プレスリリース
〜水素航空機向けポンプ開発〜
日機装株式会社は国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構が公募した「グリーンイノベーション基金事業」のうち、「水素航空機向けコア技術開発」の実施予定者に採択された川崎重工業株式会社 から、11月5日に液化水素用ポンプ開発の再委託先として選定されました。
日機装株式会社(本社:東京都渋谷区、以下「当社」)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、「NEDO」)が公募した「グリーンイノベーション基金事業※/次世代航空機の開発プロジェクト」のうち、「水素航空機向けコア技術開発」(以下、「本事業」)の実施予定者に採択された川崎重工業株式会社 (以下、「KHI」)から、11月5日に液化水素用ポンプ開発の再委託先として選定されました。
本事業の研究項目は、「水素航空機向けエンジン燃焼器・システム技術開発」、「液化水素燃料貯蔵タンク開発」、「水素航空機機体構造検討」の3つで構成されており、当社は「水素航空機向けエンジン燃焼器・システム技術開発」項目において、KHIの再委託先として、小型、軽量かつ安全性・信頼性を担保した液化水素用ポンプを開発・設計する役割を担います。
当社は本事業への参画を通じ、次世代航空機の実現に必要な、日本の航空機産業のイノベーション及び要素技術の開発へ貢献してまいります。また本事業への参画により獲得する最先端の技術を取り込むことで自社液化水素ポンプの要素技術・実用化技術をさらに強化し、モビリティーや発電、輸送・流通など幅広い分野への市場展開を加速してまいります。
※日本の「2050 年カーボンニュートラル」に向けた経営課題に取り組む企業などに対して、10 年間、研究開発・実証から社会実装までを支援する事業。水素・燃料アンモニア産業を含む、エネルギー関連産業、輸送・製造関連産業、家庭・オフィス関連産業の 14 の分野が対象。
<NEDOの公開情報>
https://www.nedo.go.jp/koubo/EF3_100171.html
<日機装 会社概要>
会社名:日機装株式会社
本社所在地:東京都渋谷区恵比寿4丁目20番3号恵比寿ガーデンプレイスタワー22階
創業:1953年12月26日
代表者:代表取締役社長 甲斐 敏彦
事業内容:日機装は 1953 年の創業以来、産業用特殊ポンプやそのシステム製品、CFRP 製航空機部品、そして血液透析やヘルスケア製品の医療部門機器など、日機装がパイオニアとして市場を創出し、その先頭を走り続けてまいりました。独創的な発想と高度な技術から生まれた日機装の製品は、「万が一」が許されない過酷で社会的価値の高い環境下で威力を発揮しており、お客様から高い評価をいただいています。「日機装だからこそ、やってくれる」「日機装にしか、できない」というお客様からの期待に、そして社会からの要請に応え続けるべく、私たち日機装は、これからも技術の力を磨き、ものづくりの力を高めてまいります。
URL:https://www.nikkiso.co.jp/
プレスリリース提供:PR TIMES