プレスリリース
2025年度までに、対象施設2,000件へ拡大
イオンディライト株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼社長執行役員 グループCEO:濱田和成、以下、「当社」)は、1月21日付で、公益財団法人日本環境協会(東京都千代田区、理事長:新美育文、以下、「日本環境協会」)より、エコマーク商品類型No.510「清掃サービス Version1」(以下、エコマーク「清掃サービス」)の認定を受けましたのでお知らせします。
◆イオンディライト株式会社 https://www.aeondelight.co.jp
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エコマークは、「生産」から「廃棄」にわたるライフサイクル全体を通して環境への負荷が少なく、環境保全に役立つと認められた商品・サービスに対し、日本環境協会が認定する環境ラベルです。エコマーク「清掃サービス」は事業者に対する環境に配慮した取り組みの浸透と、建物所有者への環境配慮型清掃サービスの認知・利用拡大を目的として2021年2月に制定されました。「建築物における衛生的環境の確保に関する法律(ビル管法)」に規定される特定建築物※1への清掃サービスを対象に、使用する資機材・廃棄物処理と業務全般での環境配慮、および清掃品質の基準を元に判定されます。
このたび、当社が清掃サービスを提供する商業施設46店舗において、エコマーク「清掃サービス」認定基準への適合が認められました(認定番号:21 510 005)。今後、2025年度までに商業施設、オフィス、ホテル、工場等の対象となる施設約2,000件に拡大してまいります。
※1 特定建築物 百貨店・店舗・事務所等、特定の用途の面積が、3,000m2以上となる建築物
認定基準のポイントと当社の取り組み
●清掃用機械器具等
エコマーク認定商品等、環境に配慮した清掃資材を使用するとともに、環境に対し適切な薬剤使用をしています。
●廃棄物・廃液の処理
発生する廃棄物を適正処理するための手順書を完備し、正しいマニフェスト伝票の管理をしています。
●清掃業務全般
環境方針を制定し、環境法規の順守と監査体制を構築しています。
●清掃の品質
2000年から継続取得しているISO9001による品質マネジメントを運用しています。加えて、施設毎の特性を踏まえた新たな品質基準づくり「CDS(クリーニング・ディライト・スタンダード)」の取り組みをはじめ、品質チェックシートの運用や携帯可能な清掃箇所別の手順を示したクリーンクルーカード、動画マニュアルの活用等、絶えず品質の維持向上に向けた取り組みを実践しています。
当社は、「私たちは、お客さま、地域社会の『環境価値』を創造し続けます。」を経営理念に、日本・中国・アセアンにおいて事業を展開するファシリティマネジメント企業です。2021年8月には、経営理念をもとに「サステナビリティ基本方針」を制定し、脱炭素社会の実現と生物多様性の保全、資源循環の促進に貢献することを定めました。また、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、防疫対策を組み入れた「ニュースタンダードクリーニング」※2を開発し、施設に対しコロナ下での「安全・安心」を提供してきました。
当社は今後とも、清掃サービスの環境負荷低減と、清掃品質の向上の取り組みを継続していきます。それにより、地域社会に「安全・安心」な施設環境を提供するとともに、事業活動を通じた社会課題の解決、および持続可能な社会の実現に向けた貢献を続けてまいります。
※2 「ニュースタンダードクリーニング」の詳細については、2020年8月31日付「ウィズコロナ時代の新たな清掃基準でサービスを開始」をご参照ください
(参考)エコマーク「清掃サービス」認定基準のポイント
[清掃用機械器具等]
(1)清掃用器具・消耗品の環境配慮
(2)清掃用機械器具の点検
(3)床維持材(ワックス)、洗浄剤の環境配慮
[廃棄物・廃液の処理]
(4)清掃作業で収集したごみの適切な分別
(5)清掃作業で発生する廃液の適正処理
[清掃業務全般]
(6)清掃管理業務に関する環境方針の設定
(7)環境負荷低減が図られる清掃方法を行う体制
(8)環境法規の順守
[清掃の品質]
(9)品質管理体制の確認
プレスリリース提供:PR TIMES