プレスリリース
2024年11月13日、国立大学法人・東京学芸大学(東京都小金井市)で、全国初となる「アート・アスレチック教育センター(CAAAE)」の開設を記念するオープニング・セレモニーが実施された。本セレモニーでは、パリ・オリンピック女子柔道48キロ級で金メダルを獲得した柔道家・角田夏実氏が、母校である同大学から「栄誉教授称号」を授与され、自身初となる講演会を行った。同大学での栄誉教授称号の授与は、昨年度のWBC優勝監督であり卒業生でもある栗山英樹氏に続いて2人目となる。
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授与式に続いて、「準備力」というテーマで、自作のパワーポイントと、柔道部の後輩学生とのトークの掛け合いにより、和やかな雰囲気で講演が進められた。はじめに、順風満帆ではなかった柔道人生を振り返り、その後パリ・オリンピックまで、どのように各大会に向けて準備をしていったのか、写真や動画を交えて語られた。あえてネガティブなことを多く想像し、それを一つ一つ解消していくという独自の準備方法は、多くの参加者にとって参考になるものであった。講演の後には、様々な専攻の学生から質問が出され、各質問に対して丁寧に回答していった。
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本セレモニーを主催した東京学芸大学「アート・アスレチック教育センター」は、同大学の芸術やスポーツに関する人材や施設を活用し、学校教育と社会教育をリデザインしていくことを目的とする全国初の教育研究組織である。同センターは、地域連携・産学連携活動を一層推進していくミッションがあり、当日は大学近辺の一般市民や各種企業・団体の関係者の参加も多く見られた。同センターの活動については下記のHPで閲覧でき、芸術とスポーツ、及びその教育に関する共同研究などに関しても同HPから問い合わせることができる。https://www2.u-gakugei.ac.jp/~caaae24/
11月中旬から12月中旬にかけては、同センターの各種オープニング行事が同大学にて実施される。内容は、(1)サッカー・フェスティバル、(2)特別支援学校との合同展覧会、(3)美術・書道合同展、(4)合唱特別講座、(5)吹奏楽演奏会など多彩で、いずれも入場無料で一般市民の参加が可能になっている。詳細については、同HPに情報が掲載されている。
東京学芸大学 アート・アスレチック教育センターCAAAE オープニング記念行事
(1) 3市交流サッカー・フェスティバル 11月16日(土)
(2) ふれる・もつ・感じる展 〜あめのひのまち〜 11月27日(水)―12月3日(火)
(3) あそぶ・つなぐ・こえる! 美術+書道展 11月29日(金)―12月8日(日)
(4) 合唱特別講座 講師:なかにしあかね先生 12月3日(火) 12:50開会
学芸ブレーザー・フィルハーモニカー 第8回演奏会 12月8日(日) 14:00開演
プレスリリース提供:PR TIMES