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ピカリング、初の5kVスタンドオフ機能付き小型SIPリードリレーを発表

(PR TIMES) 2024年02月01日(木)17時45分配信 PR TIMES

市販のSIP高電圧リードリレーの中でも非常に小型の新製品は5kVのスタンドオフ機能を持ち、従来の同等品に比べてPCB面積がわずか1/6


50年以上にわたってリードリレーの小型化と高性能化で最先端を行くピカリング エレクトロニクス(本社:英国、クラクトン・オン・シー)( https://www.pickeringrelay.com/ )はシングルインラインのリードリレー・ファミリのシリーズ104 ( https://www.pickeringrelay.com/reed-relays/sil-sip-100-110/series-104-hv-4kv/ )に5kVのスタンドオフ電圧、最大1.5kVのスイッチング電圧を備えた製品を追加しました。これまで、5kVのスタンドオフ定格の実現には大型の非SIP(シングルインライン・パッケージ)リレーが必要でした。新しい104 5D部品は1つの大型部品で占有されるPCBエリアに4つ取り付けることができ、しかもそれぞれの間に十分なクリアランス・スペースを設けることもできます。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/50349/41/50349-41-11a0e91d6fadd4fd86ed8445a715eb9b-1280x960.png ]


ピカリング エレクトロニクスのテクニカル・スペシャリストのKevin Mallettは「この製品は最大5kVのスタンドオフ電圧と最大1.5kVのスイッチング電圧を備えた初の小型SIPリードリレーで、デバイスをわずか6.35mmでスタックできるため、特にコンパクトな設計が求められる場合に利点を発揮します。このリレーは小型ながら信頼性が高く、高電圧のスイッチングや制御操作を効果的かつ安全に行うことが可能です」と述べています。

104シリーズのリードリレーはミックスド・シグナル半導体テスター、ケーブル試験、太陽光発電の効率モニタリング、EV/充電ポイント試験、地下資源ガス分析、医療用電子機器、インサーキットテスト装置、高電圧計測器などに最適です。5kVの製品は1フォームA(SPST N.O)で5、12、24Vコイルがあり、オプションとして内部ダイオード保護機能も用意されています。

104HTは-40℃から+125℃までの広い動作温度範囲を持っており、カスタム・バージョンでは+150℃まで動作します。

ピカリングの高圧リレー製品ラインナップは1kVから15kVの範囲に対応していますが、5kVバージョンの「104」はその間に位置づけられる製品です。

詳細については https://www.pickeringrelay.com/reed-relays/high-voltage/ をご覧ください。

ピカリング エレクトロニクスについて

ピカリング エレクトロニクスは、計装や試験装置での使用を主な目的とした高品質のリードリレーの設計と製造を手がける、50年以上の歴史を持つ企業です。現在、ピカリングのシングルインライン(SIL/SIP)シリーズは多くの競合製品に比べてサイズが約25%と非常に先進的な製品です。これらの小型SIL/SIPリードリレーは世界の大手ATEメーカーと半導体企業に大量に販売されています。


ピカリング グループはピカリング エレクトロニクス(リードリレー企業)、ピカリング インタフェース(モジュラー信号スイッチング/シミュレーション製品の設計と製造)、ピカリング コネクト(ケーブル/コネクタの設計と製造)の電子機器メーカー3社で構成される未公開企業グループです。

日本では、アンドールシステムサポート株式会社( https://www.andor.jp/ )がピカリング インターフェースの総代理店となっています。

プレスリリース提供:PR TIMES

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