プレスリリース
福島第一原発事故の現状を知り、地震大国・日本における原発やエネルギー政策について議論します。核なき未来を一緒に考えてみませんか?@法政大学市ヶ谷キャンパス
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/77060/35/77060-35-7a30156c0b7c618fb07fa1c991ec012c-2560x1440.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
東日本大震災とそれに続く福島第一原発事故から13年がたとうとしています。しかし、事故はまだ収束していません。公的な支援が打ち切られ孤独の中に取り残される避難者や、ALPS処理汚染水(注)や汚染土をめぐる地域コミュニティーの分断など、いまだに多くの人たちがあの事故によって苦しんでいます。
元日に発生した能登半島地震では、震源近くに立地する志賀原発も強い揺れと3メートルの津波に襲われ、外部電源の一部から受電ができなくなるなどのトラブルが生じました。道路の寸断、海岸の隆起、放射線モニタリングポストの故障などにより、改めて原発の脆弱性と避難計画の非現実性を浮き彫りにしました。
しかし、政府は「脱炭素」の名のもとに、原発を推進するエネルギー政策を進めています。
本シンポジウムでは、福島第一原発事故の現在や各地の状況、エネルギーの現状を概観し、脱原発やエネルギー政策を議論していきます。
原発事故避難者や原発立地・近隣地域に暮らす方々から現場の声を聞ける貴重な機会となっています。ぜひご取材いただければ幸いです。
注)デブリを冷やした水と建屋内に流れ込んだ雨水がまじりあった水を多核種除去装置で処理した水。トリチウムなどの放射性物質が残留しているため、ここでは「ALPS処理汚染水」とします。
【開催概要】
シンポジウム:原発事故から13年-核なき未来をめざして
日時:2024年3月2日(土)14:00〜16:30
開催方法:会場・オンライン会議システムzoomを併用
会場:法政大学市ヶ谷キャンパス大内山校舎402 (東京都千代田区富士見2-17-1)
市ケ谷駅または飯田橋駅徒歩10分
<第一部>
終わらない福島第一原発事故
佐藤和良(いわき市議会議員)
エネルギー基本計画と私たちの未来
吉田明子(FoE Japan)、川崎彩子さん(Fridays For Future Tokyo)
能登半島地震から考える原発
北野進さん(珠洲市在住、志賀原発を廃炉に!訴訟原告団長)
<第二部>
各地からの報告…原発事故避難者や原発立地・近隣地域などからの報告
・宍戸隆子さん(北海道、福島から避難)
・三木信香さん(北海道、子どもたちに核のゴミのない寿都を!町民の会共同代表)
・日野正美さん(宮城県石巻市、女川原発再稼働差止訴訟原告団 事務局長)
・大石光伸さん(茨城県つくば市、東海第二原発運転差し止め訴訟原告共同代表)
・武本和幸さん(新潟県刈羽村村議会議員、刈羽村を守る会)
・中垣たか子さん(石川県金沢市、北陸電力と共に脱原発をすすめる株主の会)
・鳥原良子さん(川内原発建設反対連絡協議会会長)
・阪上武さん(原子力規制を監視する市民の会代表)
・高橋英江さん(環境活動家) ほか
申込方法
オンライン参加:要申込です。
会場参加:申込なしでもご参加いただけますが、人数把握のため、以下のフォームからご登録いただけますと幸いです。
お申込はこちらから
参加費:無料(ご寄付歓迎)
主催:国際環境NGO FoE Japan、法政大学国際文化学部(FICオープンセミナーとして開催)
問い合わせ:国際環境NGO FoE Japan(東京都板橋区)
TEL: 03-6909-5983 E-mail:info@foejapan.org
プレスリリース提供:PR TIMES