プレスリリース

日本科学技術連盟（本部：東京都新宿区，理事長：佐々木 眞一）の日本品質奨励賞委員会は，2022年10月1日，2022年度の日本品質奨励賞（TQM奨励賞，品質革新賞）の受賞組織を別紙の通り決定しましたので，ご連絡いたします。
2022年度（令和4年）の日本品質奨励賞の審査は，日本品質奨励賞審査委員会の各委員において，本年5月から9月にかけて行ってまいりましたが，本年10月1日開催の日本品質奨励賞委員会において，以下のとおり受賞組織が決定いたしました。
授賞式は，11月14日（月）15:45から，東京・大手町の経団連会館において行います。
（経団連会館は、受賞者が中心の参列となり、一般の方はライブ配信での参加となります）
また，受賞組織による受賞報告講演を，東京・日本科学技術連盟 東高円寺ビル（ライブ配信）において，11月10日（木）10:10〜10:40の時間帯で，日本科学技術連盟主催の「クオリティフォーラム2022」内で行います。

1．日本品質奨励賞 TQM奨励賞
・関工業株式会社

2．日本品質奨励賞 品質革新賞
・パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社
インフォテインメントシステムズ事業部IVIシステムズビジネスユニット
及びパナソニックITS株式会社

受賞組織参考事項
1．日本品質奨励賞　TQM奨励賞
関工業株式会社
代表者名 ：関　浩一（代表取締役）
所在地 ：〒061‐3214　北海道石狩市新港西3丁目702-6
TEL ：0133-73-1547
事業内容 ：建設車両フロントアタッチメントの製造販売
【選考理由】
関工業株式会社は、資本金2000万円、社員数3５名、売上高14億円であり、北海道石狩市にある。主な事業は建設車両用の各種アタッチメントの設計・製作・販売である。エコステージIII取得の後、企業体質をさらに改善するためにTQMの強化に取り組んだ。企業理念から、経営ビジョン、行動指針、中期経営計画、方針管理に至る業務を仕組み化・見える化し、柔軟で卓越した経営システムを作り上げている。また、この経営システムの下、改善活動に取り組むことで、生産量が季節によって大きく変動する雪寒商品において、受注生産体制から、需要予測して年間生産計画を立てる平準化生産に移行できている。これらにより、稼働率の向上、生産変動の低減、残業時間の低減などが実現でき、営業利益率が大幅改善した。

2．日本品質奨励賞　品質革新賞
パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社
インフォテインメントシステムズ事業部IVIシステムズビジネスユニット
及びパナソニックITS株式会社
代表者名 ：田辺 孝由樹（執行役員）
所在地 ：〒224‐8520 　神奈川県横浜市都筑区池辺町4261番
TEL ：070-4315-6665
事業内容 ：自動車関連製品および技術の開発・製造・販売
対象となるテーマ：QM7つの規律・ES４つの視点を活用した、大規模ソフトウェア開発における人中心の品質マネジメント改革
パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社インフォテインメントシステムズIVIシステムズビジネスユニットでは、自動車OEM及び自動車用品店向けの商品やサービスを開発、製造、販売している。また、パナソニックITS株式会社は車載システムや商品の設計、開発を行っている。両組織では、コロナ禍の中での大規模ソフトウェア開発において、高品質なソフトウェアを遅延なく開発することが重要な経営課題となっていた。この課題を解決するために、制約理論（TOC）に基づくQM７つの規律・ES 4つの視点を活用し、WIPボードによる課題の抽出、Happy Unitによる改善活動、活動の見える化に取り組むとともに、DXを推進した。結果として、フロントローディング化が進み、品質が大幅に改善した。また、従業員の働く意欲が向上し、顧客満足度が向上した。

本件に関するお問い合わせは，下記までお願いいたします。
一般財団法人日本科学技術連盟
日本品質奨励賞委員会事務局
担当：安隨(あんずい)正巳，茂田(しげた)宏和，菅田(すがた)未優
〒166-0003東京都杉並区高円寺南1-2-1
TEL：03-5378-1215
FAX：03-5378-9842
E-mail：tqmcre@juse.or.jp

■財団概要
商 号 ： 一般財団法人日本科学技術連盟
所在地 ： 〒163-0704 東京都新宿区西新宿2-7-1 小田急第一生命ビル4階
代表者 ： 理事長（代表理事） 佐々木 眞一（ささき しんいち）
創 立 ： 1946年5月1日
事業内容 ： 経営管理技術、特に品質管理（QC）を中心にした普及事業
基本財産： 23億1,720万円
URL ： https://www.juse.or.jp

プレスリリース提供：PR TIMES