プレスリリース
KEARNEY グローバル論考和訳版 第32弾
経営コンサルティング会社A.T. カーニー(東京都港区、日本代表:関灘 茂)は、本日、植物性代替肉に関する論考 「植物性タンパク質:価格パリティの実現に向けて」 を、同社ウェブサイトで公開しました。
【URL】 https://bit.ly/3MzeaFi
“より美味しくなり、より広い消費者に受け入れられ始めたことで、植物性タンパク質の需要が高まってきている。”
…から始まる当論考は、A.T. カーニー(グローバル・ブランド名は KEARNEY)が英文で公開した “Plant-based protein: parity on the horizon” を同社シニアパートナー井上真の監修のもと日本語化したものです。
2020年から2021年にかけて、米国で代替肉を購入する世帯が増え、植物性代替肉の小売売上は飛躍的な成長を遂げました。 しかしながら消費者がより健康的な食生活を望んでいる一方で、価格が障壁となり2021年後半には売上が減少したり、行動・習慣の変容に予想以上に時間がかかっていることが指摘されています。
需要:数値的には良いものの、軌道はまだカーブを描く
供給:大手による新規参入に注意が必要である
力量が同じでも勝つとは限らない。 成果を出さなければならない
価格弾力性の着眼点は堅実な勝ちへの一番の近道
次に待ち受けるのは何か?
の、5つの章からなる本稿では、“植物性タンパク質の可能性を最大限に引き出すには、サプライチェーン全体で、短期的な利益よりも長期的な成長を重視する必要があり、現在の見立てでは、植物性タンパク質が価格パリティに到達するまで5年から7年かかると予測されている。しかし、生産者と小売事業者が目先の利益よりも消費者のニーズと嗜好を優先するようになれば、このタイムスパンを短縮できるに違いない。” と結んでいます。
プレスリリース提供:PR TIMES