• トップ
  • リリース
  • 株式会社GREENING、静岡県沼津市「沼津倶楽部」の経営および運営を継承

プレスリリース

  • 記事画像1
  • 記事画像2
  • 記事画像3

株式会社GREENING、静岡県沼津市「沼津倶楽部」の経営および運営を継承

(PR TIMES) 2022年09月05日(月)22時40分配信 PR TIMES

2023年初春に運営再開を予定「イチリン ハナレ」齋藤 宏文氏が手がけるモダンチャイニーズレストランも開業

株式会社GREENING(東京都渋谷区、取締役CEO:関口正人、以下「グリーニング」)は2022年8月より、株式会社プロジェクトN(本社:静岡県沼津市)から沼津倶楽部の経営および運営を継承しました。数寄屋造りの和館と宿泊棟からなる本施設の建築・意匠デザインは引き継ぎつつ改修工事をし、2023年初春にリニューアルオープンを予定しています。さらに、これまでもレストランとして利用されていた和館には、「東京チャイニーズ一凛」「イチリンハナレ」「TexturA」の齋藤宏文氏が手がけるモダンチャイニーズレストランが新たに開業します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/74146/34/resize/d74146-34-ceca0315ebec1517541b-2.jpg ]

沼津倶楽部は、ミツワ石鹸二代目社長・三輪善兵衛により1907年(明治40年)に建てられた近代和風建築の別邸「松岩亭(しょうがんてい)」に始まります。3000坪の庭園「松石園(しょうせきえん)」の中に、当代随一といわれた江戸幕府小普請方大工棟梁の柏木家十代目・柏木祐三郎の手により、数寄屋造りが造られました。当時は全室が茶室になっており、千人茶会を行なえるように設計されました。戦後、日本国憲法の草案が話し合われた場所でもあり、100年以上の歴史を持つ登録有形文化財です。2008年からは株式会社プロジェクトN代表・北山雅史氏を中心に、老朽化の進んだ数寄屋屋敷「和館」を補修、一部増築をし、レストランを設けました。さらに渡辺明氏の建築による会員制の宿泊施設を敷地内に設け、「千本松・沼津倶楽部」として再興しました。

[画像2: https://prtimes.jp/i/74146/34/resize/d74146-34-28cd8595085b66da45b8-0.png ]

今回、株式会社プロジェクトNによる約14年の経営を経て、新たにグリーニングの経営のもとリニューアルします。文化財である和館とそれに類する建築物である宿泊棟を、重要な日本の文化として将来に継承することに重きを置いています。そのため、経年劣化した部分は修繕をしながらも、建築の意匠・デザインを可能な限り残します。運営面においては、和館に齋藤宏文氏が監修・メニュー開発を手がけるレストランを新たに開業します。さらに宿泊棟に関しても運営を引き継ぎ、有意義な滞在にしていただくためにサウナやスパなどのリラクゼーションサービスも提供予定です。また、ハレの日にもご利用いただけるウェディングなどの式典サービスの展開、文化を継承していくためのアートやカルチャーイベント、お茶会などの催しも企画していきます。

今回の経営および運営の譲渡は、日本・沼津の文化を未来に向けて醸成をして欲しいという創業者・北山氏の想いと、テクノロジー、環境、文化を軸に事業を展開するグリーニングの理念が合致したことで実現に至りました。グリーニングは、不動産の企画、プロデュースから運営に至る事業領域を一気通貫で手掛け、マスターリース、プロパティマネジメント、エリアマネジメント、飲食、ホテル、ウェディング、POPUPスペースなどを運営してきました。その知見を活かし、沼津倶楽部の経営・運営を通して、日本文化、沼津の地域文化を継承し、発展させていきます。

◆「イチリン ハナレ」のシェフが手がけるモダンチャイニーズレストラン
日本の有形文化財である和館では、齋藤宏文氏によるモダンチャイニーズレストランを開業します。四川料理を専門とする斎藤氏は「東京チャイニーズ一凛」を経て、その離れとして、2017年に鎌倉に「イチリン ハナレ」をオープン。フランス人外交官の邸宅であった日本家屋をできるだけ残しながら改築した空間で、斎藤氏独自のアレンジが施された料理を提供しています。「分解と再構築」をテーマに、従来の調理法などに対して常に疑問を投げかけながら独自の味を探究しています。

戦時中、沼津の中でも爆撃の対象から免れた千本松原と沼津倶楽部は、戦後の戦災復興の協議や接待ができる唯一の場として利用されていました。その際に留守番として駐在していた板前の料理が好評となり、割烹料理店としてかつて話題になりました。その歴史的背景とともに、「ゴ・エ・ミヨ」の3トックや「食べログ神奈川県1位」を獲得した、鎌倉の地域一番店とも言える存在である「イチリン ハナレ」を手がけたシェフと、沼津の地域一番店となることを目指します。沼津にも近い静岡・御殿場市出身の斎藤氏による、沼津の食材を活かした中華を提供します。

数寄屋造りの建築の中で、ご宿泊のお客様はゆったりとお食事の時間を過ごしていただけます。また、お祝い事やご親族のお集まり事などの利用はもちろん、ランチからディナーまで通常営業しておりますので、どなたでもご利用いただけます。沼津の地元の方々にも開かれた場所としてご利用いただくことで、沼津が誇る100年以上の歴史を持つ文化財を次世代に継承していきます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/74146/34/resize/d74146-34-b823518c8dcdd8bc5ee5-1.jpg ]

齋藤宏文氏について
1976年静岡県出身。四川料理の巨匠・陳健一が築いた「赤坂四川飯店」にて12年修業後、2008年に株式会社ウェイブズに入社し、総料理長を務める。2013年に築地にオープンした「東京チャイニーズ一凛」にて店主を経て、2017年に鎌倉に「イチリン ハナレ」を開店。2019年には有楽町に中華とスペイン料理を掛け合わせた「TexturA」を開業。美食のエキスパートがおすすめするレストランガイド「ゴ・エ・ミヨ」において、2021年・2022年と連続して3トックを獲得している他、2021年には「明日のグランシェフ賞」も受賞。

◆先行予約会員を募集
2023年初春のリニューアルオープンに向けて、ご予約サイトを準備中です。オープン情報や宿泊予約受付の開始、レストラン、ウェディング等の式典、特典などのお知らせをいち早く受け取っていただけるメーリングリスト会員を募集しています。
さらに宿泊されるお客様だけでなく、アートイベントやお茶会などの、沼津倶楽部が発信する文化・芸術イベントに関する情報も随時発信していきます。

会員登録ページ:https://numazu-club.com/

Instagram:https://www.instagram.com/numazuclub_official/
Facebook:https://onl.bz/knb1L2u

以上

GREENINGについて
私たちGREENINGのキーワードは「CULTURE DESIGN」、「GREEN TECHNOLOGY」、「DIGITAL TECHNOLOGY」。建築・飲食・ホテル・アート・デザインなどグッドセンスでリアルなカルチャーデザイン領域と、デジタルテクノロジー領域を融合させたハイブリットカンパニーを目指しています。
https://greening.co.jp/



プレスリリース提供:PR TIMES

このページの先頭へ戻る