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日揮ホールディングス株式会社

絶縁用ポリエチレン製造設備増強プロジェクトを受注

(PR TIMES) 2021年10月29日(金)11時45分配信 PR TIMES

日揮ホールディングス株式会社(代表取締役会長CEO 佐藤雅之)は、このたび日揮株式会社(代表取締役社長執行役員 山田昇司)が、株式会社ENEOS NUCが計画する超高圧および高圧電線の絶縁用途に使用される架橋絶縁用ポリエチレンの生産能力増強プロジェクトを受注いたしましたのでお知らせします。プロジェクトの詳細は下記の通りです。
1.契約先: 株式会社ENEOS NUC(ENEOS株式会社が100%出資する、ポリエチレン製造・販売会社)
2.建設場所: ENEOS NUC川崎工業所内
3.役務範囲: 年産3万トンの架橋絶縁用ポリエチレンの製造設備に係る設計・調達・建設工事(EPC)役務
4.契約形態: ランプサム契約
5.受注額: 非公表
6.完工: 2023年(予定)

7.概要:
世界的に太陽光発電・洋上風力発電等の再生可能エネルギーの導入が進むなか、送電線として使用される超高圧および高圧電線の需要は、世界的に拡大することが見込まれ、送電用電線の絶縁材として用いられる架橋絶縁用ポリエチレンの需要も拡大していく見通しです。

株式会社ENEOS NUC社(以下、NUC社)の架橋絶縁用ポリエチレンは、電気特性に優れクリーン度が極めて高く、世界トップクラスの架橋ポリエチレン材料として高い評価を得ており、アジアを中心に各国の超高圧・高圧電線で使用されています。
NUC社は、昨今の欧州の旺盛供給要請に応えるため、川崎工業所敷地内に最新の製造設備を導入し、超高圧・高圧電線用架橋絶縁用ポリエチレンの生産能力を年産約3万トン増強することを決定しました。

今回の受注に際しては、日揮グループとしての国内外の石油化学・化学分野における豊富な経験や実績、短納期に対応するプロジェクト遂行計画案が高く評価されました。

世界的に化学製品のニーズが多様化していくなか、当社グループは、これまで培った石油化学・化学プラント建設における知見を活用し、顧客ニーズに対応するプロジェクトの受注に今後も積極的に取り組んでまいります。

プレスリリース提供:PR TIMES

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