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株式会社ペンマーク

【Z世代スタートアップ就職 意識調査】スタートアップで人気の業種、1位はEdTech

(PR TIMES) 2023年06月20日(火)14時15分配信 PR TIMES

株式会社ペンマーク(本社:東京都目黒区、代表取締役:横山直明、以下ペンマーク)は、大学生向け学習管理SNS「Penmark」https://penmark.jp を利用している現役学生を対象に「起業・スタートアップに関する意識調査」を実施いたしました。
当社は昨年9月に「新型コロナウイルスの影響による学生生活の変化」について、大学生23万人を対象にアンケートを行いました。今回は、23万人アンケートの回答者の中で、大学卒業後の進路として、「起業」「スタートアップ」と回答した学生を対象にアンケートを実施いたしました。調査結果について、起業とスタートアップそれぞれにわけてご報告いたします。

詳細な調査結果については、下記URLからご覧ください。
https://bit.ly/3VsNg4y
[画像1: https://prtimes.jp/i/47449/37/resize/d47449-37-feb56339c2b83714bc9d-0.png ]

【本調査の結果サマリ】
1.スタートアップで人気の業種、1位はEdTech(12.0%)。「EdTech」を選んだ学生の多くが同時に「メタバース」を選択した。
2.スタートアップ就職、1年次から意識。きっかけは、大学の新入生ガイダンスやインターンシップ。
3.スタートアップに期待すること1位は、挑戦できる環境。コロナ禍により早期から学外でもチャレンジする場を探している。
4.就職先としてスタートアップを検討している人の情報収集手段、1位はTwitter。「就活アカウント」を活用して選考に有利な情報をチェックしている。

■アンケート調査実施の背景
経済産業省が発表した『大学発ベンチャーの実態等に関する調査』※1によると、大学発ベンチャー数は、毎年増加傾向にあり、2022年1月 日本政府は2022年度を「スタートアップ創立元年」と宣言するなど、昨今、スタートアップや起業に対する関心が高まっています。

さらに昨年、岸田政権は「新しい資本主義」の実現に向けた取り組みとして、「スタートアップ育成5カ年計画」を発表しました。スタートアップ育成5カ年計画では、資金提供、人材育成、メンタリング、ネットワーキング、レギュレーションの緩和などの具体的な取り組みを通じて、スタートアップ企業の成長を支援することを目指しており、2023年から本格的に動き出すと言われています。

そこで、全国9,000校※2に学習管理アプリを提供し、学生150万人へのサービスを展開する株式会社ペンマークは、学生のスタートアップや起業に対する関心や今後の動向を明らかにすべく、大学生23万人を対象にアンケート調査を実施いたしました。

※1 「大学発ベンチャーの実態等に関する調査」2022.5 https://www.meti.go.jp/policy/innovation_corp/start-ups/reiwa3_vc_cyousakekka_houkokusyo.pdf
※2 高等学校・短大・専門学校等を含む

スタートアップで人気の業種、1位はEdTech


[画像2: https://prtimes.jp/i/47449/37/resize/d47449-37-e262506124d9334ccd11-1.png ]

スタートアップで人気の上位は、1位「EdTech(12.0%)」、2位「HRTech(8.4%)」、3位「ものづくり(7.9%)」という結果となった。

また「EdTech」を選択した学生の多くが、同時に「メタバース」も選択した。新型コロナウイルスの影響により、オンライン学習や遠隔授業など、オンライン教育に対する需要が増加したことから、今後のマーケット拡大が見込める点に可能性を見出している様子。オンライン教育が普及し、実際にサービスに触れることで課題を感じたり、サービスのクオリティを改善できると考えたという声もみられた。

全体では4位となったが、「SDGs・ESG」を志望する学生の割合は、学年が低くなるほど増加した。株式会社電通の調査によると※3、「SDGs」という言葉の認知度は、2018年と比べて71.4%上昇している。大手コンビニエンスストア「セブンイレブン」でも食品廃棄物の削減を目指すため、販売期限が近づいたおにぎりや弁当などの食品を購入すると、店頭価格に対し5%ポイントバックする「エシカルプロジェクト」を実施するなど※4、私SDGsやESGの重要性が私たちの生活に浸透し、広く認識されるようになったと考えられる。

「EdTech領域でスタートアップをしたい」と回答した学生のコメント
大学時代、思っていた大学生活とはいかず、コロナ禍で旅や留学にも行けず時間を持て余していた。大学では学べない分野から何か吸収したい!と"Schoo"や"スタディサプリ"などのアプリを使って勉強していた。その中で、教育×IT(アプリ)の領域に興味を持つようになった。(横浜国立大学・3年)

就活中の周りの友人は、元々出版社に興味を持っていた層が、紙の教材ではなくアプリ教材へと流れている印象がある。大学1年生では、高校からタブレット学習が導入されていたり、小学生はタブレットで課題を送信してリアルタイムで先生が集計しているなど、教育業界は過渡期に入っていると感じ、将来性を感じている。(横浜国立大学・3年)


※3 株式会社電通「SDGsに関する生活者調査」https://www.dentsu.co.jp/news/release/2022/0427-010518.html
※4 株式会社セブン&アイHLDGS.「お客様の消費行動の変化で加速するエシカル消費」https://www.7andi.com/sustainability/g_challenge/action/003/index.html

スタートアップ就職、1年次から意識


[画像3: https://prtimes.jp/i/47449/37/resize/d47449-37-1011ffd59a5766c48a41-2.png ]

スタートアップへの就職を意識し始めた時期は、「1年次(32.1%)」「3年次(32.1%)」と同率に。次いで、「2年次(25.4%)」と続いた。1年次からスタートアップを意識し始めた学生の意見として、次の内容があった。

「1年次」と回答した学生のコメント
2年生のときに、理科大発スタートアップでインターンをしたことがきっかけ。(東京理科大学・3年)

大学1年生のときに、新入生ガイダンスの中で大学の4年間のスケジュール(履修や留学、就活の計画等)を作る企画があった。そこで、一度就職を意識し、同時にスタートアップにも関心を持つようになった。(横浜国立大学・3年)

大学で事業プランを練ってプレゼンする『アントレプレナーシップ』講義があった。そこで「起業家精神が大事」だと学び、意識するようになった。実際に就動を始めてからも「起業家精神」が大事だという話はよく聞く。(横浜国立大学・3年)

大学でスタートアップの人事を招いた特別講義に参加した。(法政大学・3年)



スタートアップに期待すること1位は、挑戦できる環境


[画像4: https://prtimes.jp/i/47449/37/resize/d47449-37-c8d8f3fc08dd63f9f1f3-3.png ]

大企業や中小企業と比較した場合、学生がスタートアップに期待する要素として上位に挙がったのは、「挑戦できる環境(64.8%)」が1位、「自由な働き方(61.7%)」が2位、「早期キャリア形成(40.4%)」が3位であった。

新型コロナウイルスの影響で外出制限が生じ、新たな学生生活を開始した状況から、「何か行動を起こさなければ」という意識が強まり、スタートアップに対する関心が高まったと考えられる。1年生や2年生の段階からスタートアップ企業のインターンに積極的に参加するなど、新たな挑戦への機会を求める学生の姿が見受けられた。

「挑戦できる環境」「早期キャリア形成」と回答した学生のコメント
将来的に、フリーランスとして独立を検討している。そのため、スタートアップのようにスピード感のある環境で早い段階からキャリアを積み、独立できるスキルを身に付けたい。(東京理科大学・3年)

スタートアップは少人数のところが多い印象。人数が少ないと、その分重要な仕事を任される機会が多くなるため急速な成長が期待できる。(岩手県立大学・3年)


「自由な働き方」と回答した学生のコメント
コロナ禍で在宅授業が続いたことで、外に出るハードルが他の世代と比べて高い。周りでも、働く環境と時間の自由度を重視している人は多い。就活でもフレックスやリモートについて多くの企業がアピールしていた。(横浜国立大学・3年)



就職先としてスタートアップを検討している人の情報収集手段、1位はTwitter


[画像5: https://prtimes.jp/i/47449/37/resize/d47449-37-8c84ec812f5c8b1d372c-4.png ]

スタートアップに関する情報の収集方法については、1位「Twitter(48.2%)」、2位「就活サイト(39.9%)」、3位「企業HP(35.2%)」という結果となった。この結果は、特にZ世代の学生にとってTwitterが情報収集ツールとして重要な役割を果たしていることを示している。

東京理科大学の3年生は、「Twitterは、Z世代にとって検索エンジンのようなものだ」と表現した。彼らは一般企業の選考フローや面接対策、スケジュール管理、マナーやルールなど、多岐にわたる情報収集にTwitterを活用している。また、スタートアップ企業に関する情報もTwitterから得ており、就活専用アカウントを通じて選考に有利な情報を効率的に把握しているようだ。

特にスタートアップ企業の場合は、Twitterを積極的に活用しているため、企業の広報担当者や社員のアカウントからリアルタイムで発信される情報は、企業の働き方や文化を理解する上で貴重な資源となっているそう。

これらの結果を踏まえると、スタートアップの採用活動では、学生が自ら検索し、訪れる就活サイトや企業ホームページだけでなく、Twitterを通じて働き方や企業文化に関する情報を発信することが、企業のカルチャーを伝える上で効果的であると考えられる。

Twitterの活用法についての学生のコメント
ソフトウェア関連の学部に所属しており、新しい技術へのキャッチアップは必須。そのため、情報のリアルタイム性を重視しており、ニュースで気になるワードを見かけたらTwitterで検索するようにしている。Twitterでは、他の人の反応も見れるので、考え方や感じ方を観察したりもしている。(岩手県立大学・3年)



■今後の見通し
近年、大学発スタートアップ企業の創設・育成を目指し、「早稲田大学ベンチャーズ」や「株式会社神戸大学キャピタル」等の大学内のベンチャーキャピタルも増えている。神奈川大学でも在学生向けに「アントレプレナーシップ事業」を発足し、2023年度春より始動するなど、さらに若年層の起業家育成に向けて大学等の教育機関が力を入れていくことが見込まれる。今後は、学内においても学生の起業との接点が増え、学生の起業がさらに身近になり、起業自体の解像度も高まることで「創業企業数」は増えていくことが予想される。

【調査対象】
調査対象:「Penmark 公式LINEアカウント」を利用中の学生
対象エリア:日本全国
調査期間:2023年2月18日〜2月29日
調査方法:LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
有効回答数:1,397人※(文系944人、理系453人他/大学生1,210人、大学院生43人、専修学校生144人)※ 大学校・短期大学等や文系理系以外の学部を含む

■ペンマークについて
[画像6: https://prtimes.jp/i/47449/37/resize/d47449-37-203fb6cc69fd9860d134-5.jpg ]

当社は「学生の一生を豊かにする」ことをミッションに掲げ、「大学生活のDX」を推進しているスタートアップ企業です。大学生向け学習管理SNS「Penmark」を開発・提供しています。
「Penmark」では合計で数百万件を超える、大学ごとに固有の授業データや口コミを元に時間割を作成することが可能です。また、授業内トークルームでは、同じ授業を受講している他の学生とコミュニケーションを取ることができます。その他、ノートや課題・出席を管理する機能や、同級生とトピックごとに自由に情報交換ができる学内掲示板などを搭載し、大学生の学習活動を一貫してサポートしています。

■会社概要
会社名:株式会社ペンマーク
設立:2018年12月21日
資本金:100,000,000円
代表取締役:横山 直明
所在地:〒153-0063 東京都目黒区目黒1-6-17 Daiwa目黒スクエア3F
会社HP:https://corp.penmark.jp

■各種リンク
お問い合わせ窓口
https://bit.ly/3xRfuw2
法人向け広告掲載窓口「Penmark Ads」
https://corp.penmark.jp/program/ads

■お問い合わせ先
一般:info@penmark.jp
報道関係:press@penmark.jp
人事採用:hr@penmark.jp
採用情報:https://recruit.penmark.jp



プレスリリース提供:PR TIMES

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