プレスリリース

レポート全文は無料でダウンロードできます

近年、ハイブリッドカジュアルと呼ばれる新たなジャンルのモバイルゲームが登場しています。ハイブリッドカジュアルゲームでは、ハイパーカジュアルゲームの持つシンプルさに、より高度なゲーム進行のメカニクスを組み合わせることで、プレイヤーのゲームプレイ時間を長時間化させ、ユーザーエンゲージメントを高めています。開発コストが比較的少額で済むため（中〜低コスト）、参入障壁がそれほど高くなく、プレイヤーのエンゲージメントの高さに基づく利点が多数あることから、ますます多くの開発者がハイブリッドカジュアルゲームに移行しています。
『ハイブリッドカジュアルゲームプレイブック』では、ハイブリッドカジュアルを取り巻く状況や、ハイブリッドカジュアルゲームの成功事例について把握できることに加え、新しいゲーム体験提供するためのハイブリッドカジュアルゲーム開発のベストプラクティスを確認することができます。
ハイブリッドカジュアルの概要
ハイブリッドカジュアルゲームの人気は高まり続けており、2022年の総ダウンロード数は50億に達しています。この数値は、同ジャンルが流行し始めた2021年から3%の増加となっています。ハイブリッドカジュアルゲームは、より物語性のあるゲームスタイルによって、既存のプレイヤーを維持しながら新しいプレイヤーを取り込むことに成功しています。これとは対照的に、ハイパーカジュアルゲームは2021年から2022年でダウンロード数が15%減少しています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/100064/32/resize/d100064-32-654de53384aadb2dd762-1.png ]

開発者がマネタイズとプレイヤー体験のバランスをよくすることに成功したため、ハイブリッドカジュアルゲーム収益はこの2年間でほぼ倍増しました。選択制の広告を導入し、広告表示と引き換えにユーザーに報酬を提供することによって、非侵入型のゲーム体験を維持しながら、ゲーム収益の50%を広告から得ることが可能になっています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/100064/32/resize/d100064-32-8048efba6d85a433bfa6-2.png ]


ハイブリッドカジュアルゲームのサブジャンルを探る
ハイブリッドカジュアルゲームは、ハイパーカジュアルゲームプレイに魅力的なカジュアル要素を融合することによって、モバイルゲーム業界を変革しました。サブジャンルの分類は、開発者にとって製品ビジョンを絞り込むために必要不可欠です。
このプレイブックでは、さまざまなサブジャンルについて取り上げ、各サブジャンルのゲームの成功例を紹介します：
アーケード放置ゲームは、アドベンチャー的なアーケードの属性と、放置ジャンルのパワープログレッションやメタゲームシステムを組み合わせたものです。

バトル：プレイヤーは他のプレイヤーやNPCと対戦して勝利を目指します。

タワーディフェンス：押し寄せる敵に対してタワーを構築して、戦略的に配置します。

.io：徐々に縮小するプレイエリアで生き残りをかけて戦うマルチプレイヤーゲームです。

放置/タイクーン：資源管理、マーケティング、開発を行って、優れた企業帝国を構築するシミュレーションゲームです。

インタラクティブストーリー：プレイヤーが結果に影響する選択を行うことでストーリーを形作ることができるゲームです。

パズル：難解なパズルを解いてゲームを進めます。

レーシング：プレイヤーは時間や他のプレイヤーと競争してゴールを目指します。

シューティングゲーム：プレイヤーがキャラクターや乗り物を操作し、武器を発射して敵を倒すゲームです。

シミュレーションゲーム：プレイヤーは、資源を管理し、建造物を建設し、意思決定をしてゲームを進行させる必要があります。

スナイパー／FPSゲームは、プレイヤーが一人称または三人称の視点から敵を撃つゲームです。


[画像3: https://prtimes.jp/i/100064/32/resize/d100064-32-a001dc0485fe1c374968-3.png ]

ハイブリッドカジュアルゲームが進化する中で、開発者はジャンルの融合を試み、サブジャンル再構築と新しいゲーム体験創出のための革新的な方法を探っています。継続的なイノベーション、テスト、コラボレーションを通じて、このジャンルは今後ますます成長するでしょう。
[画像4: https://prtimes.jp/i/100064/32/resize/d100064-32-d7d555d209dcf2e3157a-4.png ]


収益を生むハイパーカジュアルゲームにする方法
このプレイブックでは、Zombie Defenseをケーススタディとして使用して、ハイパーカジュアルゲームをハイブリッドカジュアルのヒット作に転換するために採用された次のような戦略と手法について紹介します：
プレイヤーを長期にわたって惹きつけ、市場性とエンゲージメントの可能性を高めることができるコンテンツを作成する

A/Bテストを実施して、最も効果的な収益源を特定する

メタゲームを深化させ、ソーシャル機能を追加することによって、継続率とエンゲージメントを高める

アプリ内課金を戦略的に組み込んで、収益を拡大し、熱心なプレイヤーを維持する

主要指標をモニター・分析して、成功を持続させる

さまざまなプレイヤーグループのニーズとA/Bテストに基づく調整を通じて機能を強化することによって、リリース後もコンテンツを定期的に最適化し、最高のゲーム体験を実現し、ゲームのLTV（ライフタイムバリュー）を高める


[画像5: https://prtimes.jp/i/100064/32/resize/d100064-32-ca1ddc4eba79df04913a-5.png ]


ハイブリッドカジュアルゲーム開発のベストプラクティス
ハイブリッドカジュアルゲームジャンルに参入を目指す開発者は、シンプルなゲームメカニズム、魅力的なゲームプレイ、マネタイズ戦略を融合させたゲームを作るという難題をクリアしなければなりません。そのためには、このジャンルの主要なパフォーマンス指標、マーケティング戦略に加えて、次のような事項を理解しなければなりません：
ハイブリッドカジュアルゲームの主な3つの開発方法と、それぞれの方法の課題

プレイのしやすさや親しみやすいユーザー体験を重視して、ゲームのメカニズムをシンプルにする

シンプルさを維持しつつ、メタレイヤーによってエンゲージメントを高める

収益の可能性を最大化するアプリ内課金に優先的に取り組む

ゲームのビジョンをより広範なものにし、リリース後の最適化に取り組むことによって、ユーザーエンゲージメントを長期的に持続させる


[画像6: https://prtimes.jp/i/100064/32/resize/d100064-32-b9263a84af6ba74e988a-6.png ]

『ハイブリッドカジュアルゲームのプレイブック』を無料ダウンロードして、収益を生み出すハイブリッドカジュアルゲームに転換しましょう。

詳細情報は弊社ウェブサイトに記載しています：
https://sensortower.com/ja/blog/hybridcasual-games-playbook-2023-JP

[レポート全文の無料ダウンロード]
https://sensortower.com/ja/hybridcasual-games-playbook-2023-japan?utm_source=PRTimes

------------------------------

Sensor Towerの紹介
2013年にサンフランシスコで設立されたSensor Towerは、Twitter、Unity、Tencent、HBOなどのグローバルデジタル企業から信頼されている、データや分析環境を提供する企業です。モバイル市場のトレンド把握に役立つストアインテリジェンス、広告戦略の最適化に活用いただける広告インテリジェンスなど、デジタル分析プラットフォームとしてモバイルのあらゆる場面で質の高いインサイトと先進のカスタマーサポートを提供しています。
Sensor Towerは、Pocket Gamer Mobile Games Awards 2022において、Best Analytics / Data Tool賞を受賞しました。
[画像7: https://prtimes.jp/i/100064/32/resize/d100064-32-ecc12c30789a18197bf4-7.jpg ]


日本オフィスは2021年春より本格的に始動したばかりですが、パートナー企業様が急増しております。弊社スタッフも増員しながらお客様のサポートを強化していく所存です。
Sensor Tower 日本オフィス代表
谷内 照吾（Shogo Yachi）


Sensor Towerについての詳細情報は弊社ウェブサイトに掲載されております：
https://sensortower.com/ja
ブログ・レポートの更新情報はSensor Tower Japanツイッターで：
https://twitter.com/SensorTower_JP

プレスリリース提供：PR TIMES