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八楽、立教大学、タチエスがAI翻訳を英語学習に活用する実験結果を発表

(PR TIMES) 2023年08月02日(水)19時40分配信 PR TIMES

80%の受講者が英語の苦手意識が減ったと回答

AI翻訳プラットフォーム「ヤラクゼン」を開発する、八楽株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:坂西優、以下 八楽)は、立教大学異文化コミュニケーション研究科山田優研究室(以下 山田研究室)、および株式会社タチエス(本社:東京都青梅市、代表取締役社長:山本雄一郎、以下 タチエス)と共同で、AI翻訳を英語力向上へ活用する実証実験(以下、MTILT)を実施し、参加者の英語力に変化があることを立証しました。
MTILTとは


Machine Translation In Language Teaching(通称:MTILT)とは、語学学習における機械翻訳の活用を意味します。近年のChatGPTなどのAIや機械翻訳(MT)の目覚ましい発展により、語学を習得する必要性が問われ始めており、今回実証実験を実施した山田優研究室は「これからはAIや機械翻訳を使いこなすためのスキルであるMTリテラシーを身に付けることが重要だ」と述べています。

タチエスがMTILTを実施した背景


この度共同で実証実験に参加したタチエスは、将来のグローバル人材やイノベーション(新しい価値の創造)人材育成といった課題にも取り組んでいるグローバル企業です。従業員に向けた英語学習の研修を積極的に実施していますが、年々海外子会社も増加、社内コミュニケーションは日英両方で行われるようになり、社員の「英語力(英語で業務を遂行する力)」の向上が大きな課題となっていました。そこでタチエスでは、全社導入しているAI翻訳プラットフォーム「ヤラクゼン」を英語学習の向上に活用できないかと考え、日々の英語での業務や翻訳業に機械翻訳を活用できるようになることを目標とし、社員向けに講義を行うMTILTの実証実験を立教大学、八楽と実施する運びとなりました。

MTILT実証実験概要


実施期間:2022年11月から2023年2月までの約4カ月間
講義回数:隔週1回の頻度、各回1時間程度(全7回)
講義内容:主にプリエディットとポストエディットの概要と方法を学ぶほか、機械翻訳を使用する際に知っておくべき知識(機械翻訳の仕組みや言語学的知見)や機械翻訳がある時代に英語を学ぶことの意味や学習の指針なども扱った。

<MTILT参加者プロフィール>
参加人数:20名
英語の習熟度:CEFR A2〜B1のレベル(TOEIC Reading & Listeningのスコアをもとに概算)
翻訳使用状況:普段は開発業務で多忙であり学習に割ける時間はあまりないが、機械翻訳の特徴や使用方法については、ある程度のMTリテラシーを持っている人が多かった。

<MTILT実施によって得られた結果>
下記が本実証実験で得られた結果の一部となります。本実証実験の実施によって、参加者が機械翻訳の活用方法を習得し、英語に対する意識、および英語対応力に変化が出る結果となりました。

80%の受講者が英語への苦手意識が減ったと回答


[画像1: https://prtimes.jp/i/4034/38/resize/d4034-38-9223b247884e5323aced-2.png ]

プリエディット(前編集)を実施するようになった受講者が1.5倍増加


[画像2: https://prtimes.jp/i/4034/38/resize/d4034-38-fe12e9e5793654abb03c-3.png ]

その他調査結果の詳細は、pr@yaraku.com までお問い合わせください。

タチエスのコメント


今回の教育を受けて、どうすれば相手が理解しやすい文章になるか、どうプリエディットをすればより分かりやすい文章になるかということが明確になり、今まで以上に業務で機械翻訳を活用する場面が増え、スムーズなやり取りができるようになりました。

立教大学 山田研究室のコメント


外国語学習や翻訳作業を行うには、たとえば、「辞書を引く」といった行為が重要になります。辞書を読む、もしくは複数の辞書を引いて訳語を比較するといった類の行為です。このとき、電子辞書や紙の辞書を含む参考資料にアクセスすることが億劫になると、辞書を引く回数が少なくなってしまうでしょう。これと同様に、その他の電子ツールへのアクセス方法や使いこなすスキルが備わっていないと、それを使うことすらできなくなります。まずはこういった側面に関する意識改革やちょっとしたコツを習得することで、英語学習に対する全体的な苦手意識が軽減されるのかもしれません。

株式会社タチエスについて


設立:1954年4月7日
代表者:代表取締役社長 山本雄一郎
資本金:90億円
所在地:青梅市末広町一丁目3番1号
事業内容:自動車用のシートシステムの企画・開発、各種シート製品の製造、販売
従業員数:10,556名(連結) ※2023年3月末時点
URL:https://www.tachi-s.co.jp
[画像3: https://prtimes.jp/i/4034/38/resize/d4034-38-b2909b2c801d3f99a1d1-0.png ]


立教大学 山田研究室について


立教大学異文化コミュニケーション研究科の山田優教授の大学院ゼミです。翻訳学とその関連分野について幅広く研究をしています。
山田優:https://researchmap.jp/yamada_trans
大学院研究科:https://icc.rikkyo.ac.jp/grad/

ヤラクゼンとは


ヤラクゼン( https://www.yarakuzen.com )は、AI翻訳から編集・共有、翻訳会社への発注までを一つにする翻訳プラットフォームです。誰でも直感的に使えるシンプルなインターフェイスと、AIにより使えば使うほどパーソナライズされる高品質の機械翻訳、強固なセキュリティが特徴です。八楽では、引き続き「AI翻訳を語学に活かすMTILT」の取り組みを積極的に進めていきます。ご関心をお持ちでしたら、お気軽に contact@yaraku.com までご連絡ください。

<会社概要>
社名:八楽株式会社/ Yaraku, Inc
ホームページ:https://www.yaraku.com/ja/ 
本社所在地:〒151-0051 東京都渋谷区千駄ケ谷5丁目27-5 リンクスクエア新宿 16階
設立年月日:2009年8月
代表取締役:坂西 優(さかにし すぐる)
事業内容:多言語コミュニケーションツールの企画・開発・運用
[画像4: https://prtimes.jp/i/4034/38/resize/d4034-38-fdfd0b02204959c24c84-1.png ]



プレスリリース提供:PR TIMES

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