プレスリリース
県内感染者の急増による医療体制強化に貢献
国内で新型コロナウイルス感染者が急増する中、高知県は、感染者に対し医療機関への入院または宿泊療養施設への入所を基本としていた方針から、軽症者を対象に自宅療養を併用する方針へと改めることを決定しました。自宅療養者等への医療支援体制は、ファストドクター株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役医師:菊池 亮、代表取締役:水野 敬志)が協力することとなり、2022年1月20日から本体制を開始したことをご報告いたします。
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■ 背景
2022年1月以降、全国的に新型コロナウイルス感染が拡大しています。高知県は、これまで感染者に対し医療機関への入院もしくは宿泊療養施設への入所を基本としていた方針を改め、第5波の昨年8月から9月にかけて一時的に実施した、軽症者を対象にした自宅療養を2022年1月20日から再開しました。
昨年の実施時は、保健所の健康観察や医療相談等の業務が逼迫しました。さらに、県内の医療資源は高知市内に集中し、郡部では医療アクセスに不安が生じていました。こうした状況を踏まえて高知県は、患者が自身のスマートフォン等から症状の入力を行うリモートでの健康観察システムや、夜間など医療へのアクセスが難しい時間帯に対応した医療相談・オンライン診療体制を導入し、保健所や病床の逼迫に備えています。
ファストドクターは、高知県からの依頼を受けて、自宅療養者および宿泊施設療養者への夜間の医療相談・オンライン診療体制の構築に協力しました。これにより患者は夜間、体調に不安が生じた際に専用ダイヤルへ連絡すると、看護師による医療相談や、医師によるテレビ電話でのオンライン診療や処方※を受けることができます。さらに患者の急変時は、医師が県内医療機関への外来受診調整を行い、速やかに対面での受診ができるよう支援します。本連携は、2021年12月26日から試験運用を開始し、2022年1月20日から本格運用を開始しています。
※ 処方薬は県内の薬局から配送されます。
■ 概要
事業内容:
1. 看護師による医療相談(専用ダイヤルを付与)
2. 地域の医療機関が休診となる夜間におけるオンライン診療及び処方
3. 診療中に容態の急変を認めた際の夜間外来受診調整
※ 医師による医療行為はファストドクターが提携する医療機関所属の医師によって行われ、ファストドクター株式会社が医療行為を行うものではありません。
対象者:
高知県内の自宅療養者および、宿泊施設療養者
対象地域:
高知県内全域
実施日時:
全日17時〜翌朝9時(365日)
■ 今後の展望
ファストドクターは、全国的な感染拡大に対して、主に医療資源が不足する地方部においてスピーディーにオンライン診療の導入を推進しています。負担の大きい夜間・休日の医療を担うことによって地域医療体制を守り、自宅療養者を含めた生活者に24時間の診療を提供を実現してまいります。
ファストドクター株式会社
ファストドクター株式会社は、患者さんと医療機関をつなぐ時間外救急プラットフォーム「ファストドクター」を提供しています。2040年に向けて高齢者人口が増加する都市部(東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・兵庫・京都・奈良)を中心に、年間7万件の救急相談・救急オンライン診療・救急往診・フォローアップといった、自宅に居ながら安心して診療が受けられる環境を実現し、通院が難しい患者さんの救急受診を支援してまいります。さらに、地域の医療機関との連携で、時間外のかかりつけ医機能の強化や、患者さんのかかり方の適正化を推進してまいります。
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「ファストドクターが目指す未来」 https://youtu.be/rde2w5UXhQU
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所在地:〒160-0014 東京都新宿区内藤町1-110 ガーデンクロス新宿御苑3F
設立:2016年8月
代表者:菊池 亮(医師)・水野 敬志
URL:https://www.fastdoctor.co.jp/
プレスリリース提供:PR TIMES