プレスリリース
日本企業が海外スタートアップとのオープンイノベーションを起こすきっかけになる情報を提供します
日本企業と海外スタートアップの協業・事業共創の機会を提供するネクスビジョンテクノロジーズ株式会社(所在地:東京都文京区、代表者:富田耕輔、以下「NEXVISION」)が運営する海外スタートアップ業界の最新情報に特化したWEBメディア「STARTUP BOARD」(https://startup-board.jp/)が世界のリサイクル・スタートアップを100社掲載した「Recycling Startup 100」をリリースしました。
[画像: https://prtimes.jp/i/42313/33/resize/d42313-33-8f359eb8ea0944f47b13-0.png ]
このスタートアップリストでわかること
・6カテゴリー100社にわたるリサイクル業界の最新スタートアップ情報
・リサイクルスタートアップ投資市場の大局観
近年は、多発する異常気象や災害に加え新型コロナウイルス感染症の拡大もあり、世界中で気候変動や環境問題への危機感が高まっています。それに伴って、ESG投資が注目を集め、持続可能性に配慮し貢献する企業が高い評価を受けるようになりました。
世界経済フォーラムが発行するレポートでは、社会経済システムにおける体系的な移行により、2030年までに10兆ドルのビジネスチャンスと3億9500人の雇用が生まれると予測しています。
サステイナブルビジネスの中でも重要視される領域が、リサイクルです。一般的には、ペットボトルや資源ゴミなどの廃棄物を回収し再利用することを指しますが、サステイナブルビジネスでは製品の原料調達から、生産、廃棄に至るライフサイクル全体まで拡大して考えることがあります。同様の概念として、サーキュラーエコノミー(循環型経済)という言葉が用いられることもあります。
「Recycling Startup 100」では、リサイクルやサーキュラーエコノミーの構築に取り組むスタートアップを100社掲載し、網羅的なカテゴリーで詳細な情報を提供します。
レポートダウンロード:https://startup-board.jp/research/recycling-100/
日本ではまだ知られていない最新スタートアップ情報も多数掲載
ここでは、リストに掲載されているスタートアップを一部ご紹介します。これらの企業は、リチウムイオン電池からチューイングガムや割り箸までさまざまな資源のリサイクルに取り組んでいます。
プラスチック:Relicta
Relictaは、サーキュラーエコノミーに取り組むイタリアの企業です。魚の産業廃棄物からバイオプラスチックを製造しています。環境に配慮したRelictaのバイオプラスチックは、水溶性で微生物による分解が可能です。
本社所在地:イタリア、サッサリ
創立:2017年
投資額:N/A
出資者:N/A
リサイクルシステム:Rheaply
Rheaplyは、企業向けにリサイクルを促進するためのアセットマネジメントツールを提供するアメリカのスタートアップです。企業内資産の在庫管理や資産活用の確認に加え、不要なアイテムをマーケットプレイスに出品することができます。
本社所在地:アメリカ、シカゴ
創立:2015年
投資額:$12.7M(約14.5億円)
出資者:Solve Innovation Future, Microsoft Climate Innovation Fundなど
食品廃棄物:Gumdrop
Gumdropは、チューインガムをリサイクルして新たな化合物を形成するするイギリスの企業です。街中にはガムの回収ボックスが設置され、回収されたガムからメモ帳やペンなどの文房具やコーヒーカップなどを製造しています。
本社所在地:イギリス、ロンドン
創立:2009年
投資額:N/A
出資者:N/A
繊維・衣類:Capillum
Capillumは、髪をリサイクルするフランスの企業です。フランスの美容室では年間4000トンの髪が廃棄されています。Capillumはこれを回収し、医学研究や、水や土壌の汚染除去、有機栽培などに再利用します。
本社所在地:フランス、クレルモン・フェラン
創立:2019年
投資額:N/A
出資者:N/A
エネルギー資源:Li-Cycle
Li-Cycleは、リチウムイオン電池をリサイクルするカナダの企業です。使用済みの電池の不活性化と、利用可能な金属抽出において独自の技術を持ちます。これによって、使用済み電池中の原材料を95%以上再利用できます。
本社所在地:カナダ、ミシサガ
創立:2016年
投資額:$417.7M(約475.9億円)
出資者:Koch Strategic Platforms, Neuberger Berman Groupなど
その他資源(木材・金属):ChopValue
ChopValueは、使い捨ての割り箸を家具や生活雑貨にリサイクルするカナダの企業です。ローカルな資源活用に努めるなど、製品の製造過程でも環境負荷を小さくする工夫をしています。これまでに3800万本以上の割り箸をリサイクルし、130万kg以上の二酸化炭素削減に貢献しました。
本社所在地:カナダ、バンクーバー
創立:2016年
投資額:$1.9M(約90.6億円)
出資者:Fulmer Capital Partners, VANTEC Angel Network, Active Impact Investmentsなど
100社掲載レポートは以下のURLからダウンロードできます。
レポートダウンロード:https://startup-board.jp/research/recycling-100/
【WEBメディア概要】
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【ネクスビジョンテクノロジーズ株式会社について】
NEXVISIONは、日本企業と海外スタートアップとの協業・事業共創の機会を提供するために、以下の3つの事業を柱として事業を展開しています。
ビジネスマッチング事業では、日本企業と海外スタートアップとのマッチングをお手伝いしています。シリコンバレーだけではなく、ドイツやイスラエル等のスタートアップ国家での現地ネットワークや取引実績を持っているNEXVISIONが仲介することで、アプローチの効率化はもちろん、面談獲得向上にも寄与します。
リサーチ事業では、全世界の様々な業界のスタートアップ情報をお届けします。
業界別、国・地域別で注目のスタートアップ一覧を始め、日本展開を狙う厳選された有力スタートアップのエグゼクティブ・サマリー・レポートを提供しています。
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