プレスリリース
コロナ禍により、半数以上でゲーム・動画サイトの閲覧時間が増加
セコム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:尾関一郎)は、全国の小学生の子どもをもつ男女400名を対象に、「小学生の安全対策に関する意識調査」を実施しました。子どもが巻き込まれる事件・事故の多様化、インターネット環境の普及、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う行動制限など、子どもを取り巻く環境が変化するなかで、小学生の子どもをもつ親が抱える不安や、安全対策に対する意識の実態について調査しました。
◆すべての調査結果は以下のURLからダウンロードしていただけます。ぜひ、ご活用ください。
URL:https://www.secom.co.jp/corporate/release/2021/pdf_DL/nr_20220302.pdf
【調査結果の概要】
●子どもの日常生活について、6割以上が「不安を感じている」と回答。高学年男児をもつ親が最も多く、7割以上が不安を抱えているという結果に。
●最も不安に思うことは1位「屋外での事故や怪我(25.3%)」、2位「連れ去り、通り魔などによる危害(24.5%)」、3位「インターネット上のトラブル、危険(18.5%)」。
●安全対策として有効だと感じていることは「親子での緊密なコミュニケーション」「子どもの行動範囲の定期的な把握」。さらに有効な防犯ツールは「防犯ブザー(64.0%)」と「子どもの居場所が分かるGPS端末(64.8%)」の回答が上位。
●子どものインターネット利用について親の約7割が不安に感じ、最も不安に感じるのは「視力の低下や睡眠不足など健康上の問題(24.7%)」。
●子どものインターネット利用で講じている対策は1位「使用する時間帯、場所、限度時間を決めている(61.9%)」、2位「勝手に課金しないように約束している(51.9%)」。
●コロナ禍での子どもの日常生活での変化は「ゲームをする時間が増えた(53.0%)」、「動画サイトの閲覧時間が増えた(51.5%)」の回答が半数以上。
【調査概要】
・調査期間:2022年1月24日〜1月25日
・対象:小学生の子どもをもつ全国の男女400名(25〜59歳)
([小学校低学年・高学年]×[男児・女児]×[男性・女性]の組み合わせで各50名)
・方法:インターネットによるアンケート回答方式
●子どもの日常生活について、6割以上が「不安を感じている」と回答。
高学年男児をもつ親が最も多く、7割以上が不安を抱えているという結果に。
子どもの日常生活について、不安に感じているか【図1】を聞いたところ、「とても感じている(18.3%)」「どちらか言えば感じている(48.0%)」と6割以上が回答しました。
子どもと親の性別でみると、高学年の男児をもつ親は男性78.0%、女性74.0%でともに7割超が不安を抱えていることが分かりました。
図1:子どもの日常生活への不安(SA)
[画像1: https://prtimes.jp/i/69357/35/resize/d69357-35-68993be547bb96c900fe-0.jpg ]
●最も不安に思うことは1位「屋外での事故や怪我(25.3%)」、2位「連れ去り、通り魔などによる危害
(24.5%)」、3位「インターネット上のトラブル、危険(18.5%)」。
子どもの日常生活で最も不安に思うこと【図2】を聞いたところ、1位「屋外での事故や怪我(25.3%)」、2位「連れ去り、通り魔などによる危害(24.5%)」が20%以上となりました。3位は「インターネット上のトラブル、危険(18.5%)」でした。
図2:子どもの日常生活で最も不安なこと(SA)
[画像2: https://prtimes.jp/i/69357/35/resize/d69357-35-c649df934cec2773ebba-1.jpg ]
●安全対策として有効だと感じていることは「親子での緊密なコミュニケーション」「子どもの行動範囲の定期的な把握」。さらに有効な防犯ツールは「防犯ブザー(64.0%)」と「子どもの居場所が分かるGPS端末
(64.8%)」の回答が上位。
子どもの安全対策として有効だと感じていること※は「親子での緊密なコミュニケーション(68.0%)」が最多、次いで「子どもの行動範囲の定期的な把握(59.5%)」となりました。
※データ集Q4参照(https://www.secom.co.jp/corporate/release/2021/pdf_DL/nr_20220302.pdf)
また、子どもの安全対策として有効だと思う防犯ツール【図3】については、「防犯ブザー(65.0%)」と「子どもの居場所が分かるGPS端末(64.8%)」が他のツールと20%以上の差をつけて上位となりました。子どもが屋外にいる際の防犯ツールに対する意識が高いことが分かります。
図3:有効だと思う防犯ツール(MA)
[画像3: https://prtimes.jp/i/69357/35/resize/d69357-35-586b4a2a92100ec52250-2.jpg ]
●子どものインターネット利用について親の約7割が不安と感じ、最も不安に感じるのは「視力の低下や睡眠不足など健康上の問題(24.7%)」。
学校の授業以外に子どもだけでインターネットを利用することがあるか※聞いたところ、高学年の親の8割以上が「ほぼ毎日ある」「ときどきある」と回答しました。
※データ集Q6参照(https://www.secom.co.jp/corporate/release/2021/pdf_DL/nr_20220302.pdf)
子どものインターネット利用について【図4】は、約7割が「不安を感じている」、なかでも高学年の子どもをもつ女性は、8割以上が「不安を感じている」と回答しています。
さらに、特に不安に感じていること【図5】は、「視力の低下や睡眠不足など健康上の問題(24.7%)」が最多、そのほか「いじめなど友人間のトラブル(17.7%)」、「知らない人とのメッセージのやりとり(167%)」となり、インターネット上での交友関係に関する不安が挙げられました。
図4:子どものインターネット利用の不安について(SA)
[画像4: https://prtimes.jp/i/69357/35/resize/d69357-35-2a74826cf6997c7c1dd0-3.jpg ]
図5:特に不安を感じていること(SA)
[画像5: https://prtimes.jp/i/69357/35/resize/d69357-35-2f8a3e3a9c44b251be3d-4.jpg ]
●子どものインターネット利用で講じている対策は、1位「使用する時間帯、場所、限度時間を決めている
(61.9%)」、2位「勝手に課金しないように約束している(51.9%)」
子どものインターネット利用に際し、家庭で講じている対策【図6】として、1位「使用する時間帯、場所、限度時間を決めている(61.9%)」、2位「勝手に課金しないように約束している(51.9%)」、3位「個人情報や写真を知らない人に送ったり、SNSに公開しないように教えている(39.0%)」となりました。
一方、「特に対策はしていない」と回答した人が10.6%いることが判明しました。
図6:子どものインターネット利用の対策(MA)
[画像6: https://prtimes.jp/i/69357/35/resize/d69357-35-6760e4a04727343f339c-5.jpg ]
●コロナ禍での子どもの日常生活の変化は「ゲームをする時間が増えた(53.0%)」、「動画サイトの閲覧時間が増えた(51.5%)」の回答が半数以上。
コロナ禍で子どもの日常生活にどのような変化があったか【図7】を聞いたところ、「ゲームをする時間が増えた(53.0%)」、「動画サイトの閲覧時間が増えた(51.5%)」で半数を超える回答がありました。
一方、外出自粛要請や休校などにより在宅時間が増えたなかでも「親子で会話する時間が増えた」という回答は約2割(21.8%)にとどまりました。さらに、「友達とアプリやSNSなどで連絡することが増えた」という回答は1割程度(11.5%)となり、人との関わりの変化もみられます。
図7:コロナ禍による日常生活の変化(MA)
[画像7: https://prtimes.jp/i/69357/35/resize/d69357-35-3ee04011a479bd2cbf1b-6.jpg ]
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[画像8: https://prtimes.jp/i/69357/35/resize/d69357-35-929c0e23fe58833eb754-7.jpg ]
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[画像9: https://prtimes.jp/i/69357/35/resize/d69357-35-c5cf4e0ca1b2b79133f8-8.jpg ]
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«セコムが取り組む子どもの安全啓発活動≫
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[画像10: https://prtimes.jp/i/69357/35/resize/d69357-35-1c698556f56afe2c47ee-9.jpg ]
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<教材紹介動画> https://youtu.be/7JvgDolvX-o
■「安心子育て応援サイト 子どもの安全ブログ」
[画像11: https://prtimes.jp/i/69357/35/resize/d69357-35-e6af0f72dc6c785629a3-10.jpg ]
2006年のブログ開設以降、わが子の「安全・安心」を願う保護者に向けて、最新のニュースや事例を交えて子どもの安全対策に関する役立つ情報を発信。セコムIS研究所で子どもの安全に関する研究を行う研究員・舟生岳夫がモデレーターを務めています。
<ブログURL> https://www.secom.co.jp/kodomo/
プレスリリース提供:PR TIMES