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三井物産エアロスペース株式会社

1月6日 原田精機株式会社超小型衛星「HSKSAT」のISSからの放出完了

(PR TIMES) 2023年01月24日(火)17時45分配信 PR TIMES

三井物産エアロスペース株式会社(東京都千代田区 以下「当社」)の手配の下、原田精機株式会社(静岡県浜松市 以下「原田精機」)が開発、製造した超小型人工衛星「HSKSAT」の低軌道への放出が2023年1月6日(金)18時32分(日本時間)に行われました。これは当社が国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(東京都三鷹市 以下「JAXA」)から獲得した国際宇宙ステーション日本モジュール「きぼう」からの超小型衛星放出事業権に基づき、原田精機から請け負ったものです。
今後原田精機は、「HSKSAT」に搭載した望遠カメラの地球観測性能検証と、アマチュア無線通信による大容量データの高速通信の検証を行います。
当社は本事業を含む様々なサービスを通じて、これまで国内外の多くのお客様による超小型衛衛星の低軌道放出を支援して参りました。今後も宇宙の民間利用が皆様により身近なものになるよう宇宙事業を推進して参ります。


HSKSATについて

HSKSATは、原田精機が開発した3.9kgの3ユニット(3U)キューブサットです。HSKSATは、衛星の姿勢を制御する装置を搭載し、地上分解能約10mを有する高解像度のカラーカメラと望遠レンズの組合せにより地球観測を行います。撮像した高解像度画像は、Sバンド無線通信により、地上局に高速ダウンリンクします。

[動画: https://www.youtube.com/watch?v=OOoAeEMeaQM&t=2113s ]




原田精機株式会社コメント

HSKSATは原田精機として設計、製作、打上、運用管理を一貫して行う事業として取り組むプロジェクトです。「人工衛星を身近に感じて誰でも簡単に使ってもらえる」をテーマに情報公開してまいります。「あそうぼう 人工衛星で!」はホームページのタイトルです。夢がある宇宙というイメージから「楽しい宇宙」「安心して使える宇宙の情報」「簡単に使える宇宙の技術」「簡単に使える人工衛星」など、人工衛星を利用することは難しくない事をお知らせしております。主役は国民の皆さんです。原田精機は宇宙を使ったアイデアをサポートすることで社会に貢献してまいります。


関連リンク

「きぼう」から超小型衛星の放出映像 YouTube公式チャンネル「JAXA Channel」より引用 
https://www.youtube.com/live/OOoAeEMeaQM?feature=share&t=2115
※35:15より衛星紹介映像を、 47:36より衛星放出の瞬間の映像をご覧頂けます 

「HSK-SAT」原田精機が公開している人工衛星に関するホームページです
https://hsk-sat.com/

原田精機について

1983年に自動車部品の試作開発・製造を主業として設立し、2007年に航空宇宙分野に参入、その後2018年にグループ再編成を行い現在の商号である原田精機株式会社となりました。自動車、オートバイ、航空機、ロケット、人工衛星、競技用車両などの高精度な技術力を要求される精密部品を設計から試作開発、製造まで一貫して手がける技術集団であり、同社が製造した部品は、気象衛星「ひまわり」をはじめ、多数の宇宙機器への採用実績があります。(原田精機株式会社 HP: http://www.haradaseiki.co.jp/

[画像: https://prtimes.jp/i/74539/32/resize/d74539-32-602ac9017ea8844446bc-0.jpg ]



三井物産エアロスペースについて

1982年の会社設立以来 約40年に亘り、「航空宇宙・防衛の専門商社」として、ヘリコプターや航空機、宇宙・防衛・セキュリティ関連機器の輸入販売及び関連サービスの提供を通じ、日本の航空宇宙業界の発展や安全保障に貢献して参りました。情報技術、物流技術なども取り入れ、お客様のニーズにより幅広く、的確にお応えしていきます。(三井物産エアロスペース株式会社 宇宙事業Website: https://mba-space.com/

プレスリリース提供:PR TIMES

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