• トップ
  • リリース
  • クリエイターワークス研究所『クリエイターの仕事満足度調査1.(労働時間)』を発表。『満足・やや満足』の回答が約70%!?【雇用形態別】平均労働時間、平均残業時間の実態とは?

プレスリリース

  • 記事画像1
  • 記事画像2
  • 記事画像3
  • 記事画像4
  • 記事画像5

株式会社ユウクリ

クリエイターワークス研究所『クリエイターの仕事満足度調査1.(労働時間)』を発表。『満足・やや満足』の回答が約70%!?【雇用形態別】平均労働時間、平均残業時間の実態とは?

(PR TIMES) 2022年06月13日(月)13時45分配信 PR TIMES

クリエイターワークス研究所は『クリエイターみんながイキイキと働ける世界』を目指し、アンケート調査の実施、クリエイターやクリエイター採用を行っているクリエイティブ関連企業のための情報発信を行っています。

「クリエイターワークス研究所」(運営会社:株式会社ユウクリ│本社:東京都渋谷区、代表取締役:武藤覚)は、「クリエイターがイキイキと働ける世界に」をミッションに、クリエイティブ業界に特化した実態調査を行っている調査機関です。
今回は、現在第一線で活躍中のグラフィックデザイナー・Webデザイナーを中心としたクリエイター411名を対象に『仕事満足度』のアンケート調査を実施。初回は労働時間についての調査報告です。
昔から「ハードワーク」という印象が強いクリエイティブ業界ですが、現在の実態はどうなのでしょうか?

《クリエイターの仕事満足度調査1.》
【雇用形態別比較】2022年イマドキのクリエイターの平均労働時間、平均残業時間はどれくらい?
https://www.y-create.co.jp/CWL/?p=1538
[画像1: https://prtimes.jp/i/35158/34/resize/d35158-34-a836d53931dd7203bde1-0.png ]



クリエイター411名の回答から実態を掌握。労働時間に対する満足度は?


今回行った労働時間に対する満足度調査では、全雇用形態のクリエイターの約70%が「満足・やや満足」と回答しました(上図参照)。


具体的に見ていくと、『満足していない』の項目は正社員・契約社員クリエイターが一番多いものの、『満足・やや満足』は69%。
さらに、派遣社員とパート・アルバイトは86.6%ものクリエイターが『満足・やや満足』と回答しています。
ちなみに、『満足していない』の回答はなんと0%!
これは、前回のアンケートで雇用形態別にリモート化がどれくらい進んでいるかを調査した際に、会社員の雇用形態の中で派遣社員が最もリモート化が進んでいることが確認できましたが、それも関係しているのかもしれません。
参考:《クリエイターの働き方実態調査2.》
【雇用形態で比較】【Web,広告で比較】リモートワークはどれくらい浸透している?
https://www.y-create.co.jp/CWL/?p=220

では、実際のクリエイターの平均労働時間と平均残業時間はどうなのでしょうか?


クリエイターの1週間の平均労働時間は『40時間以上50時間未満』がトレンド!?

クリエイターの1週間の労働時間についてのアンケート調査結果は以下のとおりです。(目安:実働8時間×週5日=40時間)

[画像2: https://prtimes.jp/i/35158/34/resize/d35158-34-1ce1706a1bd5c0c4d1bd-1.png ]

いずれの雇用形態のクリエイターも『40時間以上50時間未満』が最も多いことが分かりました。

■正社員
『50時間以上60時間未満』の項目では圧倒的に正社員が多いですが、60時間以上を超えるクリエイターはごくわずか。オーバーワークとなっているクリエイターは少数派のようです。

■派遣、パート・アルバイト
派遣、パート・アルバイトのクリエイターは『30時間以上40時間未満』も多い結果となりました。
これは、週3~4日や時短で就業しているクリエイターも多いからかもしれません。

■フリーランス
フリーランスは正社員や派遣・パート・アルバイトに比べ、時期によって仕事の波があります。
そのためか、なかには『70時間以上80時間未満』『80時間以上』働いているクリエイターもいることが分かりました。

このように1週間の平均労働時間を見てみると、比較的メリハリを持って仕事ができているクリエイターが多くなっているのでは…?と感じました。
ということは、残業時間も減らせているのでしょうか?
それについて調査した結果は、以下のとおりです。
[画像3: https://prtimes.jp/i/35158/34/resize/d35158-34-dc0118701078027cab62-2.png ]

■正社員・契約社員
平均残業は月間『10時間以内』と回答するクリエイターが最も多い結果となりました。
『50時間以上』働いているクリエイターは6.7%にとどまりました。

■派遣、パート・アルバイト
月間『10時間以内』が42.4%で次いで『残業全くなし』が35.6%。
やはり他の雇用形態よりも比較的メリハリを持って働くことができているようです。

■フリーランス・個人事業主
『残業全くなし』が44.2%と最も多いですが、『50時間以上』も正社員とほぼ同等の回答もあり、時期により自己裁量で仕事をコントロールしている様子が伺えます。


制作会社とインハウスの正社員クリエイター。労働時間にどんな傾向が見える?検証してみました

このように平均労働時間と平均残業時間を見ていくと、「クリエイターはハードワーク」といったイメージは薄れるのでは…?と思いますが、新たな疑問が生まれました。

それは、「正社員と一括りに言っても、制作会社かインハウスかで実態は異なるのでは…?」ということ。
私自身、制作会社で働いていたので、もう少し踏み込んで調べてみたくなりました(しかし、制作会社とインハウスで分類するとn数が少なくなるため、あくまで参考としてご覧ください)。

さっそく、制作会社とインハウスで働いている正社員のクリエイターの声をそれぞれ見ていきましょう。
まず、制作会社で働いている正社員クリエイターの平均労働時間と平均残業時間の調査結果です。

[画像4: https://prtimes.jp/i/35158/34/resize/d35158-34-a0a0f88813882232c9c8-3.png ]

制作会社で働いている正社員のクリエイターも全体の統計と同様、『40時間~50時間未満』が最も多い結果となりましたが、次いで多いのは『50~60時間未満』となっており、比較的この2つのボリュームが多いようです。

[画像5: https://prtimes.jp/i/35158/34/resize/d35158-34-984cf4c1facf6dc66a7f-4.png ]

続いて残業時間を見てみるとかなりバラけていますが、1ヶ月の残業は『20~30時間』のクリエイターが多いようです。
1ヶ月50時間以上の残業をしているのは7.9%にとどまりました。
制作会社でもこれだけ押さえられているという実態が分かりました。

次に、インハウスで働いている正社員クリエイターの調査結果です。
[画像6: https://prtimes.jp/i/35158/34/resize/d35158-34-3ffee808cbf5ded578c0-5.png ]

インハウスのクリエイターも、制作会社のクリエイターと同様『40~50時間』が最も多いですが、群を抜いて圧倒的トップという傾向が見えました。
制作会社のクリエイターが2番目に多かった『50~60時間未満』の項目では13.6%にとどまっている一方で、『80時間以上』働いているクリエイターが4.5%いるということも分かりました。

では、残業時間はどうでしょうか?
[画像7: https://prtimes.jp/i/35158/34/resize/d35158-34-39ad0b3498d9d71dd47d-6.png ]

『10時間以内』が僅差でトップで、それ以降は徐々に減少していく傾向が見えました。

以上、制作会社とインハウスで働く正社員クリエイターで比較してみると、制作会社のクリエイターの方が残業は多めに対応している様子が伺えました。
また、制作会社、インハウスいずれにも『月50時間以上』残業している人も少なからずいることも分かりました。


どうして徹夜・残業が減った?生産性、自己裁量のある働き方がポイント


では、徹夜の残業をしているクリエイターはどれくらいいるのでしょうか?
1ヶ月の残業時間が『月50時間以上』と回答したクリエイターに聞いてみました。
>>続きはこちらから
https://www.y-create.co.jp/CWL/?p=1538

ここまで見てきただけでも平均労働時間・平均残業時間ともにかなり押さえられていることが分かりました。
では、なぜ労働時間・残業時間を減らせているのでしょうか?
その理由もクリエイターに聞いてみましたので、詳しくは上記URLよりご覧ください。


『クリエイターの仕事満足度』アンケート調査概要

調査方法
インターネット調査

調査対象
クリエイティブ業界で活躍中のクリエイター(ユウクリ登録クリエイターも含む):411名
(※クリエイターの内訳:グラフィックデザイナー、アートディレクター、UI/UXデザイナー、Webデザイナー、Webディレクター、コーダー、エンジニア、マーケター、経営者など)

調査期間
2022年4月18日〜2022年5月18日

・雇用形態
正社員・契約社員 43.6%
派遣社員 11.4%
パート・アルバイト 2.9%
フリーランス・個人事業主 33.6%
会社経営者 4.1%
離職中(休職中・休職中)4.4%

・業態
メーカー・事業会社 15.1%
IT企業 6.6%
コンサルティング会社 1.7%
Web制作会社 7.8%
広告代理店 7.7%
広告制作会社 9.5%
編集プロダクション 0.5%
出版・印刷会社 6.6%
デザイン事務所 14.1%
イベント会社 0.7%
マーケティング会社 1.7%
個人経営 30.9%
その他 4.9%

・携わっているジャンル
Web/IT 36.3%
広告/SP 28.0%
雑貨/グッズ 2.9%
ブランディング/ロゴ/パッケージ 10.0%
商品企画/プロダクト 3.2%
出版/書籍 9.7%
ゲーム 1.5%
映像/音響 3.9%
空間 1.9%
その他 2.7%

クリエイターの仕事満足度調査を行った経緯


[画像8: https://prtimes.jp/i/35158/34/resize/d35158-34-69f45d0a544381db0517-7.png ]

■『クリエイターみんながイキイキと働ける世界』を目指すための第一歩としての調査
クリエイターワークス研究所は『クリエイターみんながイキイキと働ける世界に』をミッションに、クリエイティブ業界に特化した実態調査を行っている調査機関です。
そのミッションを叶えるべく、『「知らない」「見えない」クリエイターのリアルを伝え、クリエイティブ業界に前向きで新しい行動変容を起こす』ことをビジョンとしています。

そして、「前向きで新しい行動変容」のきっかけの一つが、今回の【実態調査】です。

運営元の株式会社ユウクリは、クリエイター(デザイン・Web・広告)のためのエージェントサービスを事業としています。そのため、私たちは登録クリエイターとクリエイティブ関連企業の声をリアルにキャッチできる立場にいます。しかし、その声たちはクリエイティブ業界のリアルを反映しているものの、まだ世の中に届いていないのでは?と感じています。

エージェントとしてその声をニュートラルに世の中に伝えていくことで、クリエイターワークス研究所のミッションをビジョンを一日でも早く叶えていきたいと思っています。


■デザイナーのためのウェビナーも開催します!
アンケート調査の他、クリエイター向けのオンラインイベント開催やインタビュー記事コンテンツ発信も行っています。


【6月15日(水)19時開催!】
nanocolor川端氏が伝授! 今すぐ実践できる!デザイナーが取り入れるべきマーケティングスキルとは?
https://www.y-create.co.jp/seminar/detail/68


[画像9: https://prtimes.jp/i/35158/34/resize/d35158-34-74b1ed574c4e84f283b4-9.png ]



クリエイターワークス研究所とは


[画像10: https://prtimes.jp/i/35158/34/resize/d35158-34-27ee0df655fc81b9bf6a-8.png ]

クリエイターワークス研究所は2017年に開設し、今まで美大芸大就活実態調査、派遣クリエイター平均時給調査などを行ってきました。(これまでのクリエイターワークス研究所の実績→ https://www.y-create.co.jp/corporate/creatorworks/)2022年からは事業内容を拡充し、現在活躍中のクリエイター(雇用形態問わず)にも幅を広げ、定期的且つ多角的な実態調査を行っていく方針に。それに伴い、ロゴデザイン、サイトも一新しました。


会社概要


・株式会社ユウクリ
・代表取締役社長:武藤 覚
・本社:東京都渋谷区円山町28-3 いちご渋谷道玄坂ビル
・設立:1984年
・事業内容:
デザイナー・クリエイター専門の人材エージェンシー
採用支援(人材紹介・新卒紹介)
業務支援(人材派遣・業務委託)
スポット支援(1日単位のスポット派遣「クリプラス」、短期業務委託)
eスポーツイベント支援
・コーポレートサイト:https://www.y-create.co.jp/


お問い合わせ先

株式会社ユウクリ
クリエイターワークス研究所運営局:宮本
TEL:03-6712-7970
HP:https://www.y-create.co.jp/CWL/
e-mail:cwl@y-create.co.jp



プレスリリース提供:PR TIMES

このページの先頭へ戻る