プレスリリース
〜一緒につくろう、GXの未来〜
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経済産業省が本年2月1日に公表した「GXリーグ基本構想」に対し、440社の企業に賛同表明をいただきました。全賛同企業のCO2排出量について、昨月に公表された温対法に基づく算定・報告・公表制度による平成30年度の公表数値で試算すると、総計で約3億2千万トン、となり、これは日本全体の排出量の約28%(産業、業務、エネルギー転換部門の排出量の約38%)を占めるものとなります。これらの賛同企業とともにGXリーグの本格稼働に向けた具体的な議論を進め、2023年度にGXリーグを本格稼働する予定です。
「GXリーグ基本構想」とは
GXリーグは、野心的な炭素削減目標を掲げる企業群が、排出量削減に向けた投資を行いつつ、目標の達成に向けた自主的な排出量の取引を行う枠組みとして、2023年度の本格稼働を予定しています。この枠組みを通じて、下記の三つの取組を行い、カーボンニュートラルに向けた挑戦を行う日本企業が、経済社会システム全体の変革と新たな市場の創造を牽引し、国際ビジネスで競争力を発揮できる環境の構築を目指します。
<GXリーグが提供する三つの取組>
1.未来社会像対話の場
2050年カーボンニュートラルのサステイナブルな未来像を議論・創造する場
2.市場ルール形成の場
カーボンニュートラル時代の市場創造やルールメイキングを議論する場
3.自主的な排出量取引の場
自ら掲げた目標の達成に向けて自主的な排出量取引を行う場
本年2月1日に「GXリーグ基本構想」を公開し、3月31日まで、同基本構想の内容に賛同いただける企業の募集を行っておりました。
「GXリーグ基本構想」への賛同企業について
「GXリーグ基本構想」への賛同企業は、総計で440社となりました。個別の賛同企業名は新たに立ち上げたGXリーグ特設サイト(https://gx-league.go.jp/)で、公開しております。
業種としては、
・電力、ガス、石油などのエネルギー企業
・鉄鋼、金属、化学、紙パルプ等のCO2多排出産業、
・自動車、電機、産業機械、食料品といった製造業
・情報通信、金融、小売、建設、運輸などの幅広いサービス業
から広く賛同をいただきました。いわゆる大企業だけでなく、スタートアップや中小企業、外国資本の企業にも賛同をいただいています。
全賛同企業のCO2排出量について、昨月に公表された温対法に基づく算定・報告・公表制度による平成30年度の公表数値で試算すると、総計で約3億2千万トン、となり、これは日本全体の排出量の約28%(産業、業務、エネルギー転換部門の排出量の約38%)を占めるものとなります。
賛同企業との議論の開始
今月以降、440社の賛同企業の皆様と、GXリーグ稼働に向けたコミュニケーションを積み重ねていき、2023年度には、野心的な炭素削減目標を掲げる企業が、排出量削減に向けた投資と、自主的な排出量の取引を行う枠組みを開始していきます。具体的な今後の進め方・スケジュールについては、外部に対しても、GXリーグ特設サイト(https://gx-league.go.jp/)を通じて公開いたします。
参考
GXリーグ基本構想
https://www.meti.go.jp/policy/energy_environment/global_warming/GX-league/gx-league.html
世界全体でのカーボンニュートラル実現のための経済的手法等のあり方に関する研究会
https://www.meti.go.jp/shingikai/energy_environment/carbon_neutral_jitsugen/index.html
GXリーグ特設サイト
https://gx-league.go.jp/
プレスリリース提供:PR TIMES