プレスリリース
プロセスマイニングのグローバルリーダーであるCelonis株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 村瀬 将思、以下Celonis)は本日、Forbes(フォーブス)が毎年発表する世界のクラウド未上場企業トップ100社のランキング「Cloud 100」の2024年版において、4つ順位を上げて第13位に選出されたことを発表しました。AIを活用したプロセスインテリジェンス(PI)プラットフォームが高評価を獲得し、6年連続でこのリストにランクインしました。このプラットフォームは、お客様がAIを効果的に導入できるようにし、売上、利益、環境のすべてにわたって大きな価値をもたらします。
Celonisの共同CEO兼共同創業者であるアレックス・リンケ(Alexander Rinke)は次のように述べています。「私たちは、単にAIの時代を迎えているだけでなく、今や効率化の時代の真っただ中にいます。プロセスインテリジェンスは、企業が事業運営や技術投資、とりわけAIから価値を引き出すうえで不可欠な要素となります。実際、プロセスインテリジェンスなくしてエンタープライズAIは存在し得ません。CelonisがエンタープライズAIの未来を形作っていることが評価され、今年のリストに選定されたことを光栄に思います。Celonisはこれからも革新的な新機能でプロセスインテリジェンスプラットフォームを強化し、お客様に豊かで永続的な価値を提供することに注力していきます」
Celonisは、Forbes Global 2000におけるトップ200社の約5割の企業にサービスを提供しており、今日までに数千のプロセス、システム、および業界にわたって180億ドルを超える価値をお客様に提供してきました。Autodesk、BMWグループ、ERGOグループ、GEヘルスケア、イングラム・マイクロ、ルフトハンザグループ、オクラホマ州などの企業組織がCelonisを利用して、業績を向上させ、数十億ドルの現金を節約し、二酸化炭素排出量を削減しています。さらに、GartnerやEverest Groupの業界アナリストは、Celonisを世界最先端のプロセスインテリジェンスプラットフォームとして認めています。また、Celonisはニューヨークとドイツで最も価値のあるスタートアップ企業としても認知されており、ドイツで唯一のデカコーン企業(評価額100億ドル以上の未上場スタートアップ企業)であり、ヨーロッパで2番目に大きなユニコーン企業であり、世界にわずか43社しかないユニコーンのうちの1社でもあります。
昨年秋、Celonisは同社のプロセスインテリジェンスプラットフォームの中核をなすProcess Intelligence Graph(PI Graph)の提供を開始しました。Celonisの業界をリードするプロセスマイニング技術を活かしたPI Graphは、ビジネスの運営における特有のコンテキストをカバーした、システムに依存しないデジタルツインを構築し、ビジネスにとって何が良く、何が悪いかを判断する基準を示します。PI Graphは、ビジネスがどのように運営されているか、またどうすれば改善できるかを明らかにします。
Celonisは、意義あるエンタープライズAIを実現するために必要なプロセスコンテキストを提供します。消費者向けAIは、豊富なデータ(書籍、Webページなど)とコンテキストの理解(Wikipedia、オンラインアーカイブなど)によって成長します。企業には、ITシステム(ERP、CRMなど)からのローデータが大量に保存されていますが、これらの分散した情報をすべて接続する参照レイヤーはありません。CelonisのPI Graphは、データの上にセマンティックレイヤーを配置することで、データに意味を持たせ、そのコンテキストを提供します。そしてビジネスの「現在の状態」と将来の「あるべき状態」の両方を把握します。これらの状態間の差分を理解し、コンテキストを提供することで、PI Graphは自動化やエンタープライズAIなどの技術を実現する重要なイネーブラーとなります。
拡張可能なCelonisデータモデルにより、サードパーティはこのコンテキストレイヤーに貢献し、プロセスインテリジェンスのための真のWikipediaを作成することができます。このコンテキストは、エージェント、コパイロット、アプリケーションを含む組織のAIツールセットにプロセスのインサイトを提供します。Celonisはまた、このコンテキストを活用して、コパイロット、AIアプリ、カスタムAIソリューションなどの自社のAI製品を強化しています。Process Copilotや再設計されたStudioなどのプラットフォームにおけるAI対応機能は、Celonisエコシステム内で価値ある機会を見つけ出し、アプリ開発を合理化します。これらのツールは、AIを駆使することでビジネス変革を加速し、意思決定プロセスを改善します。
Cloud 100は、9年連続で毎年数百のクラウド分野のスタートアップ企業や未上場企業を評価しています。Cloud 100の評価プロセスでは、市場リーダーシップ(35%)、推定評価額(30%)、経営指標(20%)、人材・カルチャー(15%)の4項目に基づいて企業をランク付けしています。市場リーダーシップに関して、Cloud 100は上場しているクラウド企業のCEOらから構成される審査パネルの協力を得て、未上場企業の同業他社を評価しランク付けしています。
Forbes Cloud 100の編集者であるアレックス・コンラッド(Alex Konrad)氏は次のように述べています。「9年間にわたり、Forbes Cloud 100は、AIからワークソフトウェア、インフラ、セキュリティに至るまで、世界をリードする未上場クラウド企業を評価してきました。今年のランキングは、これまでで最も有力な顔ぶれとなっています。各企業の売上高、評価額、成長率は、最終的に歴史的なIPOへとつながることでしょう」
Bessemer Venture Partnersのパートナーであるメアリー・ドノフリオ(Mary D'Onofrio)氏は次のように述べています。「過去9年間のデータを見ても、2024年のCloud 100ほど競争力のある企業群は見たことがありません。今年ランクインした企業の価値は8,200億ドルにも達し、Cloud 100史上最高の時価総額を記録しています。当然のことながら、AIは現在最も価値の高い分野です。私たちは、AI企業が急速に拡大し、クラウドを変革し、次の成長の波を後押ししていることに胸を躍らせています。時価総額は前年比で1,500億ドル以上の大幅増となりました」
Salesforce Venturesのマネージングパートナーであるポール・ドレウス(Paul Drews)氏は次のように述べています。「この1年、私たちの業界ではイノベーションにおいて一世代分の進化を遂げました。AIがその変化をリードする中、ここ数十年で最も重要なプラットフォームのシフトを目の当たりにしています。その中でもCloud 100に選ばれているのはトップクラスの企業です。私たちは、クラウドだけでなくテクノロジー業界全体の未来がどうなるのか楽しみでなりません。私たちは、こうした企業の創業者とそのコミュニティが成し遂げてきたことを誇りに思うと同時に、将来どのように業界を変革し続けていくのか期待して見守っています」
Forbesの「Cloud 100」2024年版と「20 Rising Stars」のリストは、www.forbes.com/cloud100でオンライン公開されています。リストのハイライトはフォーブス誌2024年8月号/9月号に掲載されます。
Celonisについて
Celonisは、顧客のビジネスプロセスの最適化を支援しています。先進のプロセスマイニング技術に支えられたCelonisは、ビジネスエグゼクティブやユーザーがプロセス内およびプロセス全体で継続的に改善の機会を探求し、目標に向かって行動を起こし、プロセスのパフォーマンスを迅速に向上するための機能を提供します。この最適化により即座にキャッシュへのインパクトをもたらし、顧客体験を大幅に向上し、二酸化炭素の排出量を削減します。Celonisは、世界中の顧客と数千の導入実績を持ち、ドイツのミュンヘンと米国ニューヨークに本社を置き、世界の20拠点以上にオフィスを展開しています。詳しくは、https://www.celonis.com/jp/をご覧ください。
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プレスリリース提供:PR TIMES