プレスリリース

悪性脳腫瘍に対する新規治療法の開発を推進

慶應イノベーション・イニシアティブ（KII）は慶應義塾大学医学部発ベンチャーである株式会社iXgeneに対して追加出資をいたしました。今回の増資により、iXgeneは総額6億円の資金調達を実施し、ゲノム編集iPS細胞を活用した悪性脳腫瘍における新規治療法の開発を加速させて参ります。
慶應イノベーション・イニシアティブ（本社：東京都港区、代表取締役社長 山岸広太郎、以下KII）は、弊社が運営するファンドより、慶應義塾大学医学部発ベンチャーである株式会社iXgene（本社：東京都新宿区、代表取締役CEO：古川 俊治、以下iXgene）に対して追加出資いたしました。他の出資者からの調達も含め今回の第三者割当増資によるiXgeneの調達額は総額6億円となります。

◆ゲノム編集iPS細胞を用いた悪性脳腫瘍に対する新規治療法の開発を推進
iXgeneは、ゲノム編集iPS細胞を用いて、未だ確立した治療法のない難治性疾患に対する新規治療法の開発を行う慶應義塾大学医学部発ベンチャーです。ファーストパイプラインとして、ゲノム編集により自殺遺伝子を導入したiPS細胞由来神経幹細胞を用いて、悪性脳腫瘍に対する新たな治療法の開発と、外傷性脳損傷・脳梗塞に対する再生医療の開発を進めております。
今回調達した資金を用いて、悪性脳腫瘍用途における非臨床試験を進め、ゲノム編集iPS由来神経幹細胞の早期臨床入りを目指していきます。

■会社概要
会社名　：株式会社iXgene (iXgene, Inc.)
所在地　：東京都新宿区内藤町 1-6 ラ・アトレ新宿御苑 204
代表者　：代表取締役 古川 俊治
設立　 ： 2020年1月6日
事業内容： ゲノム編集iPS細胞を用いた難治性脳疾患治療法の開発
U R L　 ： https://www.ixgene.inc/
[画像: https://prtimes.jp/i/18580/41/resize/d18580-41-4efa6b9a76960ddb985b-1.png ]

◆慶應イノベーション・イニシアティブ（KII）について
KIIは、2015年12月に、主に慶應義塾大学の研究成果を活用したスタートアップを支援するため創設されました。また、2020年１月からは、慶應義塾大学に限らずシード・アーリーステージからのリード投資を中心に、デジタルテクノロジーによる社会の革新や、医療・健康などの課題解決に取り組む技術系スタートアップに投資対象を広げ投資活動を推進しています。
スタートアップへの投資育成を通じて日本が誇る大学等の研究機関の技術や知的財産といった優れた研究成果の社会実装を推進し社会貢献の一翼を担うと同時に、ベンチャーキャピタルファンドとして高い収益性を確保し持続的なイノベーションエコシステムの構築に取り組んで参ります。

＜KIIの概要＞
商号　　：株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ(Keio Innovation Initiative, Inc.)
事業内容：大学発技術系ベンチャー企業の育成、ベンチャーキャピタルファンドの運営
資本金等：1億円（資本準備金5000万円を含む）
代表者　：代表取締役社長　山岸広太郎
URL　　：https://www.keio-innovation.co.jp

本リリースに掲載された内容は発表日現在の情報です。

プレスリリース提供：PR TIMES