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WATOWA GALLERY | buggy SOLO EXHIBITION "Portraits"

(PR TIMES) 2021年07月28日(水)15時45分配信 PR TIMES

2021.8.13 (FRI) - 16 (MON) 12:00 - 19:00 at elephant STUDIO

国内外で活躍するアーティ スト、buggy(バギー)のソロエキシビジョン開催
著名人を題材とした「鼻血(nosebleed)」 シリーズを中心に、新作約 10 点を含む計約 30 点を展示
[画像1: https://prtimes.jp/i/15900/39/resize/d15900-39-33cbacb6f224e335ac1d-0.png ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/15900/39/resize/d15900-39-f7c0f64f800c2bee16bb-1.jpg ]


2021年8月13日(金)〜16日(月)の期間中、アートプロジェクトプロデュース集団「WATOWA GALLERY(ワトワギャラリー)」のプロデュースにより、雑誌やファッションブランド、グローバルメーカーのアートワークを手掛け国内外で活躍するアーティスト、buggy(バギー) のソロエキシビジョン「Portraits」 を、渋谷区渋谷二丁目のオルタナティブスペース「elephant STUDIO」にて開催いたします。

buggyは、コラージュとアクリル絵具ペイントの2つの技法を駆使し、時代を象徴するセレブリティや政治家、企業ロゴ等、わたしたちが慣れ親しんでいるイメージを、挑発的なコラージュで重ね合わせるペインターです。VOGUE JAPANやNumero TOKYOなどファッション雑誌のアートワークを多数手がけるほか、Marc by marc jacobsやStella McCartneyなどグローバルブランドとのコラボレーションをはじめ、オリジナルアイテムも人気を博し、多岐にわたる活動を行っています。本展覧会では、鋭いメッセージを軽妙なユーモアで伝える彼の絵画のなかでも、特に独自性が際立つ「鼻血(nosebleed)」シリーズを中心に、約2mのメイン作品を含む大判の新作約10点と、シルクスクリーン作品など計約30点を、2フロアにわたり展示いたします。

独自の表現で注目を集める、buggyの個展「Portraits」にご期待ください。


[画像3: https://prtimes.jp/i/15900/39/resize/d15900-39-139c98e989fd7f6d1cb5-2.png ]



OUTLINE
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buggy SOLO EXHIBITION
“Portraits”

日程   2021 年 8 月 13 日 ( 金 ) - 16 日 ( 月 ) 4 日間
時間   12:00 - 19:00
場所   elephant STUDIO(東京都渋谷区渋谷 2-7-4 1,2F)

来場   下記 URL からの予約制
     https://artsticker.app/share/events/detail/705

料金   観覧料 ¥500(税込)~
*自身で金額を決定するドネーションシステム(ミニマム500円から入場料を自身で決定し、それが若手アーティスト支援のためのドネーションとなるシステム。アーティスト支援と国内アートシーンの活性化を目的としたアートアワードWATOWA ART AWARD 2021 EXHIBITIONに寄付されます。)
*8月16日(月)は観覧無料。

主催   WATOWA GALLERY
     HP. http://www.watowa.jp/news/2021/07/buggy-solo-exhibition.html
     IG. @watowagallery https://www.instagram.com/watowagallery/

問合せ先 info@watowa.jp *メールのみ


ARTIST’ s PROFILE
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[画像4: https://prtimes.jp/i/15900/39/resize/d15900-39-70f7d2d8d29568ecee85-7.jpg ]

buggy バギー

雑誌広告を中心に 2006 年より始動。大阪、渋谷で展開するショップ「ASOKO」のファ サードやコンセプチュアルホテル「Rock Star Hotel」の全ヴィジュアルを手掛けるほか、国内外のグループ展や個展などでも活躍する。その他、ブランドやメーカーとのコラボレーションでオリジナル商品なども多数リリースするなど、多岐に渡って活動を続ける。

HP.  http://buggylabo.com
IG.  @buggylab https://www.instagram.com/buggylab/
TW.  @buggylabo https://twitter.com/buggylabo


<雑誌>   VOGUE JAPAN, Numero TOKYO, FIGARO japon, an・an, GLAMOROUS など
<広告>   横浜ランドマークタワー , ELECOM など
<アパレル> Marc by marc jacobs, Stella McCartney, ユニクロ , 5351 homme など
<その他>  Rock Star Hotel, ASOKO, ウォルトディズニージャパン , フジテレビ など


STATEMENT
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日本では、アニメ、漫画、テレビや映画などにおいてセクシャルな場面に遭遇した登場人物が鼻血を出すという描写がたびたび登場します。そうした物語の中に描かれる「鼻血」は男女にかかわらず性的な興奮を示すものであり、ある人物が、隠されたものや、見てはいけないものといったタブーに触れたときに、吹き出たり、流れ出たりするものです。しかし、この「鼻血」のイメージは日本の文化に特有のものであり、非常にドメスティックな感覚といえます。

buggyの「鼻血」表現との出会いは少年時代に鳥山明『Dr.スランプ アラレちゃん』や新沢基栄『ハイスクール!奇面組』等のアニメや漫画にありました。これらの漫画のように「鼻血」をタブーに触れた時の身体的かつ精神的な興奮のイメージとして扱う起源は、1970年代初頭に『週刊少年マガジン』に連載された谷岡ヤスジの『ヤスジのメッタメタガキ道講座』までさかのぼることができます。谷岡によって発明された「鼻血ブー」という言葉は、50年経った今でも、わたしたちの経験や意識に確かに共有され、日本文化にしっかりと根付いています。政治家やポップスター、セレブリティのポートレートにストリート・アートに特有のドリッピングのような鼻血を描いた本シリーズは、日本のカルチャーのなかにある「鼻血」の感覚を呼び起こすだけでなく、病のイメージや戦慄の感情を立ち上がらせ、見るものの目を惹きつけます。トランプ前米大統領や、プーチン露大統領といった世界で最も強大なパワーを持った人物に描かれた鼻血は、彼らに対する嘲笑的なアティチュードを示し、逆に、マドンナやビリー・アイリッシュ、レオナルド・ディカプリオといったセレブリティが鼻血を出す様子は、彼女ら・彼らの持つパブリックイメージとはかけ離れたイメージを示すだけでなく、血が通った人間であることも思わせます。つまり、buggyの「鼻血」は、それが描かれた対象の人物によってあらゆる意味を持ち、単なる生理現象であるだけでなく、ローカルな文化とも結びついているのです。さらに本作は、buggyが描く世界的な影響力を持つ人物の、その「影響力」の強さを日本的「鼻血」の印象を付与することで相対化し、メディアや情報格差といった様々な社会構造に対する、ユーモアを伴った注意喚起としても機能します。つまり、鼻から血が流れるという危機的な状況と、常に体内に隠されているものの表出、そして偉人や有名人への嘲笑などといったさまざまなタブーに果敢に挑むものと言えるでしょう。

buggyの「鼻血」シリーズは、日本のイメージ文化と世界を1枚の絵画と一筋の鼻血でつなぎ合わせることで多層的な読み取りを誘発する深さと軽さを備えています。タブーへの挑戦と同時に、鑑賞者の中にあるそれぞれの経験を呼び起こす本作は、軽妙でありながら現代社会へ警鐘を鳴らしてもいるのです。

WATOWA GALLERY


about WATOWA GALLERY
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[画像5: https://prtimes.jp/i/15900/39/resize/d15900-39-6f6ffcc7931be17350c6-8.jpg ]


WATOWA GALLERY(ワトワギャラリー)は、現在の日本のストリートカルチャーやファッション、あるいは独創的かつ先進的なテクノロジーやジャパニーズフィロソフィーを取り入れた新しい感性を持つ若手の作家を中心に、アート・コミュニケーションの場を提供するアートプロジェクトプロデュース集団です。アートがファッションのように親しみやすいカルチャーとなり、ひとりひとりのライフスタイルに溶け込む社会を拓くため、新しい感覚のエキシビションや、アートプロジェクトのプロデュース・演出を行い、アートに触れるタッチポイントを拡大します。

現在も国内外で評価されている主要なアートムーブメントの多くは、ミュージアムの外で、そして多様なジャンルのアーティストと支援者との交流によって生まれています。わたしたちは特定のアートスペースを持たず、あらゆる空間をギャラリーと捉え、アートをミュージアムからコミュニティへ、都市へ、住空間へ開放し、ミュージアムの外からさまざまな分野のプロフェッショナルと横断的なアートプロジェクトを発信します。さらに、日本の若手アーティストの活躍と日本の若手コレクターの参入をサポートし、アーティストと支援者の交流を促進します。

WATOWA GALLERYを媒介とした新しいコミュニケーションやコミュニティによって、次の時代のアートシーンを創造し、市場の活性化を目指します。

HP.  http://www.watowa.jp/news/index.html
IG.  @watowagallery https://www.instagram.com/watowagallery/
CONTACT.  info@watowa.jp


ART IN TIMES OF CORONAVIRUS
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WATOWA INC. / elephant STUDIO では、アートは社会を豊かにする力を持っていると信じております。危機的状況にある社会の中、困難な時だからこそ、アートを部屋に飾ることで、少しでも"HOPEFUL"な気持ちになっていただければ幸いです。 開催にあたり、感染症の被害拡大の防止策として 、アルコールジェルを用意し、下記の通り運営させていただきたいと思っております。ソーシャルディスタンスを保ちながら、作品を鑑賞いただきますようお願いいたします。


*出入口にて、 入場者の検温・消毒・人数カウントを実施いたします。 また、発熱症状等が認められた場合は入場をお断りさせていただきます。
*アポイント制となります。1フロアの入場人数を制限しておりますので、お待ちいただく可能性があります。
ご予約のないお客様のご来廊はお断りさせていただく場合がございます。ご了承くださいませ。
*1,2F とフロアがございますが、1フロアあたりに入場いただくお客様は最大5名とさせていただきます。それ以上になる場合は入場制限をさせていただく可能性がございます。
*マスク着用にご協力ください。
*会場内ではこまめな手洗い、アルコール等による手指消毒をお願いします。
*発熱や咳等の症状があるお客様は、来廊をご遠慮ください。
*コロナ感染拡大予防のため、ご来場の皆さまのご署名、ご連絡先をいただきます。



プレスリリース提供:PR TIMES

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