プレスリリース
Lecto(レクト)、SMBCベンチャーキャピタルをはじめとしたメガバンク系VC4社などから資金調達を実施、累計調達額は13億円超に
〜 セールスやエンジニアの採用とマーケティングを強化、さまざまな企業が抱える組織と債権管理・回収にまつわる「負」から解放 〜
債権管理業務のDXを推進するLecto株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:小山裕、以下「Lecto(レクト)」)は、シリーズAラウンドにおいて、SMBCベンチャーキャピタル株式会社をリード引受先として、りそなキャピタル株式会社、株式会社三菱UFJイノベーション・パートナーズ、みずほキャピタル株式会社の新規引受先と、ALL STAR SAAS FUND、D4V(Design for Ventures)の既存投資家より第三者割当増資を実施しました。そのほか金融機関からの借入(デットファイナンス)による調達も行い、今回の調達で累計調達額は約13億円超に達しました。
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■資金調達の背景
Lectoが提供する「Lectoプラットフォーム」は、「債権管理」「督促・回収」というこれまでアナログな運用が主流だった領域のデジタル化を推進し、「督促する側」「督促される側」両者の体験の改善を実現するサービスです。
2021年3月にサービス開始以来、「Lectoプラットフォーム」は金融サービスはもちろんサブスクリプションサービス、公共サービス、不動産賃貸サービス、通信サービスなど支払いが発生する幅広い業種業態・業種のサービスにおいて導入いただき、累計債権取扱額は延べ470億円(2024年10月末時点)を突破しています。また、2024年度当期(2023年11月〜2024年10月)の累計導入件数は前期比 2.8倍超に増加し、大手メガバンクグループ傘下のSMBCコンシューマーファイナンス株式会社や、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社、また金融領域以外でもブリヂストングループのブリヂストンタイヤソリューションズ株式会社など多種多様な企業・サービスでご利用いただいています。
今後、さらなる成長を行うことでコーポレートミッションに掲げる「金融の摩擦を解消し、人の無限の可能性を解き放つ」を実現すべく、体制を強化するための人材採用やマーケティングの強化を実施するために資金調達を実施しました。
■調達資金の使用用途
1. 体制強化を目的とした人材採用
「Lectoプラットフォーム」のさらなるサービス拡大のために採用を強化し、2025年度中に組織の規模は現在の2倍(約50名)を目指します。特に、セールスを積極採用し営業力の強化を図るとともに、カスタマーサクセスやエンジニア組織の拡大を通じて、導入後のサポートや機能の拡充することで、事業の成長を加速していきます。
2. マーケティングの強化
「債権管理」や「督促・回収」は一見馴染みがないようで、支払いが発生するさまざまなサービスにおいて必要な業務です。またコロナ禍を機に、あらゆる分野でDXが推進されてきた一方で、これらの業務の多くは、今も変わらずアナログで行われています。このような中で、マーケティングを強化することを通じて、Lectoプラットフォームの導入拡大を図ります。
採用情報
Lectoでは、事業の拡大に伴い、セールスやエンジニアをはじめとしたメンバーを積極採用中です。Lectoのビジョンやバリューに共感し、共にチャレンジいただける方はぜひ以下よりご連絡ください。
https://lecto.co.jp/recruit
■第三者割当増資引受先および投資家からのコメント
SMBCベンチャーキャピタル株式会社
投資営業第一部長 中野哲治
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小山CEOを中心としたLecto社の経営チームは、ドメインエキスパートとテクノロジーの双方を兼ね備えた「この人達しかいない」と思わせてくれる存在であり、前回のご投資以降、各業界の大手クライアントへの導入が進み、力強く業績を伸ばしてきております。
Lecto社のソリューションにより、督促をする債権者側の業務は勿論のこと、督促を受ける債務者側の体験も、よりストレスのないものへと変わっていけば、リテール金融は更に新しいステージに進めると信じており、その一助となるべく誠心誠意ご支援させて頂きます。
りそなキャピタル株式会社
代表取締役社長 相原 直也
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金融業界において債権管理や督促回収の分野は、いまだにアナログな対応が続いております。
そこに長く携わっていた当事者の一人として私は、本分野は潜在的に最もテクノロジーの力を必要としていることを痛感していました。
Lecto社が展開するサービスは、単なる業務効率化に留まらず、金融や信用創造が本来持つ価値に、今まで誰も考えつかなかった新たな可能性を付加することが出来る優れたプロダクトであると確信しています。
弊社はこれからも、グループの機能とネットワークを活かし「金融の摩擦を解消し、人の無限の可能性を解き放つ」Lecto社のミッション実現を積極的にサポートしていきます。
株式会社三菱UFJイノベーション・パートナーズ
戦略投資部 次長 尾高孝祐
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小山さんとは1年以上前からビジネスや協業可能性についてお話させていただき、この度ご一緒できることを非常にうれしく思います。
金融規制や決済行動の変化、サブスクリプションビジネスの拡大等に伴い、多種多様な債権が拡大する中で、債権管理・督促・回収の重要性は益々高まっており、テクノロジーの力で債権管理・督促回収等のバックエンド業務を変革するというLectoのビジネスに非常に可能性を感じました。今後もMUFGとの協働の可能性を模索し、サポートしてまいります。
みずほキャピタル株式会社
投資第二部 インベストメントマネージャー 紅林 亮多
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既存株主様からのご紹介で小山さんと初めてお会いした時に、ぜひ出資させていただきたいと強く思ったことをはっきりと記憶しています。その後、非常にスピーディーに投資検討を進めました。小山さん、芹沢さんの業界ネットワークや業界知見の豊富さ、前職での経験を踏まえた非常に使いやすいUI・UXに魅力を感じ、長年DXが進まなかった債権督促回収領域でLecto社はブレイクスルーを起こしてくれると確信しました。みずほキャピタルは引き続きみずほグループのネットワークを活用して、全力でサポートして参ります。
株式会社ALL STAR SAAS FUND
Managing Partner 前田ヒロ / Senior Partner 湊 雅之
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シード期のコンセプト段階での初期投資と前回のプレシリーズAラウンドに続き、今回のシリーズAラウンドにも参加できたことを非常に嬉しく思います。Lectoが挑戦する市場は、日本国内で80兆円以上の規模があると推計されており、個人向けローンや決済分野では特に顕著な成長が期待されています。
Lectoは、この大きな市場ニーズに応えるため、債権管理や督促・回収を効率化する革新的なソリューションを提供しています。すでに公共料金やリース、金融など幅広い業界で導入実績を積み重ねており、今後のさらなる事業拡大にも大いに期待が持てます。プロダクトと実績の両面で目覚ましい進化を遂げているLectoの革新性と成長性には、大きな魅力を感じています。Lectoが今後も未来を切り拓いていく姿を期待するとともに、引き続き私たちも全力で支援を続けてまいりたいと思います。
D4V(Design for Ventures)
Partner 太田明日美 / Senior Associate 遠藤幹也
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2年前のプレシリーズAラウンドに続き、本ラウンドで追加出資させていただきました。債権管理業務は、表立って脚光を浴びることは少ないものの、BNPLの普及やAI与信モデルの革新的な進化等により、消費者向け金融サービスが日々多様化している今、その重要性がより一層高まっています。Lectoは経験豊富な経営陣と素晴らしいチームカルチャーを武器に、創業からわずかの間に複数のエンタープライズ企業を含む多くの企業へのサービス導入を成功させ、債権管理DX領域におけるリーディングカンパニーとしての地位を築きつつあります。D4Vとしても、デザインをはじめとする多方面からのサポートを通じ、さらなる成長に貢献できることを大変嬉しく思います。
■さまざまな業種で活用できる「Lecto プラットフォーム」
Lectoは、「督促回収テック」を展開するFintech関連企業です。金融サービスやリテール・サブスクリプションサービスの裏側(バックエンド)にある面倒な実務や複雑で属人化しやすい業務フローを改善し、債権管理(顧客管理)・回収からオフバランスまで一気通貫での課題解決を目指しています。それにより顧客満足度、サービスUXの向上を目指すことが可能です。
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Lectoプラットフォームの活用領域
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■ Lecto株式会社について
会社名:Lecto株式会社
代表者:代表取締役社長 小山 裕
本社:東京都渋谷区道玄坂123 渋谷フクラス17F
会社URL:https://lecto.co.jp
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