プレスリリース
楽天メディカル、 「世界に先駆けた日本における頭頸部イルミノックス治療(光免疫療法)の実用化」について技術経営・イノベーション大賞の「選考委員特別賞」を受賞
楽天メディカル株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役会長:三木谷 浩史/以下、楽天メディカル)は、「世界に先駆けた日本における頭頸部イルミノックス治療(光免疫療法)の実用化」について、一般社団法人 科学技術と経済の会が主催する「第10回 技術経営・イノベーション大賞※」において、「選考委員特別賞」を受賞したことをお知らせします。
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今回の受賞は、会社一丸となった取り組みにより、世界に先駆けて日本で医薬品・医療機器の承認を取得し、頭頸部がん患者さんに新たな治療の選択肢として「頭頸部イルミノックス治療(光免疫療法)」を提供可能にした点や、他がん腫や全身治療など、今後の開発に期待ができる点が評価されたものです。
楽天メディカルの代表取締役会長である三木谷 浩史は、次のように述べています。「このたび、世界に先駆けて日本で頭頸部がんに対する『頭頸部イルミノックス治療(光免疫療法)』を実用化したことが評価され、『選考委員特別賞』を受賞できたことを大変うれしく思います。一日でも早く、一人でも多くの患者さんに本治療をお届けするために、グローバルでチーム一丸となり、研究開発を加速してまいります」
※(一社)科学技術と経済の会が主催する「技術経営・イノベーション大賞」(後援:総務省、文部科学省、経済産業省など)は、日本発の優れた新規事業を発掘して、そのプロセスを紹介し、経済成長や産業競争力の強化に繋げ、国内におけるイノベーションを促進させることを目的として、2012年に創設されました。
楽天メディカル株式会社について
楽天メディカル株式会社は、米国カルフォルニア州サンディエゴに本社を構える楽天メディカル社の日本法人です。楽天メディカル社は、イルミノックス(R)プラットフォームと呼ぶ技術基盤を基に、薬剤と光を組み合わせた、がんをはじめとした様々な疾患に対する新しい治療法の開発を行うグローバルバイオテクノロジー企業です。同プラットフォームを基に開発された医薬品・医療機器の前臨床試験では、特定の細胞の速やか、かつ選択的な壊死をもたらすデータが示されています。楽天メディカル社は、がんを克服するというミッションを掲げ、がん患者さんがより良い生活を送れる社会の実現を目指しています。米国に、本社と研究開発拠点を構え、日本、オランダ、台湾、スイスの世界5 カ国を拠点としています。詳しくは、https://rakuten-med.com/jp/ をご覧ください。
頭頸部(とうけいぶ)がんについて
日本では、年間約28,000人*の方が頭頸部がんを発症しています。頭頸部がんとは、頭から鎖骨までの範囲に含まれるがんの総称です(脳と目は除く)。頭頸部は大きく分けて鼻、口腔、咽頭、喉頭といった器官で構成されており、発生部位により、咽頭がん(上咽頭がん、中咽頭がん、下咽頭がん)、喉頭がん(声門がん、声門上がん、声門下がん)、鼻腔・副鼻腔がん(上顎洞がんなど)、口腔がん(舌がんなど)、唾液腺がん、甲状腺がんなどの診断名がつきます。この頭頸部と呼ばれる部位には、呼吸や食事など人間が生きるうえで必要な機能、さらには発声、味覚、聴覚など日常生活に重要な機能が集中しています。これらに障害が起きるとQuality of Life (QOL: 生活の質)に影響を及ぼすため、がんを治すための根治性とQOLのバランスを保った治療法が必要とされています。
*政府統計の総合窓口e-Stat「全国がん登録罹患数・率」2018年調査(2-A)口腔、咽頭、喉頭がん合計値(https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00450173&tstat=000001133323&cycle=7&year=20180&month=0&tclass1=000001133363&tclass2=000001133366&result_back=1&tclass3val=0)
プレスリリース提供:PR TIMES