プレスリリース
2年目を迎えた「シビックテックチャレンジYAMAGUCHI」社会課題の解決をめざして県下4市と山口県全域で
アーバン・イノベーション・ジャパン(UIJ)(事務局:特定非営利活動法人コミュニティリンク/兵庫県神戸市 代表:中西雅幸)が運営を担当する、山口県が取り組む協働実証「シビックテックチャレンジYAMAGUCHI」(CCY)において、採択企業8社が発表されました( https://urban-innovation-japan.com/yamaguchi-pref/ )。2022年9月-2023年1月を実証実験期間とし、年度内に報告をまとめる予定です。
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■「シビックテックチャレンジYAMAGUCHI」とは
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新たな地域課題解決手法として「シビックテック」の考え方に着目し、DX推進・官民協働に積極的に取り組む山口県では、行政がスタートアップ企業等と協働してデジタル技術で地域・行政課題の解決をめざす実証実験「シビックテックチャレンジYAMAGUCHI」を行っており、今年で2年目となります。
今回は、8件の課題に対して40社からの応募・提案があり、このうち8件について、協業して実証プロジェクトに取り組む企業を決定しました。
▼シビックテックチャレンジYAMAGUCHI(公式ウェブサイト)
https://cc-yamaguchi.jp/
▼報道発表 2022年9月12日更新「シビックテック チャレンジ YAMAGUCHI」の協働企業決定について(山口県)
https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/press/173951.html
「Urban Innovation JAPAN(アーバン・イノベーション・ジャパン、UIJ)」は、スタートアップ企業との協働実験を通じて自治体が抱える社会課題を解決する一連のプロジェクトで、「シビックテックチャレンジYAMAGUCHI」もその一つです。UIJでは、今後も全国各地でのプロジェクト運営を通じて、地域課題の解決とスタートアップ企業の成長支援の両面で社会に貢献したいと考えています。
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■実証実験を行う課題(テーマ)と採択企業
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課題1)地域活動をデジタルでもっと豊かに!デジタル時代の地域拠点の姿を一緒にかたちづくりたい!!
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来るべきデジタル時代を見据え、宇部市内のふれあいセンターに整備したデジタル機器を、地域の方々に積極的に使ってもらえるような仕掛けづくりを行い、地域活動の継続・活性化につなげたい。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/yamaguchi-pref/2022-5/local-digitization/ )
所管課:宇部市市民環境部市民活動課
採択企業:Serendipity Pilot 合同会社
課題2)24時間365日、いつでも思い立ったときに健診の予約を!デジタルの力で働き盛りの世代の受診率をアップして、健康寿命を伸ばしたい!
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健診(国民健康保険の特定健診など)は電話予約のみで時間外対応していない。若い世代における受診率を上げるため、スマホなどで簡易に予約できるツールを導入したい。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/yamaguchi-pref/2022-5/health_checkup_appointment/ )
所管課:長門市総合窓口課
採択企業:株式会社エスシーシー https://www.scc-kk.co.jp/
課題3)ぶち、せんない!(ものすごく面倒くさい!)スポーツ開放の手続きをできるだけ簡単にして、仲間と気軽にスポーツを楽しめるまちにしたい!
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学校は運動ができる身近な施設だが、空き状況の問い合わせ、学校と市それぞれでの申請手続きなど、申請方法が分かりづらく手間もかかるので、もっと気軽に利用できるようにしたい。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/yamaguchi-pref/2022-5/sports_facility_reservations/ )
所管課:周南市文化スポーツ課
採択企業:エクスフィールド合同会社 https://xfield.com/
課題4)子どもたちが、見て、聴いて、感じて、ふるさとに興味を持つデジタル社会科副読本教材をつくりたい!
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2024年度の小学校におけるデジタル教科書の本格導入にむけて、市が制作する小学生3年生の社会科の副読本を、単なるデジタル化ではなく、興味度、理解度の向上など、より学習効果が高まる教材にしたい。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/yamaguchi-pref/2022-5/sanyo-onoda-textbook/ )
所管課:山陽小野田市 学校教育課
採択企業:株式会社タカヤコミュニケーションズ https://takaya-com.jp/
課題5)問い合わせ対応に、AIのチカラで革命を!問い合わせ履歴から自動生成でFAQ(よくある質問)をつくりたい!
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担当者が24時間対応を行っている業務(現在ではワクチン接種など)における、現状の電話対応以外の手段を設けることによる、市民の問い合わせにおける利便性を向上させたい。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/yamaguchi-pref/2022-5/callcenter-faq/ )
所管課:山口県 新型コロナウイルス感染症対策室・薬務課
採択企業:Nota株式会社 https://notainc.com/ja/home
課題6)まるで森の宝探し♪高付加価値木材の生産者と材木業者のマッチングシステムを構築したい!
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寺社仏閣などに使用される特殊木材の取引における立木現物確認は大変な手間をかけて山林で行われるが、このプロセスをデジタル技術でスマートにしたい。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/yamaguchi-pref/2022-5/forestry-trade/ )
所管課:山口県 農林水産部 農林総合技術センター 林業技術部
採択企業:株式会社woodinfo https://www.woodinfo.jp/
課題7)「えっ!まさか、私が被害にあうなんて…」サイバー犯罪やネット被害の脅威を「自分ごと」として体験できる場をつくりたい!
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デジタル化の普及により、サイバー犯罪被害は増加傾向にある。被害に合う年齢などの属性ごとに、被害防止に繋がるアクティブラーニングツールを作成したい。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/yamaguchi-pref/2022-5/cybercrime-protect/ )
所管課:山口県警察本部(警務課・少年課・生活環境課・公安課) ・山口県県民生活課
採択企業:株式会社サイバーセキュリティバンク https://csbank.co.jp/
課題8)災害時の被害把握を迅速に!現場報告システムで初動体制をさらに早く
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大規模自然災害発生直後における、警察官から報告される被害情報の効率的な集約、およびそれら情報による被害場所の的確な把握による、初動の迅速化と適切な人員・装備品の配備を行いたい。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/yamaguchi-pref/2022-5/police-disaster/ )
所管課:警察本部 警備課
採択企業:株式会社Spectee https://spectee.co.jp/
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■「Urban Innovation JAPAN」とは
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Urban Innovation JAPAN(アーバン・イノベーション・ジャパン、UIJ)は、2018年の兵庫県神戸市における取り組みから始まった、日本全国の自治体の課題とスタートアップ・民間企業をマッチングするオープンイノベーション・プラットフォームです。DXに取り組む自治体のニーズを、本当に課題を解決できる人のところにまで届け、適材適所に課題を解決できる民間事業者との出会いが加速する姿勢が高い評価を受け、2021年度グッドデザイン賞を受賞しました。
▼過去の事例(15自治体)
https://urban-innovation-japan.com/past/
▼昨年度CCY事例(阿武町)
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会話を瞬時に字幕化し、高齢者や耳が不自由な人との円滑なコミュニケーションが可能に!
(デジテック for YAMAGUCHI 運営事務局 note記事)
https://note.com/digitech_ymg/n/n05d968dbece1?magazine_key=m58b0e33cfd07
プレスリリース提供:PR TIMES