15761-42-8a64089063c9c3d217ed-4.jpg ]

永代供養墓では、一般墓と同じく、購入した人の重視した点は、”自宅からのアクセス”、購入検討している人は、 ”価格”がそれぞれ最も重要視しているという明確な違いが出た。3番目の重視した点には、”子や孫がお参りに 来られる場所”となった。

 3) 購入済または検討中のお墓の形態が「室内墓(納堂)」の場合 

[画像6: https://prtimes.jp/i/15761/42/resize/d15761-42-629ece5b833632b5de04-5.jpg ]

室内墓では、5年以内に購入した人で、他のお墓とは違い、”子や孫がお参りに来られる場所”、”子や孫に金銭的な負 担をかけないか(管理料や維持管理の負担等)”が”最も重要視され若の違いがみられた。

 4) 購入済または検討中のお墓の形態が「樹木葬」の場合

[画像7: https://prtimes.jp/i/15761/42/resize/d15761-42-f9b727ab1f6ab8d337c3-6.jpg ]

樹木葬では、合計では、他のお墓と同様、”価格”、”アクセス”が最も重要視されているが、お墓を検討している人に ついては、”子や孫に金銭的な負担をかけないか(管理料や維持管理の負担等)”が2番目に重要視されている。 また、5年より前にお墓を購入したは、”子や孫に金銭的な負担をかけないか(管理料や維持管理の負担等)”が 同数ではあるがトップとなっている。

《まとめ》
今回のアンケート調査では、近年、お墓の多様化が進んでいると言われている中、その数値として実態を把握できる結果 となった。また、その多様化するお墓の種類ごとに購入者の意向が明確になった。 消費者がお墓の購入の際に“価格”、“自宅からのアクセス”を選ぶのは、重要な要件ではあるが、それを除くと、一般 墓では、“子や子孫がお墓参りできる場所”が1番なのに対して、それ以外のお墓は、“子や子孫に負担をかけない”が お墓を選ぶポイントとなっている。これは一般墓でも継承者問題を解決し子供や孫世代へ負担をかけない仕組みあれば、 消費者が一般墓へ選択肢が拡大される事になるのではないかと考える。 今後も消費者の動向を深掘りし、調査報告していく予定です。全石協は、今後も、個人や家族のライフスタイルに対応し た多様なお墓のニーズに応えられるよう、供養文化や正確な墓地・墓石情報の提供に努めてまいります。

◆「全国石製品協同組合」(全石協)とは
全国石製品協同組合(全石協)は、全国47都道府県の石材会社及び同関連会社が結集し強力な組織化と連携のもと石材業界の指導的役割を担うとともに、消費者ニーズへの的確な対応と石材業界の健全な発展を目指す団体です。全国石製品協同組合では、日本人が大切にしてきた供養文化を守るべく、消費者に正確な情報をご提供し、石材業界の健全な発展を目指してまいります。
【商号】  全国石製品協同組合(経済産業省認可 2012004情第5号)
【設立】 2012年11月22日
【所在地】 東京都港区芝大門2丁目9番14号5階
【運営サイト】 みんなのお墓 https://www.minnanoohaka.com/



プレスリリース提供:PR TIMES

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